優秀ファンド賞受賞

評価基準日:2010年12月31日

国際債券型 部門(対象ファンド: 415本)

優秀ファンド賞受賞

フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンドAコース(為替ヘッジ付き)
『愛称 : 果実12カ月』

設定・運用 : フィデリティ投信株式会社

  • ■ モーニングスター・類似ファンド分類:国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジあり)
  • ■ ベンチマーク:なし
  • 販売会社
  • ファンド情報
  • 運用会社

投資方針

当ファンドはマザーファンド(実質的な運用を行うファンド)を通じて、米国国債と政府機関債(基本資産配分30%)、米国高利回り社債(ハイ・イールド・ボンド)(同40%)、先進国債券(除く米国)(同15%)、エマージング債券(同15%)という性格の異なる4種類の債券に分散投資する。当ファンドは為替ヘッジを行うAコースであり、為替ヘッジを行わないBコースとのスイッチングが可能。原則として毎月(20日)分配を目指す。

選定ポイント

過去1年間では類似ファンド分類内で上位の運用成績

2010年のトータルリターンは6.58%となり、類似ファンド分類平均を3.02%上回った。同期間、米国高利回り社債などがプラスに寄与したと考えられ、類似ファンド分類内で22本中第3位の運用成績となった。類似ファンド分類内では、高格付け債券の組入比率が高いファンドなどに対して優位となった。2010年のシャープレシオは1.93と類似ファンド分類を0.94上回り、類似ファンド分類内で第2位と相対的に高い運用効率を示した。

当ファンドの月次の分配金は2009年10月以降、70円(税引き前、1万口当たり)を維持しており、高い分配金利回りを望む投資家のニーズに対応した水準となっている。

過去10年間のシャープレシオは類似ファンド分類内で第1位

当ファンドの資産配分については、フィデリティ・グループが長期的な分析をもとに導き出した配分比率を長期で維持する運用手法(ストラテジック・アセット・アロケーション)を採用しており、性格の異なる4つの債券を組み合わせることでリスクを分散し、長期で高い運用成績を目指している。債券ごとの運用戦略においては、安定性と流動性を重視しグローバル分散を心がける「米国国債/政府機関債」「先進国債券(除く米国)」と、好利回と成長性を追求する「米国高利回り社債」「エマージング債券」に投資戦略を分けている。

過去10年間のシャープレシオを見ると、類似ファンド分類内では、14本中第1位となっており、長期にわたり効率的な運用を実現している。暦年のトータルリターンを見ても、過去10年間のうち、2005年、2007年、2008年を除く7年間で類似ファンド分類平均を上回った。

債券の運用哲学は「過度のリスクをとらずに超過収益を生み出す」

当ファンドを運用するフィデリティ投信を含むフィデリティ・グループでは、自社のスタッフによる大規模な独自の調査体制をグローバルで構築しており、投資適格債券の部門では世界で101名、ハイ・イールドボンドの部門では世界で27名のアナリストを擁する(2010年9月末現在)。同グループでは債券運用にあたり「過度のリスクをとらずに超過収益を生み出す」ことを運用哲学に置いている。

当ファンドのマザーファンドの運用は、「米国国債/政府機関債」、「米国高利回り社債」及び「エマージング債券」はグループ内の米国法人であるフィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニー(以下、米国法人)に運用委託しており、「先進国債券(除く米国)」はグループ内の英国法人であるFIL・インベストメンツ・インターナショナルに運用委託している。当ファンドの運用は米国法人に委託しており、運用体制はファンドマネジャー制であり、約6年と約3年の運用経験を持つ2人のファンドマネジャーが共同で意見交換を行いながら、資産配分やポートフォリオ管理などを行っている。また、当ファンドの超過収益の源泉はボトムアップ80%、トップダウン20%を基本としており、ボトムアップ要素であるセクター・銘柄選択等は、各マザーファンドのファンドマネジャーが行う。