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投信エキスポ2016投信エキスポ2016

特別講演 第2部

ピクテバリュー宣言
投資で応援する“持続可能な社会実現”

  • ピクテ投信投資顧問株式会社
    代表取締役社長 
    萩野 琢英氏

ピクテのバリュー宣言「誠実」「敬意」「卓越」「独立」

 ピクテは6月にバリュー宣言を行い、4つの考え方「誠実」「敬意」「卓越」「独立」と、6つのアクションプランを発表した。アクションプランの中で特に重要なのは、「日本の投資家のための資産運用能力を強化する」ということだ。

 ピクテの本社はスイスのジュネーブにある。スイスに行く度に感じるのは、スイスの山に残る雪が減ってきていること。スイスの山は氷河に覆われているので、万年雪のはずなのだが、徐々に少なくなっている。他にもグリーンランドの氷河が融け始めているなど、欧州では環境問題が切実だ。

地球の温暖化が加速している

 アラスカで砂漠が生まれている。カナダのカナディアンロッキーでも砂漠化が始まっている。水の多い日本では実感しにくいが、着実に地球の砂漠化は進んでいる。

 温暖化の影響は豪雨という形でも表れている。台風も大型化している。また、海水温が上がったことによってサンゴの白化が進んでいる。日本近海の海水温も上昇している。

 世界の平均気温が徐々に上昇してきた。2010年以降に上昇が加速している。

対談用写真

ピクテ投信投資顧問株式会社
代表取締役社長

萩野 琢英氏

図表1:地球温暖化が加速

図表1:地球温暖化が加速。
  • 出所:この文章はダミーです。
  • 出所:気象庁のデータ(http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/list/an_wld.html)を使用しピクテ投信投資顧問作成
  • ※ グラフは、世界の年平均気温の1981〜2010年平均基準における偏差の推移(年次、1891年〜2016年)

 京都議定書が先進国にロシア、ウクライナを含めてまとめられたことを受け、パリ協定では新興国も含む196カ国が参加してまとめられた。当時の米オバマ大統領の指導力が大きな力になっていたのだが、このパリ協定からトランプ大統領は離脱するといっている。もっとも温暖化ガスの排出量が大きなアメリカが抜けることは、非常に残念なことだ。しかし、地球温暖化への対策は、もう後戻りできない。

 ホーキンス博士が地球の寿命は100年と言っていたが、それから一段と環境は厳しくなっている。地球のサステナビリティ、持続可能性が重要だ。それに貢献する企業を応援しようという姿勢が投資の世界でも重要になってきている。

 ピクテは、本社の電力を太陽光発電で賄おうとするなど、自らも努力を続けている。2007年に2020年までに温暖化ガスの排出を40%削減するという目標を掲げた。8年間で25.6%削減まで進めている

環境保全のイノベーションに投資するファンド

 「iTrustエコイノベーション」を9月15日に設定した。2006年ごろにエコファンドブームがあったが、現在のEcoはそれとは少し違い、さらなるイノベーションが問われている。例えば、電気自動車の走行距離を伸ばすための電池容量の問題を解決するためなど、イノベーションが重要になっている。

図表2
  • 出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
  • ※ 2015年4月28日に投資対象を変更
  • ※ 世界株式:MSCI世界株価指数(配当込)
  • ※ 上記はiTrustエコイノベーションの投資対象である、ピクテ・エコディスカバリー・アロケーション・マザーファンドの運用実績であり、ITrustエコイノベーションの実績ではありません。また、過去の実績であり、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。

 パリなど欧州の主要都市では、電気ステーションが増えている。Co2の60%はエネルギーに由来するので、エネルギーの効率的な使用は重要だ。その点、電気自動車はエネルギーの80%が走るために使われているが、ガソリン車は20%程度。エネルギー効率の点では電気自動車が圧倒的に優れている。

 エコとか環境保全という言葉は、日本ではあまり実感がわかないかもしれない。ただ、このところコバルトの価格が上がっている。リチウムイオン電池の材料として欠かせない素材だ。あまり目立ってはいないが、着実に動きが出ていることがわかる。

 再生可能エネルギーは、太陽光でも風力でも砂漠が最適。日本では広大な砂漠がないため、一般には普及していないが、世界では広く再生エネルギー事業が行われている。また、グリーンビルディングといわれる、環境に配慮したビルは、家賃を高く設定できるなどのメリットがいわれている。このようなエコイノベーション企業に投資しようというのが、「iTrustエコイノベーション」だ。

 投資は流行ではない。「今さら、エコなんて」といわれることがあるが、皆がエコ投資に注目していないからこそやってみる価値がある。世の中が大きく動く時には、ファンドを通じて投資先企業と投資家がウィンウィンの関係になるようにしたい。

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