MORNINGSTAR 株式会社SBI証券

投信エキスポ2016投信エキスポ2016

特別講演 第7部

つみたて投資のススメ

  • 三菱UFJ国際投信株式会社
    取締役商品部門副部門長 
    代田 秀雄氏

ストレスなく、半数以上の人が成功しているつみたて投資

 個人ができるつみたて投資の方法は3つある。一つは、来年1月からの「つみたてNISA」年間40万円まで、20年間にわたって非課税で投資ができる。次に、今年1月から加入対象者が広がったiDeCo。個人型の確定拠出年金。これも非課税で積立投資ができる。そして、SBI証券を始め金融機関が提供している積立投資の仕組みがある。

 なぜ、積立投資が良いのか? 今年の春にネット投資家にアンケートを取って意見を聞いた。積立投資を始めたきっかけを聞くと、「自分で本やネットで勉強した」という答えが約50%。次いで、「老後の資金づくり」が30%だった。

 積立投資で機械的に投資すると、相場の局面判断、今が割安か割高かなどの判断していくことから解放される。積立投資で中長期に投資を続けるポイントは「ストレスフリー」だ。株価が上がってきてもっと上がると思って投資したところが高値掴みをしてしまう。また、下がってくると、もっと下がるのではないかと不安に思って売ってしまったところが底値になる。このようなストレスをなくすことが積立投資には備わっている。

 具体的には、下のグラフをみてみる。2017年7月末時点の日経平均が19,925円であるため、1989年12月末時点で日本株に一括投資した場合は、購入単価が38,915円であり、18,990円の評価損が発生している。一方、毎月1万円ずつ積立を続けた場合は、平均購入額が14,133円となり、5,792円の評価益が発生している。

図表1:毎月1万円ずつ日本株に投資をした場合

図表1:毎月1万円ずつ日本株に投資をした場合
  • ※ 上記は指数を使用しています。指数については【本資料で使用している指数について】をご覧ください。
  • ※ 購入数=購入金額÷日経平均株価。小数点以下切り捨てで計算しています。そのため、購入単価と購入数を掛けて計算した金額が購入金額と完全には一致しません。
  • ※ 上記は「日経平均株価」を毎月購入すると仮定していますが、実際には日経平均株価を直接買付けすることはできません。
  • ※ 上記はあくまでもシミュレーションであり、日経平均株価の推移を示唆するものではありません。
  • ※ 特定の投資対象が値上がり続ける場合、もしくは値下がり続ける場合には、購入時期を分散させることがマイナスに働くこともあります。
  • ※ 上記は、過去の実績・状況であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。

また、毎月の投資額を聞くと、2万円未満が多かった。少額でも継続することが大事だ。そして、積立投資している本数は、2本以下が60%を占めた。分散投資が大切だといわれる。日本株だけではなく、先進国株、新興国にも投資すること。株式だけでなく債券にも、また、REITにも投資を考えたい。ファンドは1本でも、様々な資産に分散投資できる。そして、半数以上の人が積立投資がうまくいっていて、ポジションを増やしたいと考えている。

つみたて投資に向いているパッシブファンド

 手間は何かを聞くと、「商品選び」が最も多い。商品選びのポイントは、「長期」「実績」「コスト」になっている。つみたてNISAでは20年間続けられるので、ファンドが20年間存続するのか? また、アクティブファンドのコンセプトは20年後でも有効なのかということが問われる。

 米国の投信で、過去10年のアクティブファンドの信託報酬控除後のリターンが、パッシブファンドの平均リターンに劣っているという結果がある。かつ、信託報酬控除前でもパッシブに負けているということだ。もちろん平均の話なので、中にもパッシブを上回る成績を残しているファンドマネジャーもいる。ただ、20年間の成績をみると、ほとんどのアクティブマネージャーはパッシブに負けてしまう。どうやってパッシブに勝てるマネージャー探すのかということは大変なストレスになる。パッシブファンドであれば、優秀なファンドマネジャーを選ぶというストレスを感じなくても良い。

対談用写真

三菱UFJ国際投信株式会社
取締役 商品部門副部門長

代田 秀雄氏

 パッシブファンドを選ぶポイントは、「コスト」と「資産配分」。コストには、信託報酬という見えるコストと、「執行コスト」といわれる非開示のコストがある。執行コストは、ファンドが組み入れる株式や債券を売り買いすることによって負担しているコストのこと。ファンドの規模が大きいほどにコスト負担率は小さくなるので、マザーファンドが十分に大きいかどうかを確認する必要がある。

「eMAXIS Slim」と「eMAXIS 最適化バランス」

 「eMAXIS Slim」は極力低コストで提供しているインデックスファンドだ。このファンドの特徴は、業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続けるという点。現在、日本株は0.18%で提供していたが、新たに他社が0.17%で新商品を出してきた。そうすると、0.17%に引き下げることを検討する。また先進国株についても、現在0.20%で提供しているが、他社が0.19%で出してきたので、そちらに追随するように、現在検討している(※)。お客さまは、コストのことを気にせずに長期で投資していただける。

※講演中話題に上がった2ファンドについては、「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」という特徴のもと、10月2日(月)に下記の通り信託報酬の引き下げを実施している。「eMAXIS Slim国内株式インデックス」は年率0.18%以内(税抜)から年率0.17%以内(税抜)へと引き下げ。「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は、年率0.20%以内(税抜)から年率0.19%以内(税抜)へと引き下げ。

 また、「eMAXIS 最適化バランス」は、お客さまの許容できるリスク水準に合わせて、最も高いリターンが得られる資産の組み合わせを提案している。リスク許容度の診断にはロボアドバイザーを提供している。ロボアドは、販売会社であるSBI証券など金融機関のホームページ等に設置してあるので、是非、ご自身のリスク許容度を診断していただいて「最適化バランス」のご活用を検討していただきたい。

セミナー風景

図表2:当社のご提案 選ぶ2つの視点

図表2:当社のご提案 選ぶ2つの視点
  • ※ 対象範囲:ETF・DCを除く公募追加型株式投信をFundmarkの分類を参考に三菱UFJ国際投信で集計。他社類似ファンドが信託報酬率の引き下げを行った場合、当ファンドの信託報酬率も引き下げ、業界最低水準にすることを目指しますが、これを実現することを保証するものではありません。他社類似ファンドが信託報酬率の引き下げを行った場合、業界最低水準ではない期間が存在する旨、ご留意ください。
  • ※ 上記は一例を示したものであり、すべてを網羅するものではありません。

本セミナーにてご紹介したファンド(SBI証券WEBサイトへ)

Platinum Sponsors

Gold Sponsors

Silver Sponsors

Bronze Sponsors

Special Sponsors

この資料は投資判断の参考としてモーニングスターが情報提供しております。モーニングスターのレーティング情報は過去のパフォーマンスに基づくものであり、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。また、モーニングスター株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、安全性等について保証するものではありません。著作権、知的所有権等一切の権利はモーニングスター株式会社並びにMorningstar.Incに帰属し、許可なく複製、転載、引用することを禁じます。

広告企画・制作=モーニングスター株式会社

Copyright© Morningstar Japan K.K.All rights reserved.