優秀ファンド賞受賞

評価基準日:2010年12月31日

国際株式型 部門(対象ファンド: 557本)

優秀ファンド賞受賞

アムンディ・りそなアセアン・ファンド
『愛称 : メコン』

設定・運用 : アムンディ・ジャパン株式会社

  • ■ モーニングスター・類似ファンド分類:国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)
  • ■ ベンチマーク:なし
  • 販売会社
  • ファンド情報
  • 運用会社

投資方針

当ファンドは、アムンディ・ホンコンから助言を受けつつ、アセアン諸国(東南アジア諸国連合)の株式を主要投資対象とするファンド(投資先ファンド)、および短期公社債へ投資するファンド(公社債ファンド)を組み入れるファンド・オブ・ファンズ形式で運用する。投資先ファンドへの投資比率は、原則として90%以上とすることを基本として、アムンディ・ホンコンが運用、同社との一任契約によってアムンディ・シンガポールに所属する運用チームが運用の意思決定を行っている。公社債ファンドの運用と両ファンドの組入比率の調整はアムンディ・ジャパンが行う。投資先ファンドの運用においては、主に独自の銘柄調査をに基づいた個別銘柄選択によって、超過収益の獲得を目指す。決算は年2回(3、9月)。

選定ポイント

類似ファンド分類トップクラスの運用成績

2010年のトータルリターンは18.09%となり、参考指数であるMSCI東南アジアインデックス(円換算)を0.78%、類似ファンド分類平均を13.47%いずれも上回った。同期間、参考指数との比較では、銘柄選択効果が大きくプラスに寄与するとともに、業種配分では電気通信サービスセクターのアンダーウェイトがプラスに寄与した。当ファンドは個別銘柄調査を重視した運用を行っており、意図したとおりの運用成績となった。

同期間、類似ファンド分類内ではBRICs株式ファンドや東欧株ファンド、好配当株ファンドなどに対して優位となり、パーセンタイルランクで上位5%以内に入った。シャープレシオをみても類似ファンド分類平均を上回っており、パーセンタイルランクで上位10%以内に入るなど、類似ファンド分類内でトップクラスの運用成績をあげている。

企業訪問を重視した調査と独自の基準で銘柄選別

投資先ファンドは、超過収益の源泉を銘柄選択55%、国別配分15%、業種配分15%、タイミング戦略15%とし、ボトムアップ・アプローチを重視した運用を行っている。ポートフォリオの構築にあたっては、バリュエーション分析と定性評価、定量評価の3点から調査対象銘柄を評価し、業種配分も加味しつつ組入銘柄を選別する。特に、定性評価にあたっては、割安なバリュエーションと高い利益成長の見込める企業という基準に加えて、投資格付の引上げが近いと見込める企業という特徴ある基準を用いている。

また、個別銘柄調査にあたっては企業訪問を重視しており、アナリストだけでなくファンドマネジャーも個別企業への訪問、調査を行い、チーム内の銘柄選別に関する討議に活かしている。過去3年間の四半期ごとのトータルリターンをみると、リーマンショックによる世界的な金融危機が収束しつつあった2009年4月以降、2009年10-12月期を除いて類似ファンド分類平均を上回り続けている。上記の銘柄選別は株式市場でファンダメンタルズが見直される市場環境で、優位性が発揮されている。

アムンディグループの運用・調査体制を活用

投資先ファンドを運用するアムンディ・シンガポールに所属する運用チーム(以下、同チーム)はアジア地域を対象とする運用・調査に関して、20年以上の実績がある。同チームのファンドマネジャーであるレギナルド・タン氏は、当ファンドを設定来、担当しており、運用経験年数は19年と長期にわたる。また、運用経験年数が10年となるティモシー・テオ氏がサブファンドマネジャーとして設定来、担当しており、運用の継続性も担保されている。同チームは両氏のほか、5名のアナリストを含めて7名で構成され、個別銘柄調査にあたって国、地域別の担当がそれぞれ割り当てられている。2010年7月にはアムインディ・グループが発足したのに伴って、アナリストが1名増加した。投資先ファンドはアムインディ・グループのグローバルな拠点を活かしつつ、独自の運用、調査体制が構築されている。