投信フェア2018 in 福岡採録投信フェア2018 in 福岡採録

特別講演 第2部

はじめてのつみたて投資

  • 三菱UFJ国際投信株式会社
    お客さまサポート部部長 兼 福岡支店長 
    大塚 泰司氏

ストレスのない投資「つみたて投資」

 これから投資をやっていこうとされている方もいらっしゃると思いますが、投資を躊躇するポイントがあります。「よくわからないからこわい」「タイミングがわからない」「どれがいいのかわからない」という理由があります。わが国には6,000本以上のファンドがあるので、どれに投資しようか迷ってしまいます。

 このような投資に躊躇する理由に対し、ストレスなく投資をする方法が「つみたて投資」です。つみたてNISAの魅力についてポイントをお話ししたいと思います。

図表1:
  • ※ 上記は当社が考える一例です。

 「投資金額が毎月、自動的に引き落とされるから便利」。最初に累積投資契約を結んで始めますが、そうすると、決まった金額が、口座から自動的に引き落とされて決まった投信の購入ができます。いちいち手続きの必要がなく便利です。

 「定期的に投資されるので、買うタイミングに悩まない」。下がった時に買って、上がった時に売るのが理想的ですが、専門家でも難しいことです。下がったら買おうと思って待ち構えていると、結局買えなかったということにもなります。定期的に購入することで、買うタイミングに迷うことがありません。

対談用写真

三菱UFJ国際投信株式会社
お客さまサポート部部長 兼 福岡支店長

大塚 泰司氏

 「少額から投資できる」。昨年弊社で積立投資をしている人にアンケートを取りましたが、毎月の積立額で一番多いのが毎月1万円未満で33%でした。2万円未満では63%になります。投資というと、大きなお金が必要と考えてしまいますが、数千円からできます。福岡銀行でも5,000円以上で積立投資ができますので、ご検討ください。

 そして、「購入単価をならすことができる」というメリットがあります。これは、重要なポイントです。たとえば、4万円を投資しようとするとして、基準価額1万円の投信を一括投資すると、4万口を購入することができます。これを4回に分けて、1万円、1.2万円、0.7万円、1.1万円で購入できたとすると、0.7万円の時には1万4,286万口買えるので、合計で4万1,711口が買えます。購入単価は9,590円になります。分けて買うことで価格がならされています。

 つみたてのいいところは、ストレスがないことです。下がった方が、多くの口数が買えるので、値下がりしてもあまりくよくよしなくてすむ、ということになります。一番困るのは、買っている間は高く、最後に下がるパターンです。右肩上がりの投資環境であるか、あるいは買っている間は安く、最後に上がってくるというのがいいパターンといえます。日経平均株価の事例だと、最初に一括して投資した場合は86口しか買えませんが、毎月買っていった場合は237口購入できます。

 たとえば、日経平均株価で10年間、毎月1万円を積み立てた場合、10年間で元本は120万円ですが、積立投資の評価額は249万円になります。この10年間にはリーマンショックによる株価の下落もありましたが、元本割れの期間は少ないことも特徴です。投資タイミングを考えることなく、ストレスなく投資ができるのがつみたて投資です。

つみたて投資で「何」に投資するか?

 投資する対象によっては、値動きの仕方が異なります。何に投資すれば良いのかというのもポイントになります。

 ここに2007年から昨年まで11年間の資産ごとに1年間の値上がり・値下がりの変化を並べたものがあります。2007年には新興国株式は31%の値上がりをし、先進国リートは17%値下がりしました。08年はリーマンショックで日本債券を除く資産は暴落し、翌年は全て大きく上がっています。この推移をみて、何が次に上がるのかを見出すのは難しいと思います。よくファイナンシャルプランナーが分散投資を言って、お金を投資期間に応じて分けて考えましょうといいますが、何が次に上がるのかがわからないので、分散しましょうということです。

図表2:
  • ※ 上記は指数を使用しています。指数については【本資料で使用している指数について】をご覧ください。株式とリートについてはトータルリターン(配当込)の指数を使用しています。先進国債券、新興国債券、先進国株式、新興国株式、先進国リートは、米ドルベースの指数を使用しており三菱UFJ国際投信が円換算しています。
  • ※ 8資産は、国内債券・先進国債券・新興国債券・国内株式・先進国株式・新興国株式・国内リート・先進国リートの年間リターンの平均値です。
  • ※ 計測期間が異なる場合は、結果も異なる点にご注意ください。
  • ※ 上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。
  • 出所:Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成

 そこで、8つの資産に8分の1ずつ投資してみます。国内・先進国・新興国の株式と債券、そして、国内と先進国のリートです。そうすると、価格の動きがならされてきます。大きく値上がりすることもありませんが、下げることも大きくはありません。ベースの資産を作っていくことのポイントは、分散して投資することです。

 たとえば、10年間を8資産に分散して積立投資した場合を見てみると、元本120万円に対し、評価額は197万円になります。これを先ほどの日経平均株価で毎月1万円を10年間積み立てた場合のグラフと比較すると、評価額のデコボコが少なくなっていることがわかります。また、元本を下回るようなことも少なくなっています。じっくり資産形成をするには、分散が重要なポイントです。

 投資のポイントでもうひとつ重要なことは長期投資です。

 たとえば、3つの資産に分散投資した場合、1年間の投資期間では、過去10年間で1年間に48%上昇した年もあれば、45%マイナスの年もあります。ところが、10年間保有したとすると、1度もマイナスになることはありません。長期で分散して投資することが大事です。個人的には相当期間長期に投資できるのであれば、リスクをある程度積極的にとっても良いと感じます。

「つみたてNISA」の活用で長期の分散投資を

 今年から始まったつみたてNISAは、つみたてが前提になっていますが、つみたての仕方は、毎月でも半年に一回でもいいのです。非課税期間が20年間、1年間の限度額は40万円ですが、20年間をフルに活用すれば、800万円の枠があります。今年から2037年まで、運用期間の最終は2056年まであります。非常に長い期間ですが、解約は自由にできます。

 使えるファンドは、2018年2月23日時点で142本と限られています。コストが低いこと、購入時手数料は無料、毎月分配型はダメなど、金融庁が細かく規定しています。コストの安いファンドで長期に積立投資をしてほしいと、金融庁が本気で貯蓄から投資へを推し進めていると思います。ファンドには株式が入っていることが条件になっていますので、我が国でも株式などに投資する長期投資が必要になっているということだと思います。デメリットは、既存のNISAと同じように損益通算ができないなどのデメリットがあります。

 20年間の非課税というメリットは大きいので、是非、つみたてNISAの制度を使って、長期で分散した積立投資を始めていただきたいと思います。

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