明治安田 J-REIT戦略ファンド『愛称:リート王』クローズアップファンド特集

明治安田 J-REIT戦略ファンド『愛称:リート王』クローズアップファンド特集

明治安田アセットマネジメント株式会社

「明治安田 J-REIT戦略ファンド」【愛称:リート王】
「明治安田 J-REIT戦略ファンド」【愛称:リート王】

投資方針
実質的な運用を行うマザーファンドの主要投資対象は、国内の金融商品取引所に上場するJ-REIT。リスク抑制の観点からイールドスプレッド等の変動に応じてJ-REITの組入比率を調整し、J-REITの組入比率を引き下げた場合は、日本国債の組入比率を引き上げるアクティブファンド。毎月(18日)決算。

  • 基準日:2019年11月末
  • 設定日:2011年6月30日
  • モーニングスターカテゴリー:国内REIT
  • 参考指数:東証REIT指数(配当込み)

モーニングスターの評価ポイント

3年トータルリターンは、23カ月連続でカテゴリー内上位25%以内を維持

 「明治安田 J-REIT戦略ファンド(毎月分配型)(愛称:リート王)」(以下、当ファンド)の、2019年11月末基準における3年トータルリターンは11.67%と、カテゴリー内で上位16%の好成績になっている。2019年11月末基準におけるモーニングスターレーティングは4ツ星となっていることからも、当ファンドが属する「国内REIT」内で相対的に優れた成績となっている。

 3年トータルリターンの推移(ローリングリターン)は、2019年11月までの36カ月のうち、24カ月でカテゴリー平均を上回っており、全期間でプラスのトータルリターンを維持している。2018年7月までの9カ月では、1%以上も同平均を上回り続けており、同平均のリターンがマイナスへ転ずる期間でもプラスのリターンを獲得していることは評価できる(図表1参照)。また、カテゴリー内の順位は、2018年1月以降23カ月連続で%ランクが上位25%以内と、上位のトータルリターンを獲得し続けている。J-REIT市場はオリンピック景気の影響などによって好調が続いているが、その中でも相対的に優れている運用成績を残しており、上昇局面でのパフォーマンスは優れていることが分かる。

(図表1)3年トータルリターンの推移(ローリングリターン)
(図表1)3年トータルリターンの推移(ローリングリターン)
  • ※期間:2016年12月〜2019年11月(月次)
  • ※当ファンド:明治安田 J-REIT戦略ファンド(毎月分配型)
  • ※カテゴリー平均:モーニングスターインデックス「国内REIT(単純)」
  • 出所:モーニングスター作成

5年リスクは、21カ月連続でカテゴリー内トップの低さ

 当ファンドの2019年11月末までの過去5年間のリスクは7.91%と、モーニングスターカテゴリー平均を1.05%下回り、相対的に低リスクの運用がなされている。カテゴリー内の順位は、2019年11月末までの21カ月で、連続1位の低リスクを維持している。また、設定来でカテゴリー平均を一貫して下回っており、長期的に見ればJ-REITの中で最も安定的な値動きであるファンドの1つといえるだろう。J-REITを組み入れたいが保有資産の大きな変動を避けたい投資家には有望な選択肢である。

 同月末までの過去5年間のシャープレシオを見ると、1.02となっており、リスクは「バランス」と「国内REIT」の間に位置し、リターンでは「国内REIT」より高く位置している(図表2参照)。「バランス」では、債券やREIT、株式など資産を分散して組み入れることでリスクを低減させている分、リターンが低くなる傾向があるが、一方で、当ファンドは、J-REIT特有のリターンの高さを維持しつつ、リスクを抑えることで運用効率を高めている。

(図表2)5年シャープレシオ比較
(図表2)5年シャープレシオ比較
  • ※データは2019年11月末時点
  • ※5年シャープレシオ:過去5年間の「リターン÷リスク」を近似値として算出
  • ※各資産はモーニングスターインデックス(単純)に基づく
  • ※当ファンド:明治安田 J-REIT戦略ファンド(毎月分配型)
  • 出所:モーニングスター作成

J-REIT市場が割高な局面では日本国債を組み入れることで、価格下落幅を抑制

 このような低リスクを維持する要因となる当ファンドの特徴として、10年国債とJ-REIT分配金の利回りの差(イールドスプレッド)の変動に応じてJ-REITの組入比率を調整し、代わりに日本国債を組み入れることでリスクを抑制していることが挙げられる。例えば、J-REITが割高と判断されれば組入比率を引き下げその分日本国債が組み入れられる。実際に、これまでの当ファンドの運用報告書を確認すると2013年5月から2016年1月までは、日本国債が16.6%〜25.9%の範囲内で組み入れられていたが、その間J-REIT相場が下落するタイミングでは、値動きの変動が抑えられ下落幅が小さくなっている(図表3参照)。当ファンドの銘柄数は2019年11月末で、27銘柄で、東証REIT指数(配当込み)の63銘柄に比べると約半分に絞り込まれており、通常、銘柄数を少なくすると値動きが大きくなるが、当ファンドでは、局面に応じて日本国債を組み入れる商品設計が、低リスクの運用に寄与している。

(図表3)設定来の当ファンド、カテゴリー平均の推移
(図表3)設定来の当ファンド、カテゴリー平均の推移
  • ※期間:2011年6月29日(設定日前営業日)〜2019年11月末(月次)
  • ※当ファンド:明治安田 J-REIT戦略ファンド(毎月分配型)
  • ※カテゴリー平均:モーニングスターインデックス「国内REIT(単純)」
  • 出所:モーニングスター作成
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