優秀ファンド賞受賞

評価基準日:2010年12月31日

国内株式型 部門( 対象ファンド: 657本)

優秀ファンド賞受賞

スパークス・ジャパン・スモール・キャップ・ファンド
『愛称 : ライジング・サン』

設定・運用 : スパークス・アセット・マネジメント株式会社

  • ■ モーニングスター・類似ファンド分類:国内小型ブレンド
  • ■ ベンチマーク:ジャスダック指数
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投資方針

当ファンドは、国内に上場する企業の中で、時価総額が低位な小型株を中心に投資する。収益の源泉は徹底したリサーチによる個別銘柄選択。「マクロはミクロの集積」という投資哲学のもと、国内の上場企業の中から、(1)中長期的な利益成長、(2)収益力に対する株価の割安度と、経営体質の改善の変化、(3)成長、変化を支える経営陣や技術という3つの点に注目して優れた40~100銘柄に分散投資する。年1回(10月)決算。

選定ポイント

国内小型株ファンドでトップクラスの運用成績

2010年のトータルリターンは13.51%と、ベンチマークを5.36%、類似ファンド分類平均を8.42%いずれも上回った。リーマンショックから世界経済が正常化に向かう中、非製造業と比較して製造業は利益成長率が高いという判断のもと、環境関連企業や新興国市場向けのビジネス展開が今後大きく期待でき、かつ、割安な製造業に年初から積極的に投資をしたことが奏功した。個別銘柄では、山一電機、富士通ゼネラル、セイコーホールディングス、日本高度紙工業などがプラスに寄与した。

同期間、類似ファンド分類内の純資産額10億円以上のファンド中では、トータルリターンが第1位となった。また、バリューやグロースを含めた国内小型株全体の中でもトータルリターン、シャープレシオともに第10位以内という好成績を収めた。

小型株への厳選投資により、長期にわたり好成績を維持

当ファンドでは、中小型株(全上場銘柄のうち時価総額下位30%の銘柄)に対して、独自の基準に基づいたスクリーニングや追加調査を実施し、3~4年先の独自予想に基づく利益成長、企業の実態価値と株価との乖離、流動性といった観点から、40~100銘柄に厳選して投資を行う。

2010年12月末までの過去3年間、5年間、10年間のトータルリターンは、いずれの期間においても類似ファンド分類内で第1位となった。暦年のトータルリターンをみると、2001年以降の10年間の全ての年で類似ファンド分類平均を上回っており、小型株の上昇・下落のいずれの局面においても相対的に好成績を維持した。また、年間のトータルリターンがプラスとなった2003年から2005年、2009年の4年間では、シャープレシオも類似ファンド分類平均を上回った。当ファンドの銘柄選定プロセスは、長期間にわたり有効に機能していると推測される。

小型株に強みを有し、継続性にも配慮された運用・調査体制

当ファンドの運用は、スパークス・アセット・マネジメント(以下、同社)に属する4名のファンドマネジャー、4名のアナリストで構成される株式運用チームが行う。約21年の運用経験を有するチームリーダーは、設定来、当ファンドの運用に携わっており、運用の継続性が保たれている。2010年4月には、運用調査部門内で運用の効率を高めることを目的とした組織改変に伴い、当ファンドの運用に携わる人員は5名から8名に増加。また、運用調査部内では、共有のリサーチ・プラットフォームが構築されており、小型株専門の運用会社としてスタートし、小型株の運用に強みを有する同社の運用・調査体制が活かされている。

なお、当ファンドは「ファンド オブ ザ イヤー2009」の国内株式部門の最優秀ファンド賞に続く、2回目の受賞となった。