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投信エキスポ2016投信エキスポ2016

特別講演 第10部

“配当貴族指数”を知っていますか?
〜新たな視点の株式インデックス投資〜

  • 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    主管 
    百瀬 順治氏

 三井住友トラスト・アセットマネジメントの主管、百瀬順治氏は、株式の配当成長に着目したインデックス投資の有効性について解説した。講演要旨は以下のとおり。

SMTインデックスシリーズは「分かりやすい、始めやすい、続けやすい」

 「SMTインデックスシリーズ」は「分かりやすい、始めやすい、続けやすい。」をコンセプトに地域・資産別にラインアップしたインデックスファンドのシリーズ。たとえば、日本株式という一つの資産クラスに「日経225」「TOPIX」「JPX日経インデックス400」など複数のインデックスファンドを用意し、見通しに適うインデックス、足りない資産を補完するなど、自由に組み合わせて使える。8月30日に新ファンド「SMT米国株配当貴族インデックス・オープン」「SMT日本株配当貴族インデックス・オープン」を追加し、シリーズ全19本のラインアップになった。

 新たに追加したファンドは、「増配」がキーワードだ。マイナス金利が導入され、世界的な低金利が継続していることで、債券で安定的な利回りを得て株価変動の下支えにするということが難しくなっている。そこで、債券に代わる資産としてリートや高配当株が注目されるようになった。新ファンドは、低コストで分散投資しながら好配当株式に投資できるインデックスファンドだ。

図表1:SMT インデックスシリーズに新しいファンドが仲間入り
注目のスマート・ベータが加わり、さらに豊富になったラインナップ

図表1:SMT インデックスシリーズに新しいファンドが仲間入り注目のスマート・ベータが加わり、さらに豊富になったラインナップ
  • ※ SMT インデックスシリーズを構成する各ファンドは、ファンド毎に設定された購入時手数料(上限3.24%(税抜き3.0%))および運用管理費用(信託報酬)とうの諸費用をご負担いただく場合があります。また、各ファンドは書かうの変動等により損失が生じるおそれがあります。

日米“配当貴族指数”インデックスの活用方法

 世界的な低金利で高配当株式が注目されている。相対的に高い配当利回り、配当成長が見込まれ、相場下落時には高水準のインカムの積み上げが運用収益の下支えに役立つ。さらに、付加価値を加えて、連続増配企業に着目したインデックスが“配当貴族指数”だ。

 連続増配企業は、財務内容が良好で、好業績、株主還元に積極的という特徴がある。このため、高水準のインカム収益が期待でき、かつ、高い収益力や成長性に裏付けされたキャピタル収益の期待もあるという大変魅力的な投資先だ。これをインデックスファンドにすることで、低コストで商品提供することが可能になった。

対談用写真

三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
主管

百瀬 順治氏

 米国株を対象にした「S&P500配当貴族指数」とは、S&P500指数構成銘柄のうち、過去25年連続して増配している優良大型株を抽出して算出している株価指数。2005年5月に算出開始されている。過去25年以上増配を続けている企業は、湾岸戦争や同時多発テロ、リーマンショックなどの数々の困難を乗り越えて増配を維持している。それだけ、安定した収益基盤を持ち、効率性の高い事業経営を行っている企業といえる。実際に総資産利益率(ROA)を見ると、TOPIXや先進国(除く日本)、新興国のインデックスと比較して頭抜けて高い効率性を示している。

 日本株を対象とした「S&P/JPX配当貴族指数」は、TOPIX構成銘柄のうち、10年以上にわたり毎年増配している、または、安定して配当を維持している配当利回りの高い企業を抽出した指数にしたもの。

 過去の値動きをみると、日米ともに配当貴族指数は、市場平均と比べて中長期的に高いパフォーマンスを示してきた。高水準のインカム収益の積み上げが下支えとなって、相場の下落時に下落率を抑える効果が強く出ている。結果的に、リスクは抑制され、リターンは市場平均を上回るという運用成績となっており、付加価値のある株式投資手法として注目されている。

図表2:日米貴族指数のパフォーマンス特性

図表2:日米貴族指数のパフォーマンス特性
  • ※ 平均リターン。リスク(標準偏差)は算出期間の各指数等の月次騰落率を基に年率換算
  • ※ S&P500配当貴族指数及びS&P500指数は米ドルベース、S&P/JPX配当貴族指数およびTOPIXは円ベースです。
  • ※ 使用しているインデックスは配当込み指数を使用しています。
  • 出所:S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス、Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
  • ※ 上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。

SMTインデックスシリーズの新ファンド

 「SMT米国株配当貴族インデックス・オープン」は、S&P500配当貴族指数に連動する投資成果をめざすインデックスファンド。為替ヘッジはしない。ファミリーファンド方式を採用することで、信託報酬税込0.594%で提供する。指数構成銘柄は50銘柄で、16年7月末現在の配当利回りは2.4%。S&P500の配当利回り2.1%より高い。1年に1回、銘柄の見直しを行う。

 「SMT日本株配当貴族インデックス・オープン」は、S&P/JPX配当貴族指数に連動する投資成果をめざす。信託報酬は税込0.4536%。指数構成銘柄は50銘柄で、配当利回り2.6%はTOPIXの2.2%より高い。1年に1回銘柄の見直しを行う。

 不透明な経済状況で、世界的な低金利が続いている中、収益力のある企業群で構成された配当貴族指数は、相対的に高い配当収益に加え、キャピタル収益の期待もある魅力的な投資対象といえる。投資対象の一つとして、日米の配当貴族インデックスファンドをご検討いただきたい。

セミナー風景

本セミナーにてご紹介したファンド(SBI証券WEBサイトへ)

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