特集 「SDGs販促」を軸に成長スピードのギアが上がったインパクトホールディングス 特集 「SDGs販促」を軸に成長スピードのギアが上がったインパクトホールディングス

掲載期間:2021年10月12日~2021年11月11日

日本の製造業の復活を、デジタルツイン技術で実現する株式会社ゼネテック<4492>代表取締役社長の上野憲二氏に「製造業」におけるDX進展を聞いた。

【特別対談動画】日本の製造業の復活を実現する、デジタルツイン技術

日本の製造業の再生と復活への取り組みに注力

朝倉:
まずは、御社の業務内容と役割について教えていただけますでしょうか。
上野氏:
当社は1985年に設立以来、特に電気製品メーカー様の製品に組み込むシステムの受託開発からスタートいたしました。ポケベルに始まり、携帯電話、そして現在はデジタル家電全般、自動車関連でカーナビ、カーオーディオからADAS関連、CASE関連のシステム開発、また半導体製造装置関連のソフトウェアおよびハードウェアのシステム開発を行っており、これらが現在でも当社の主力事業であります。

開発現場を支援するデジタルソリューション事業

上野氏:
二つ目の柱として、1990年から現在は世界トップシェアを誇る3次元CAD/CAMシステム「Mastercam」の日本総代理店権を取得し、製造現場向けのエンジニアリングソリューションのご提供を始めすでに4,500社以上に納品しております。

製造現場を支援するエンジニアリングソリューション事業

上野氏:
さらに3番目の柱として2016年からは、防災・見守りアプリ「ココダヨ」のサービスを開始しました。現在はこれら3つの事業セグメントで事業を展開しております。特に現在注力しておりますのが、2000年頃から国際的な競争力が低下してきている日本の製造業の再生と復活への取り組みです。
朝倉:
まずはその課題となる製造業の実態背景の部分をお聞きできればと思います。今日の日本の製造業の問題点や課題には、何があるとお考えでしょうか
上野氏:
日本の製造業は次のような問題や課題を抱えていると思っております。まず、「建物および設備の老朽化」です。現在、日本の製造工場の約6割強がバブル崩壊以前に建てられた古い工場であり、設備も古くなっております。そのため、古い設備や機械がネットワークとつながらないという問題があり、それが技術革新の遅れにもつながっております。
次に、人の問題があります。ベテランの技能継承の問題に加え、少子高齢化が進み、労働力不足が今後ますます進行すると見込まれております。さらにはグローバルの潮流である「CO2削減、脱炭素への対応」といった、我々が真剣に取り組むべき重要な問題や課題が山積みの状態です。
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株式会社ゼネテック
代表取締役社長
上野 憲二氏

製造プロセスの「見える化」を実現するデジタルツイン技術

朝倉:
御社はその課題に対しどのような取り組みを行っているのでしょうか
上野氏:
私は、これらの多くは、製造プロセスの「見える化」ができていないことが最も大きな要因の一つと考えております。「見える化」するためにまず大切なことは、人や機械、そして設備など、工場を構成するすべての要素をデジタルデータに変換することだと考えております。工場全体をデジタル化することで、全体を一元管理することができます。これにより多くの問題や課題を正しく「見える化」することで解析がリアルタイムで実行でき、最適な解決策を導き出し、その結果、今よりも生産性を劇的に高めることができます。これらを実現し、課題を解決するコアテクノロジーの一つが、当社の提供する『デジタルツイン技術』です。
朝倉:
最近DXという言葉とともに聞く言葉にはなってきましたが、御社ではだいぶ以前よりデジタルツインを提唱されていたと聞いております。デジタルツイン技術について、ぜひ、詳しくお聞かせいただけますでしょうか。
上野氏:
日本の製造業が直面する問題や課題を解決するために必要なことは、デジタル化、すなわちデジタルツインの導入へ舵を切ることだと言っても過言ではありません。
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モーニングスター株式会社
代表取締役社長
朝倉 智也

改めてご説明しますと、デジタルツインとは、「現実にある、人やモノや環境そのものをサイバー空間上に再現する」ことです。コンピュータの性能は近年、飛躍的に向上しており、ネットワーク技術や、通信技術も4Gから5Gへ、またセンサー技術に、ハードウェアやAIなどのソフトウェアも飛躍的に進化しています。まさに製造業をDXへと導く“デジタルツイン時代”が幕を開けたと言えると思います。

3Dシミュレーションシステム『FlexSim』により
多品種少量型生産を後押し

朝倉:
それではそのデジタルツイン技術について、御社独自の特徴はどこにあるのでしょうか。
上野氏:
当社は、米国FlexSim Software Products社が開発した、現在、世界で最も高い評価を獲得している3Dシミュレーションシステム『FlexSim』の日本総代理店として、2018年より輸入販売および技術サポートなどを行っております。
ワールドワイドでは2003年の販売開始より2021年8月現在で、世界81カ国で、5万7千ライセンス以上が利用され、すでに世界の自動車業界トップスリーであるフォルクスワーゲン、トヨタ自動車、そしてルノー日産グループをはじめ多くの世界的メーカーや、また流通・物流業のAmazon、DHL、そしてFedEx、さらにITベンダーのIBM、GoogleやAppleなど、世界を代表する企業で広く活用されています。
国内においても、トヨタ自動車様やAmazonジャパン様をはじめ、製造業、物流業を中心に導入が進んできております。
朝倉:
世界でも非常に評価の高いシステムなのですね。2018年からということですので、日本では販売開始から約3年が経ちましたが、まだまだこれから爆発的に増えていく期待もあり、今後ますます楽しみですね。そのFlexSimにはどういった特長があるのでしょうか。
上野氏:
FlexSimは、年々複雑化しているサプライチェーンや、近年多くなってきた多品種少量型の生産工程の課題を見える化した上で、デジタルツイン技術を活用し、最適な解決策を簡単に導き出すことが可能なシミュレーションシステムです。
また、SAPを始め、企業内の各種の基幹システムとも双方向の連携が可能です。加えて、機械設備や人員の位置情報など、現場のデータを直接取り込み、コンピュータ上で正確なデジタルツインを構築します。これにより、リアルタイムな対応が可能となり、大幅な生産性の向上を実現できます。

革新的な技術を活用し、製造業と社会全体をDX化

朝倉:
今年の4月には、革新的なAI技術を持つ会社との協業を発表されています。これについてご紹介いただけますでしょうか。
今年4月にニュースリリースしましたのが、NECの研究所と産業技術総合研究所の連携で生まれた、革新的なAI技術を持つ事業会社である、BIRDINITIATIVE様との協業です。現在、FlexSimとAIによる自律的学習により、最適な経済効果モデルの算出と適用まで行える、AI・3Dシミュレータを開発しています。AIとの連携で、より革新的なデジタルツインを実現し、生産性を大幅に向上させる画期的なソリューションを開発しております。

BIRD INITIATIVEとの協業

朝倉:
FlexSimを中心に、御社が確かなデジタルツイン技術で製造業をサポートしていること、そして日本の製造業の再生・復興に寄与する大きな事業ポテンシャルをお持ちであることが、十分に伝わってきました。投資家へのメッセージをお聞かせください。
上野氏:
当社は現在、環境にやさしい、社会にやさしい、そして人にやさしい安心で安全な社会づくりに、デジタルツイン技術を活用し全面的に取り組んでおります。
本日は製造業向けのお話が中心でしたが、当社は位置情報を活用した、世界でも類を見ない防災・見守りアプリ「ココダヨ」も展開しております。これは、「一人でも多くの人の命を守りたい」との強い想いで発案し特許取得し開発したアプリです。一番の特徴は災害発生時に大切な家族の居場所をいちはやく、自動的に共有することで、被害を最小限に抑えることが可能となり、多くの人々の安心・安全につながります。また、日常的にはお子さまや高齢者の方の見守りにも活用できるサービスでもあります。これも、まさに位置情報を活用したデジタルツイン技術で実現しております。
今後につきましては、さらにデジタルツイン技術を向上させ、当社が長年培ってきたソフトウェアおよびハードウェアの開発力、センサーやIoTの技術、製造現場の知見を組み合わせ、製造業のDX化による日本のものづくりの復活への貢献、さらには社会のDX化を推進し、安心・安全で持続可能な、より良い社会づくりに貢献してまいる所存でございます。投資家の皆様には、今後ともなお一層のご理解とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

一人でも多くの命を守る ココダヨ事業

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株式会社ゼネテック

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