受賞企業と各部門の傾向

【国際債券型】部門 …円高響くも、一部の高分配ファンドに資金は流入

国際債券型部門は、類似ファンド分類「国際債券・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」、「国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」など先進国を中心に幅広く債券に投資する6の分類に加え、先進国の特定地域に投資する6の分類や、短期債に投資する分類など計18の分類で構成されています。 国際債券型部門のパフォーマンスは為替ヘッジを行うファンドがプラスとなる一方、為替ヘッジを行わないファンドの多くがマイナスとなりました。国際債券市場の代表的なインデックスである「シティ世界国債(除く日本)インデックス」は、米ドルベースでは0.25%となりました。地域別では米独の利回りが低下する(債券価格は上昇)一方で、財政悪化が懸念される一部の欧州国の利回りが上昇(債券価格は下落)しました。

こうした環境の中、類似ファンド分類の2010年のトータルリターンの平均をみると、為替ヘッジなしの類似ファンド分類平均では「国際債券・オセアニア(為替ヘッジなし)」のトータルリターンは5.43%とプラスとなった他は、「国際債券・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」が▲6.00%、「国際債券・欧州(為替ヘッジなし)」が▲15.87%となるなど総じてマイナスとなりました。また、国際債券型部門に属するファンドは総じて資金の純流出となりましたが、好調な運用成績を維持したファンドや、分配金が高い水準にあるファンドには資金が流入する傾向が出ています。

415本の候補ファンドの中から選出された6本のファンドは、良好なパフォーマンスとなったオーストラリアの債券に投資するファンドのほか、幅広い種類の世界の債券に投資し、収益機会を狙うファンドなど、多彩なファンドとなっています。