MORNINGSTAR

日本の優れた個人投資家の意見で企業の経営を変える 世界初!公募投信型のアクティビスト・ファンドが誕生 日本の優れた個人投資家の意見で企業の経営を変える 世界初!公募投信型のアクティビスト・ファンドが誕生

ESG型 部門 優秀ファンド賞

ウィズコロナ時代
~『SDGs×イノベーション=インパクト投資』~

受賞ファンド名:世界インパクト投資ファンド『愛称:Better World』

  • ウエリントン・マネージメント・ジャパン・ピーティーイー・リミテッド
    グローバル・リレーションシップ部 ヴァイス・プレジデント サブアドバイザリー・ビジネス統括 
    堀米 貴士氏
  • 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    クライアントサービス部 シニアマネージャー 
    富岡 育子氏

ミレニアル世代×ウィズコロナ×イノベーション

富岡氏:
当ファンド名にもなっている「インパクト投資」とは、どのような投資なのでしょうか?
堀米氏:
世界には貧困、格差、食料、水、資源不足、地球温暖化など様々な問題があります。課題解決のためのブレイクスルー、イノベーションが必要であり、イノベーションによって新しく誕生した市場は、長期的な成長や発展が期待されます。
まさに世界最大の問題は、世界最大のビジネスチャンスなのです。これに着目し、世界的な課題解決に取り組み、社会や地球環境にインパクトを与えている企業に投資するのが、インパクト投資です。
図表1:
  • 出所:ウエリントン・マネージメント・カンパニー・エルエルピーのデータを基に委託会社作成
富岡氏:
世の中では、社会的課題の解決のために、経済的利益や投資リターンを犠牲にしているとの誤解もあります。インパクト投資では、イノベーションによって新しい市場を創出し、誰も解決できなかった課題を解決する企業に投資しているのが特徴です。結果、社会的課題の解決と投資リターンを同時に獲得することが期待される投資手法なのです。
国連では2015年に世界が取り組む17の目標「SDGs」を採択しましたが、SDGs達成によりもたらされる市場規模は年間最大12兆米ドルといわれています。これは、世界第2位の経済大国である中国のGDPに匹敵します。なぜ、今、インパクト投資なのでしょうか?
堀米氏:
3つの大きな変化があります。1つ目は、ミレニアル世代の台頭です。米国では、ミレニアル世代の85%がインパクト投資に興味があると答えています。2つ目は、新型コロナによるESG、特にS(社会)への関心の高まりです。3つ目は、技術革新により、これまで不可能だったこと、例えば、オンライン診療やリモートワーク、フィンテックなどが可能になったことです。
ミレニアル世代×ウィズコロナ×イノベーションにより、インパクト投資への関心が急速に高まっています。例えば、近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)といわれ、進化したデジタル技術を社会の変革に活かそうという動きが注目されていますが、今回の新型コロナでは、ビッグデータを用いて新宿や渋谷の人出のデータを見える化し、ニュース番組などで外出を自粛する呼びかけに使いました。また、開発までに数年かかっていたワクチン開発にはAI(人工知能)を使うことで開発スピードが格段に上がっています。
図表1:
  • (注)市場機会および雇⽤創出は、BETTER BUSINESS BETTER WORLD,January 2017によるデータです。
  • 出所:Business & Sustainable Development Commission、国連等のデータを基に委託会社作成
  • ※上記は過去の実績および将来の予想であり、今後の市場環境等を⽰唆あるいは保証するものではありません。

社会貢献とパフォーマンスを両立させる銘柄選定手法

富岡氏:
当ファンドの投資選択は、どのように行っているのでしょうか?
堀米氏:
3つの基準で選びます。1つ目は、インパクト事業が売上や収益の半分以上、もしくは、企業活動の大半を占めることです。この結果、中小型株の比率が高くなる傾向があります。2つ目は、他社にまねのできないイノベーティブな技術・サービスがあることです。いわゆるブルーオーシャンで競合が少なく、長期的に高成長が期待できる企業です。
3つ目は、社会的インパクトが定量的に計測可能なことです。社会的課題の解決にどれくらい貢献したかが数字で見える企業に投資をしています。
富岡氏:
世界インパクト投資ファンドは、国連が掲げるSDGsの17の目標のうち11のテーマを選び、それぞれ3つの投資カテゴリー「衣食住の確保」「生活の質向上」「環境問題」に投資します。ウィズコロナで人々の生活様式が急速に変わることが予想される中、大きく影響を受けるテーマもありそうですね。
堀米氏:
例えば、「住宅の確保」では、テレワークの浸透により、地方のリーズナブルな価格帯の住宅の需要拡大が見込まれます。
富岡氏:
当ファンドでは、ドイツ郊外で低価格帯住宅を提供しているLEGイモビリエンを組入上位銘柄で保有しています。ドイツでは住宅需要がひっ迫し、特に低価格帯住宅が需要に追い付いていない状況です。この問題を解決しようとしているのがLEGイモビリエンです。
堀米氏:
また、「健康促進」というテーマでは、医療崩壊や院内感染の回避のために、オンライン診療の拡大が見込まれます。2020年の米国オンライン診療回数は10億回と、コロナ前の約30倍に拡大との予想もあります。
富岡氏:
当ファンドでは、ニュアンス・コミュニケーションズを6月末時点で組入第2位で保有しています。同社は音声認識AI技術のリーディングプロバイダーですが、新型コロナを受け、オンライン診療向けの音声自動認識AIを顧客である病院に無料配布しました。医師は電子カルテ更新に患者診療の2倍の時間を費やしていると言われており、新型コロナによる医療崩壊の危機から医療従事者を救いました。
堀米氏:
弊社は、これら企業の社会貢献を定量的に評価しています。定量的な測定方法は様々なものがありますが、(1)取り組み、(2)対象、(3)成果、(4)貢献、(5)潜在リスクの5段階で評価しています。例えば、「教育と職業訓練」というテーマであれば、(1)職業訓練という取り組み、(2)学生を対象に、(3)成果としての雇用者数、給与割増率を計測します。(4)この企業は学生の就職や資金支援に貢献しています。(5)労働市場の動向という潜在リスクも注視しています。これらの評価を企業に伝え、さらなる改善をもとめるエンゲージメントを行っていることも弊社の特徴になります。
富岡氏:
非常に大変な作業ですね。だからこそ、社会的課題の解決と経済的リターンを両方実現できるのですね。

国連PRIでも貢献するウエリントン・マネージメント

富岡氏:
インパクト投資は、調査・運用のみならず、社会貢献を定量的に計測し、企業にさらなる改善を促したり、非常に手間のかかる投資であることが分かりました。そのような運用を行っているウエリントン・マネージメントの強みとは?
堀米氏:
ウエリントン・マネージメントは1928年(昭和3年)に設立した米国の運用会社で100兆円以上の資産を運用しています。伝統的な株式、債券運用に強みがありますが、サステナブル運用にも力を入れています。実際、サステナブル投資を統括するウェンディ・クロムウェルが2018年国連の責任投資原則(PRI)のボードメンバーに就任しましたが、弊社クロムウェルが運用会社で唯一のボードメンバーになります。
また、弊社のグローバル・インパクト投資がハーバード・ビジネス・スクールのMBAカリキュラムでケーススタディとして取り上げられるなど、学術界でも非常に注目されています。
図表1:
  • 出所:ウエリントン・マネージメント・カンパニー・エルエルピーのデータを基に委託会社作成
  • ※上記は過去の実績であり、当ファンドの将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。
富岡氏:
インパクト投資の運用に強みがあるだけでなく、独自の調査機能と様々な機関とのコラボレーションを重視し運用に活かす企業文化もウエリントン・マネージメントの強みといえますね。
最後に「世界インパクト投資ファンド」の運用状況についてご説明します。当ファンドは2016年8月の設定以降、運用テーマである「イノベーションによって社会的課題を解決する企業」に注目し、中長期的な投資テーマの恩恵が期待される企業に投資しています。ポートフォリオに占める中小型株比率が50%超と比較的高くなっているため、コロナショックの下落の影響を受けました。
足元では5月の基準価額の月間騰落率はプラス4.6%、6月はプラス4.8%と市場全体が落ち着きを取り戻し、当ファンドの基準価額も回復しつつあります。
当ファンドでは、ウィズコロナ時代の新常識を見据え、以前からの運用テーマである「イノベーションによって社会的課題を解決する企業」だけでなく、足元ではDX(デジタルトランスフォーメーション)の拡大に伴う恩恵を受けることが期待される銘柄にも注目しています。
6月末現在の組入銘柄数は56銘柄と厳選しています。今後は、企業の業績や利益だけでなく社会への貢献や社会との共存が求められています。まさに、インパクト投資の主な投資対象であるESGのS(社会)に注目が集まる大きな転換点になっていると思います。その中で、世界が抱える様々な課題解決に取り組み、より良い社会づくりに貢献する企業に投資することができる投資信託として、「世界インパクト投資ファンド」をご検討いただければ幸いです。

<主催>

モーニングスター株式会社

<協賛>

この資料は投資判断の参考としてモーニングスターが情報提供しております。モーニングスターのレーティング情報は過去のパフォーマンスに基づくものであり、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。また、モーニングスター株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、安全性等について保証するものではありません。著作権、知的所有権等一切の権利はモーニングスター株式会社並びにMorningstar.Incに帰属し、許可なく複製、転載、引用することを禁じます。

広告企画・制作=モーニングスター株式会社

Copyright© Morningstar Japan K.K.All rights reserved.