受賞企業と各部門の傾向

【国内株式型】部門…グロース株よりバリュー株、大型株より小型株が良好な運用成績

国内株式型部門は、「大型」、「中型」、「小型」といった投資対象規模別分類にそれぞれ、「バリュー」、「ブレンド」、「グロース」といった投資スタイル分類を掛け合わせた9つのアクティブファンドの分類に、「日経225連動型」、「TOPIX連動型」の2つのインデックスファンドの分類を加えた合計11の類似ファンド分類で構成されています。国内株式型部門のパフォーマンスは、投資対象の規模や投資スタイルによって、ファンド間のパフォーマンスに差がつきました。2010年の国内株式市場は、国際情勢や外国為替市場の影響を大きく受け、乱高下の激しい展開となりました。同部門の代表的なインデックスである「TOPIX(東証株価指数)」の2010年の騰落率が▲0.97%と小幅に下落しました。

こうした環境の中、2010年の年間トータルリターンは、類似ファンド分類では、「国内小型バリュー」が8.62%と最も高く、次いで「国内小型ブレンド」が5.08%と高い一方で、「国内大型グロース」が▲1.52%、「国内中型グロース」が▲1.44%と低水準にとどまり、総じてグロースよりバリュー、大型より小型が良好な運用成績となりました。個別ファンドでは657本中401本がプラスのリターンとなる一方で、256本がマイナスのリターンとなりました。また、国内株式型部門に属するファンドの2010年の年間の純資金流出入額は3,298億円の純流出で、国内投資家の国内株式離れが進行する中、2年連続の純流出となりました。  657本の候補ファンドの中から選出された4本のファンドは、大型株、中型株、小型株ファンドで、それぞれ2010年のみならず、中長期的にも相対的に高いパフォーマンスを維持しているファンドです。