Fund of the Year 2011


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特別対談 オルタナティブ型部門 最優秀ファンド賞受賞
ダイワ米国リート・ファンド(毎月分配型)
羽田野浩伸氏×モーニングスター代表取締役COO 朝倉智也
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評価基準日:2011年12月31日 オルタナティブ型 部門(対象ファンド:320本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国際REIT・北米(為替ヘッジなし)  ベンチマーク:なし

最優秀賞
ダイワ米国リート・ファンド(毎月分配型)
設定・運用:大和証券投資信託委託株式会社

当ファンドは、米国のリート(不動産投資信託)に投資を行うアクティブファンドである。運用は、米国初のリート専門の運用会社であるコーヘン&スティアーズ・キャピタル・マネジメント・インク(以下、C&S社)に委託している。設定は2004年5月で、7年超の運用実績を有する。毎月(15日)決算。


選考ポイント

2011年は米国リート反発局面で優位となり良好な運用成績

2011年のトータルリターンは1.70%となり、類似ファンド分類平均を3.22%上回った。米国リート市場が上昇する中で優先リートの保有はマイナスに寄与したものの、集合住宅や個人用倉庫などへの投資がプラスに寄与した。類似ファンド分類内では、通貨選択型ファンドが類似ファンド分類平均を押し下げている点には留意が必要なものの、2011年12月末時点における純資産額が10億円以上のファンドで、かつ、通貨選択型ファンド以外のファンド(以下、参考類似ファンド分類)平均も1.17%上回った。特に、2011年10−12月期の米国リート市場の反発局面においては、当ファンドのトータルリターンは12.16%となり、参考類似ファンド分類内で上位の運用成績となった。

過去4年間における相対的な運用成績の改善傾向は顕著

2011年12月末までのトータルリターン(年率)は、過去3年間は2.45%、5年間は1.44%いずれも類似ファンド分類平均を上回った。暦年のトータルリターンをみると、2011年までの過去7年間のうち3年間で類似ファンド分類平均を上回った。特に、過去4年間のうち、2010年を除く3年間で類似ファンド分類平均を上回っており、リート市場の上昇・下落のいずれの局面においても、相対的に良好な運用成績をあげている。

2011年の組入銘柄数は、類似ファンド分類内の純資産額上位のファンドが概ね50〜70銘柄となっているのに対し、当ファンドは概ね100〜130銘柄となっており、銘柄分散の効いたポートフォリオを構築している。2011年12月末時点における当ファンドの最大下落率(1カ月間、3カ月間、6カ月間、1年間)は、類似ファンド分類内で運用期間3年以上のファンドの中では相対的に低く、下げ局面では銘柄分散の効果が発揮されていると推測される。

米国初のリート専門の運用会社が実質的に運用

当ファンドは、米国初のリート専門の運用会社として1986年7月に設立されたC&S社に運用を委託する。2011年12月末時点のC&S社の米国リートのアクティブファンドの運用資産残高は米国内で第1位の規模を誇る。当ファンドの運用を行うグローバル・インベストメントチームには、米国、豪州などの国別の専任アナリストに加え、アジア、欧州、グローバルなどの地域別アナリスト及び米国優先証券アナリストが所属している。アナリストの総数は20名と、充実した調査体制を誇る。同チームのファンドマネジャーは、運用経験年数24年を有し、当ファンドの運用を2004年8月から担当しており、運用の継続性が保たれている。

なお、C&S社が運用する「ダイワ・グローバルREIT・オープン(毎月分配型)」は、「ファンド オブ ザ イヤー2009」のオルタナティブ型 部門で最優秀ファンド賞、「ファンド オブ ザ イヤー2010」のオルタナティブ型 部門、「ファンド オブ ザ イヤー2006」の国際株式型 部門で優秀ファンド賞を受賞している。