受賞企業と各部門の傾向

【国内債券型】部門 …総じて好調で、年末にかけての資金流入目立つ

国内債券型部門は、「国内債券・中長期債」、「NOMURA-BPI(総合)連動型」、「国内債券・短期債」、「国内債券・物価連動債」、「国内債券・転換社債」の5つの類似ファンド分類で構成されています。国内債券型部門のパフォーマンスは、総じて良好でした。先進国の金融緩和を受けて、利回りの低下(債券の価格)傾向が続いたためです。10年国債の利回りは、前半は概ね1.2~1.3%台での推移が続いたものの、後半に入ると、8月には1%台の大台を割り込み、10月には一時、0.8%台にまで低下する場面もありました。結局、10年国債利回りは2009年12月末の1.285%から、2010年12月末には1.110%にまで低下しました。

こうした環境の中、2010年の年間のトータルリターンは、「国内債券・物価連動債」が3.42%、「国内債券・中長期債」が2.09%となり、国内債券型に属する全ての類似ファンド分類のトータルリターンがプラスとなりました。また、国内債券型部門に属するファンドの2010年の年間の純資金流出入額は3,939億円の純流入となり、年後半にかけて純流入が目立つようになりました。2010年から新設された国内債券型部門では、長期金利の低下傾向が続く中、「国内債券・中長期債」に属するファンドの中でもデューレーションの調整や銘柄選択などにより、パフォーマンスに大きな差がつきました。86本の候補ファンドの中から選出された2本のファンドは、2010年のみならず、中長期的に安定したパフォーマンスを維持し、ファンドのコンセプトにそった運用が行われていることから、投資家の支持を集めています。