特別対談 シュローダーのESG投資にモーニングスターが迫る! 特別対談 シュローダーのESG投資にモーニングスターが迫る!

【対談記事後編】
ESGにおけるこれからの資産運用とは?
シュローダーが日本初となる
ESG×〇〇〇のファンドを設定!

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シュローダー×モーニングスター特別対談(後編)

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朝倉:
2021年5月に「シュローダー・グローバル・リートESGフォーカス・ファンド」が設定されました。その概要を教えていただけますか。
黒瀬氏:
おかげさまで2022年3月には販売会社が10社程度となり、純資産総額も200億円程度と、どんどん拡大している状況です。2021年のマーケットはグローバル株式一辺倒かと思ったら、実はリートの方がパフォーマンスが良かったということで、かなり純資産総額が拡大しました。
2022年のテーマは、1月は利上げといえます。利上げ観測が出てくると、やはりリートは影響を受けます。ただ、1月は株式も、特にテクノロジー系が下落しました。2月のテーマは戦争ですね。2月24日にロシアがウクライナに侵攻したことで、株式市場も混乱して激しく乱高下しました。
その後、3月からリートはパフォーマンスが回復しています。「シュローダー・グローバル・リートESGフォーカス・ファンド」の基準価額についても、1月は単月で8%ほど下げましたが、2月は単月で0.24%、非常に値持ちがいいという状況です。
朝倉:
基準価額もしっかりしていますしね。
黒瀬 憲昭氏

シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
代表取締役社長
黒瀬 憲昭

黒瀬氏:
はい。ファンドの主要投資対象ファンドは、欧州のESG投資に関連する開示規則である、サステナブルファイナンス開示規則(SFDR)の中で最も厳しい第9条に該当しており、ESGに配慮した投資をしていることも評価していただいているのではないかと思います。
朝倉:
リーマンショックからずっと異次元金融緩和が続いてきました。コロナ禍の2年間でいっそう異次元になって、まるでインデックス相場といえるほど、どの銘柄も上がるような状況でした。しかし、企業業績が良くなっていないのに株価だけが上がるのはおかしいということで、選別が行われるようになってきました。
先ほどお話がありましたように、リートにも様々な種類があり、当然玉石混淆があると思います。その中でESGに配慮したリート、特にE(環境)にフォーカスしたリートというのは価値が出てくるような気がしていますが、そういう見通しで大丈夫でしょうか。
黒瀬氏:
もちろんです。例えば環境や社会に配慮した不動産だと証明するには、グリーンビルディングという認証があります。もしシュローダーの日本オフィスを移転することになったら、移転先はグリーンビルディング認証を取得した物件にしたいと思っています。このような不動産選びの視点は、先進国に共通しています。
そのためには、リートが保有している個別物件を、詳細に分析することが大切になってきます。「シュローダー・グローバル・リートESGフォーカス・ファンド」は、18万件もの個別物件の情報をデータベース化しているのです。
朝倉:
18万件ですか。まさにビッグデータですね。
朝倉 智也

モーニングスター株式会社
代表取締役社長
朝倉 智也

黒瀬氏:
おっしゃるとおりです。リートが保有している個別物件を見ています。単にリートや不動産関連会社のパフォーマンスを見るだけではなく、保有している個別物件がESGの基準を満たしているのかまで確認しているのが、当ファンドのポイントのひとつです。
朝倉:
個人の投資家がいちいち個別物件を見てまわることは不可能ですからね。日本国内でさえ無理ですし、海外の物件もあるわけですから。再生可能エネルギーを導入する住宅に補助が出たり、住宅ローンの金利が安くなるなど、住宅用不動産もどんどん環境配慮が進んでいます。ESGの観点で価値が上がる住宅が出てきて、それらをビッグデータを使って選別しているのがこのファンドなのですね。
黒瀬氏:
そうです、選別投資がポイントです。財務データだけではなくて、個別物件まで見て非財務データまで確認します。日本を含む主要先進国が、2050年に向けて二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を実質ゼロにするネットゼロを目指している中、ESG投資、特に環境に配慮された投資は、大きな潮流に乗っているといえます。
朝倉:
「リサーチのシュローダー」と呼ばれるほどのリサーチ力があればこその商品ですね。日本の投資家、特に個人投資家にはリートは人気のある資産です。グローバルでしかもESGの観点を加味したリートというのは今までありませんでしたから、日本の投資家にとっては朗報ですね。
黒瀬氏:
ありがとうございます。
朝倉:
ESGに取り組んでいる会社は長期的にサステナブルで、他の会社よりもアウトパフォームするという判断で投資されていると思います。半年や1年ですぐ結果が出るわけではありません。ですから、私がよく提言している長期積立分散がやはりおすすめですね。特に若い方は積立投資で購入されるのがいいと思います。まとまったお金がなくても、今は少額でも積み立てできますから。
黒瀬氏:
まさに積立投資にも適した商品だと思います。リートはインカムゲイン(配当収入)もキャピタルゲイン(値上がり益)も狙えます。その辺をバランスよく配分したのが、弊社の商品です。ぜひ長期投資で考えていただければと思います。
朝倉:
このファンドは資産成長型と予想分配金提示型という二つのタイプがありますね。資産成長して伸ばしていくには資産成長型、ご年配の方など定期的に分配金が欲しい方は安定したインカムの中から分配金を受け取ることができる予想分配金提示型が良さそうですね。
黒瀬氏:
そのように使い分けていただければと思います。予想分配金提示型は無理に分配金をお支払いすることにはなりません。基準価額が上昇した分からだけの分配ですので、そういった点でも現代の投資のあり方に即しています。
朝倉:
ニューノーマル(新常態)の時代で、資産運用もなかなか困難です。もし日本で預金金利がさほど上がらず、物価だけがどんどん上がると、預金は目減りし購買力が落ちてしまいます。ですから、何かしら投資をしていく必要があります。そんな中で良い商品を立ち上げていただきました。このファンドは、ポートフォリオの一部として組み入れていただくのがいいでしょうか。
黒瀬氏:
はい、これだけを単品で投資するよりも、ポートフォリオの中に組み込んでいただくのがいいかなと思います。インフレは長期化しそうですから、不動産という実物資産に投資するのは、インフレヘッジできるという強みがあります。
不動産は、日本だと借り手優位ですが、米国や他のアジアの国は異なるのです。貸し手優位なので、インフレの状況下では家賃を毎年上げることができる、プライシングパワー(価格決定力)があるのがこの不動産セクターです。非常に時代にマッチした商品だと考えています。
朝倉:
最後に投資家の方にメッセージをぜひお願いします。
黒瀬氏:
今後のマーケットを考えると、インフレの長期化が一つの大きな流れだと思います。本日の対談の中でも何度か申し上げたとおり、リートはインフレヘッジとして活用できます。不動産はプライシングパワー(価格決定力)があるという点でも面白い資産だと思います。
脱炭素社会に向けて、ESGのコンセプト、特にE(環境)が大きなトレンドになっています。そこを捉えて投資を行うのが、「シュローダー・グローバル・リートESGフォーカス・ファンド」です。ぜひご注目いただきたいと思います。ちなみに、個人的にもこのファンドに投資しています。
朝倉:
投資家と同じ船に乗るという決意表明ですね。ぜひ引き続き、投資家の皆さんのために頑張っていただきたいと思います。本日はありがとうございました。
※ファンドの騰落率は資産成長型の基準価額。過去の実績であり、将来の投資成果等を示唆あるいは保証するものではありません。

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シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第90号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会

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