インフレに備えて「超分散」、下落リスク抑えた資産運用を インフレに備えて「超分散」、下落リスク抑えた資産運用を

掲載期間:2022年2月16日~2022年5月15日

ピクテ217年の歴史が示す「資産保全」の重要性

朝倉:
コロナ禍の中で特に若い投資家が、積極的に口座開設して投資を始めていますが、未だに個人金融資産の過半を現預金が占めている現状をどのように考えていますか?
萩野氏:
まずは「資産運用をしないと資産価値を保全できない」ということを申し上げたいと思います。ピクテは1805年の設立から、スイスのプライベートバンクとしてずっと富裕層の資産を保全してきました。資産保全で目指すのは、概ね「物価上昇率」に負けない運用です。

【特別対談動画】

今、通貨としての「日本円」の価値が下がっていることへの対策が必要です。国内の個人金融資産約2千兆円のうち約1千百兆円が現預金で、また、利回りがゼロに近い保険や債券も多く、資産全体の4分の3くらいが、ほぼリターンを生まない資産として眠っています。これでは通貨の価値が下がると、どんどん資産価値が下がってしまいます。

日米欧個人金融資産の構成

日米欧個人金融資産の構成
  • 期間:日米は2021年3月末、ユーロ圏は2020年6月末
  • 出所:日銀、FRB、ECBの統計よりピクテ投信投資顧問が作成
朝倉:
1980年代末をピークにバブルが崩壊しました。2000年には「失われた10年」と言われ、2010年には「失われた20年」、さらに今では「失われた30年」ともいわれます。この期間はデフレでしたから、現預金でもよかったのかもしれません。日本もインフレに備える覚悟が必要でしょうか?
萩野氏:
日本は様々な資源を海外から輸入しています。また、日本が貿易収支で稼げなくなっていることから、日本経済は輸入に相当影響を受けることになっています。原油価格が上がるとガソリンなどの燃料価格が上がり、食品の値段も海外の影響で上がっています。

「超分散」が運用の基本

朝倉:
環境的には資産運用も難しくなってきました。個人の投資家は今、資産運用についてどのように考えていけばいいのでしょうか?
萩野氏:
大きな流れで見ると今は、経済において債務拡大の最終局面にあると考えた方がいいと思います。債務拡大の最後のステージでは、債務を補填するために大量の現金がばらまかれることで通貨価値が下落しました。その結果として、株価が上がり、不動産や金、高級車、高級時計など供給量が限られているものが順次上がってきたのです。今後は様々な価格の上昇に備える必要があります。また、十年後どれが上がっているか予測するのは簡単ではありません。したがって、分散して広く投資することが基本になると考えます。
朝倉:
ピクテの分散投資のポイントは?
萩野氏:
2000年の頃は、資産の保全は債券が中心でした。国債を7割から8割くらい組み入れ、単純に国債と株式の組み合わせで良かったのです。当時の物価上昇には、債券で十分に対応できました。ところが、アメリカでは年率7%という異常に高い物価上昇率に対して国債利回りは1.7%です。国債では物価上昇率をカバーできなくなっています。このため、現在は「超分散投資」をしています。債券は単純に国債だけではなく、新興国の国債や社債など、幅広く地域も分けていますし、代替資産といわれるオルタナティブ資産にも当社の商品は投資しています。
萩野 琢英氏

ピクテ投信投資顧問株式会社
代表取締役社長
萩野 琢英

物価の上昇率も今後二十年間は、もっと大きくなるのではないでしょうか。グローバリゼーションの時代は、一番安いところを選んで生産ができましたが、それができなくなっています。たとえば、世界の工場といわれた中国は、米中対立になって、その立場が変わり世界のサプライチェーンは分断され始めています。このような環境下、今後を予想するのは非常に難しいと思っています。
多くの資産に分散投資すれば、下落幅を抑える確率が高まります。これは資産運用では非常に重要です。価格が50%値下がりすると、戻るには50%ではなく、100%値上がりする必要があります。

マルチアセットファンドの活用法

朝倉 智也

モーニングスター株式会社
代表取締役社長
朝倉 智也

朝倉:
具体的な商品の話を聞きたいのですが、「クアトロ」や「ノアリザーブ」は、運用が安定して、当社でも非常に高く評価しています。
萩野氏:
「クアトロ」は一番リスクを抑えるタイプです。リスクを抑えるためにオルタナティブ資産という株式とは違う動きをするものを組み込んでいます。また、「ノアリザーブ」は、「クアトロ」よりもややリスクが高く、オルタナティブ資産は入っていません。株式と違う動きをする資産として金(ゴールド)を入れています。そして、ノアリザーブは1年決算型のほか、毎月分配金をお支払いするコースもあります。
朝倉:
一人ひとりのリスク許容度や運用の目標、運用の時間軸に応じて御社のマルチアセットを活用していただくという考え方ですね。
萩野氏:
資産をより積極的に増やしたい方には、「モンド」というESG(環境・社会・ガバナンス)に配慮した活動を行う企業の株式や債券に投資するファンドがあります。さらに、積極的にリスクをとっていく方々には「アルテ」と「バーゲンハンター」です。「アルテ」は、「モンド」と比較して株式の組入比率が高くなっています。市場環境に応じて資産の配分比率をダイナミックに変えて、リスクを抑えながらも積極的な資産成長を狙って運用します。また、「バーゲンハンター」は「アルテ」よりも長期の環境の変化を捉えて積極的に資産成長を狙って運用するファンドです。現在の配分比率では債券の組入れがありません。株式と金を概ね半々に保有したポートフォリオになっています。
萩野氏:
この三十年近く続いた投資環境とは異なる経済環境に転換しつつあります。今後はリスクを考えた運用に転換することが重要です。分散型ファンドを活用されることも一つの方法ですし、一回に全部を買わないで、時間を分けて買うことも重要になってきます。
朝倉:
ピクテは、創業から約217年、日本でも40周年を迎えました。それだけ日本にコミットしていることが良く分かります。今後も引き続き日本の投資家一人ひとりの最適な資産形成に貢献をしていただきたいと思います。

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