資産運用フェア2020 in 新潟資産運用フェア2020 in 新潟

掲載期間:2020年3月17日〜2020年4月17日

特別講演1

人生100年時代の資産設計
〜長くなる人生、やりたいことも永く続けたい

  • 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    投信営業第三部 上席推進役
    井上 馨氏

人生100年時代を楽しむ

 人生100年時代という言葉が、ニュースなどで良く使われるようになりました。寿命が延びています。昔は人生80年くらいでしたが、最近は90歳を超えて人生100歳くらいの方が増えています。そこで、自分のライフコースを見直す必要があります。

 「生命寿命」が100歳に近づいていますが、寝たきりで長生きするのはつらいので生命寿命に「健康寿命」を近づけていく必要もあります。一方で、長生きするとお金の心配もでてきますので「資産寿命」についても考え、この3つの寿命をバランスよく考えていくことが必要になってきます。

 日本における平均寿命は延びていますが、1960年では男性65.3歳、女性は70.3歳が平均寿命でした。世の中全体が高齢化してきています。今のペースは、10年で2歳くらいずつ平均寿命が延びています。今後も平均寿命は延びていくことが考えられますので、資産についても少し余裕をもって計画していく必要があると思います。

 ゆとりある老後の生活費について、ご夫婦で月額34.9万円の生活費が必要といわれています。平均値ですので、個人によって差はあると思います。一方、年金で得られる実収入が平均22.3万円程度です。これを単純に差し引きますと、12.6万円不足するという計算になります。したがって、少し余裕をもって考えると、毎月15万円くらい生活費を補填するものがあれば、余裕を持った老後が過ごせるということになります。

 たとえば、65歳の男性が85歳まで生きる可能性が53%です。さらに、90歳まで生きる可能性は30%くらいです。女性の場合は90歳まで生きる可能性が53%になっています。95歳まで生きる可能性が28%です。

 昭和の時代の資産額推移のモデルでは、勤労世代に貯蓄をコツコツしながら、退職時に退職金をもらい、その貯蓄と退職金と年金で生涯を終えていたイメージです。しかし、寿命が延びていますので、昭和の時代の資金計画では足りなくなってきています。今後は、勤労世代の時に運用して資産を増やすことを考えます。退職時に退職金をもらっても、退職後に、働き続ける方が増えています。そして、完全に退職してしまったら、それまでの資産を活用する時期になりますが、そのまま取り崩すのではなく、資産を延命させる努力もしていくことが必要だといわれています。

対談用写真

三井住友DSアセットマネジメント株式会社
投信営業第三部 上席推進役

井上 馨氏

図表1:資産額の推移のイメージ

図表1:資産額の推移のイメージ
  • 出所:金融庁「高齢社会における金融サービスのあり方(中間的なとりまとめ)」を基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 平均余命表というものがあります。統計データで毎年更新されています。65歳男性は19.7年です。統計上は84.7歳まで生きる可能性が非常に高いということになります。65歳女性は24.5年です。89.5歳まで生きる可能性が高いということです。これくらい生きることを前提として、いろんなことを考えていく必要があります。

 たとえば、65歳男性が約20年間の余命があるとして、仮に3,000万円の資産があるとします。勤労世帯の平均貯蓄額と平均退職金を足すと平均が3,300万円になっています。運用しないで3,000万円から、隔月で30万円ずつを取り崩した場合、年金は偶数月に入ってきます。16年で3,000万円がゼロになります。年間3%で運用できた場合には、定率で引き出した場合、36年間経過後も資産は1,000万円以上残ります。

 人生100年時代を考えた場合、資産の使い方に「定率」という考え方を入れることも考えた方が良いと思います。

 3%で運用し、定額で隔月30万円ずつ使った場合と、定率で年6%ずつ使っていった場合を比較します。運用しているため、定額で引き出しても24年目にゼロになります。65歳でスタートしますと89歳の頃にゼロになる計算です。定率で考えると資産はもっと長持ちします。

図表2:定率・定額の取崩額と資産残高のシミュレーション

図表2:定率・定額の取崩額と資産残高のシミュレーション

 日本の公的年金も国内債券や国内外の株式などに分散投資しています。公的年金も分散投資することによって中長期でリターンを稼いでいます。2001年くらいからの公的年金の運用成績をみると、良いときと悪いときがあるのですが、均してみると年率3%くらいで運用ができています。ひとつの目標として年率3%の運用ができれば、少し余裕のある老後生活が送れるのではないかと思います。重要なのは、しっかり分散投資していることです。

 運用しない場合、3,000万円の定額取り崩しは、隔月で30万円を取り崩すと16年で残高がゼロになります。年率3%で運用して隔月30万円を定額で取り崩した場合、24年目で残高がゼロになります。これが年間6%を取り崩し、定率で取り崩した場合、資金の減り方が緩やかになります。将来、病気するようなことがあることを考えた場合、カツカツの生活では大変です。ある程度余裕のある計画を立てた方が良いと思います。定率で引き出すと、その金額は少しずつ減っていきますが、資産を長持ちさせることを第一に考えたいと思います。

人生100年時代・世界分散ファンド

 人生100年時代に対応するファンドとして「人生100年時代・世界分散ファンド」を提供しています。しっかり運用しながら、使っていくことを前提とした商品です。

 運用は、世界の債券や株式やリートなどで分散投資をするバランスファンドですが、受け取りの方法によって3つのコースがあります。中長期的な目標リターンとして短期金利相当分プラス年3%程度を目指す運用となります。「資産成長型」は分配金を出さないコースですが、「3%目標受取型」「6%目標受取型」は、年金の出ない奇数月に分配金を払い出します。「3%目標受取型」は基準価額に0.5%をかけた金額を年6回出していきます。「6%目標受取型」は基準価額に1%をかけた金額を年6回払い出します。こちらは、ゆっくりと資産が減っていくイメージです。基準価額が2,000円に到達すると繰上げ償還となります。

図表3
  • ※上記はイメージであり、将来の運用状況、成果等を示唆あるいは保証するものではありません。

 これまでの投信は、たとえば、毎月分配型の商品は、分配金は1万口当たりいくらというように定額で出していました。運用がうまくいかなかった場合は分配金が下がったり、出ないこともありましたので、分配金がいくら出るのか安定していませんでした。このファンドでは定率で分配金を出していきます。

 運用は、世界の株式、債券、リートに分散投資します。ETFを通じて投資を行い、状況に応じて資産配分率を変更していきます。18年8月末に設定しました。設定来の基準価額の動きは、18年8月末に設定し、その年の年末にかけて株価が下落しましたので基準価額も下落しました。その後、回復し、19年12月末に過去1年で7.1%のトータルリターンになっています。キャッシュフローがしっかり出てきますので、年金の補完などでご利用いただけると思います。

 この他にも、人生100年時代にふさわしいと考える商品があります。「アジア好利回りリート・ファンド」は、アジアのリートでの運用が好調です。「グローバルAIファンド」は世界の人工知能関係の企業に投資するファンドです。人工知能が私たちの生活の中にどんどん入ってきていますので、次の5年、10年が非常に楽しみなファンドです。

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