米国で注目が高まるテーマ型ETFが日本でも脚光、日本のパイオニア的存在であるグローバルX 米国で注目が高まるテーマ型ETFが日本でも脚光、日本のパイオニア的存在であるグローバルX

掲載期間:2021年1月27日~2021年3月1日

 コスト面や運用の透明性が評価され、上場投資信託(ETF)がよく活用されるようになってきました。米国と比較すると日本のETF市場は規模が小さく、上場するETFの種類も少ないのですが、今後は、様々なタイプのETFが上場し、ETFを使った投資が一段と拡大していくことが期待されています。テーマ型ETF等の特徴のあるETFを上場しているGlobal X Japanの代表取締役社長金村昭彦さんに、Global X Japanの特徴や新たに上場する2つのETFについて伺います。

米国Global Xの
運用資産残高は2兆円超

Global X Japanは2019年9月に設立されましたが、筆頭株主であるGlobal Xは2008年にニューヨークで設立されています。日本市場への進出の経緯や貴社の特徴について教えてください。

 Global X Japan はETFに特化した資産運用会社です。現状、日本におけるETFは株式市場全体の動きに連動するタイプが中心となっておりますが、当社は米国のトレンドをいち早く取り入れることにより、著しい成長を見せるテーマに着目したテーマ型ETFや高配当銘柄に投資するインカム型ETFといった特徴のある商品をご提供することをミッションとしています。

 当社の筆頭株主であるGlobal Xは2020年12末時点で、テーマ型ETF、インカム型ETF等79本のETFを運用しており、運用資産残高は2兆円を超えています。こうしたテーマ型やインカム型のETFの展開は日本では始まったばかりですので、当社はそのパイオニアになることを目指しています。

Global X Japan代表取締役社長金村 昭彦氏

Global X Japan 代表取締役社長
金村 昭彦氏

日本で成長余地のある
2つの投資テーマ

貴社は昨年8月に2本のETFを上場させています。今年2021年1月27日に次の2本のETFを東証に上場させる予定ですが、この新しい2本のETFについて説明してください。

 1つはデジタル・イノベーションを投資テーマとする「グローバルX デジタル・イノベーション-日本株式 ETF」、もう一つはeコマースを投資テーマとするも「グローバルX eコマース-日本株式 ETF」です。この二つのテーマは、従前より注目を集めていましたが、コロナ禍でその浸透速度が増したものと当社では考えております。なお、これらをテーマとするETFは、いずれも日本初になります。

日本ではデジタル・トランスフォーメーション(DX)が進んでいないと言われることも多いですが、そのような中で、今、デジタル・イノベーションを投資テーマとするETFを上場させる狙いはなんでしょうか。

「グローバルX デジタル・イノベーション-日本株式 ETF」は、デジタル・イノベーション関連の日本株式への投資を目指します。デジタル分野の競争力ランキングでは米国やシンガポールが上位を占め、日本の順位は高くありませんが、その分大きな成長余地があると当社では考えています。政策面でもデジタル化が進められており、たとえば今年2021年にはデジタル庁が発足する予定です。

「グローバルX デジタル・イノベーション-日本株式 ETF」は、「電子決済」「クラウド」「サイバー・セキュリティ」等イノベーションによる変化が期待できる11のサブテーマに着目し、これらの中から投資銘柄候補を選びます。その後、ESGの観点から、国連グローバルコンパクトの原則に準拠しているか、たばこや物議を醸す武器の分野での事業に関与していないかスクリーニングを行い、投資銘柄として60銘柄を選定します。

eコマースもデジタル分野の一つですので、こちらでも日本の成長余地は大きいのでしょうか。

「グローバルX eコマース-日本株式 ETF」は、日本のeコマース関連の株式・REITへの投資を目指します。当ETFでは「eコマース」「電子決済」「オンライン・サブスクリプション」「オンライン・マーケットプレース」「物流REIT」の5つをサブテーマとしています。日本の小売り売上高に占めるeコマースの割合は8.7%と、35.3%の中国や22.3%のイギリスと比較すると発展途上にあります。一方で、日本のeコマース市場規模は着実に成長しており、2014年の12.8兆円から、2019年には19.4兆円となっています。

 5つのサブテーマの1つである「物流REIT」は倉庫等の物流施設に投資するREITです。eコマースの成長には多品種少量在庫、多頻度配送に対応した物流施設の存在が欠かせません。当社は物流REITを投資対象としたETFである「グローバルX ロジスティクス・J-REIT ETF」をすでに上場させています。

日本で買付できる
米国Global XのETFは24本

今回上場の新規ETFは日本上場ですが、御社では、Global Xが運用する米国上場ETFに関する情報提供も行われているとのことですね。これらについて、教えてもらえますか。

日本で買付できる米国Global XのETFは24本

 国内では24銘柄が届出され、証券会社を通じて海外ETFとして購入することができます。テーマ型ETFとして、クラウドコンピュータに投資する「グローバルX クラウド・コンピューティング ETF(CLOU)」、ゲーム、eスポーツに投資する「グローバルX ヒーローズ(ゲーム&eスポーツ)ETF(HERO)」、リチウムに投資する「グローバルX リチウム&バッテリーテック ETF(LIT)」等があります。

 また、インカム型ETFとしては、米国優先証券に投資する「グローバルX 米国優先証券 ETF(PFFD)」、カバード・コール戦略を行う「グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(QYLD)」等があります。日本の投資家の皆様にとって、米国等の海外企業1社1社の情報を収集することは必ずしも容易ではないと思います。米国上場ETFをご利用いただくと、テーマに合致した企業にまとめて投資することができます。

日本でも、これからテーマ型ETFやインカム型ETFに注目が集まってくるのではないかと思います。最後に投資家みなさまに対してのメッセージをお願いします。

 日本でのテーマ型ETFの普及は始まったばかりだと考えています。米国の状況を見ますと、日本でも今後様々なETFが上場し、投資家の皆様の選択肢が増えていくことが予想されます。当社はETFに特化した資産運用会社として、米国のノウハウをいち早く導入しつつ、パイオニアとしてテーマ型等特徴のあるETFをご提供してまいります。

日本でのテーマ型ETFの普及は始まったばかり
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