Fund of the Year 2011
国内債券型部門の傾向

運用成績は総じて良好、年後半から資金流入額拡大

国内債券型部門は、「国内債券・中長期債」、「NOMURA−BPI(総合)連動型」、「国内債券・短期債」、「国内債券・物価連動債」、「国内債券・転換社債」の5つの類似ファンド分類で構成されています。国内債券型部門の運用成績は、転換社債を主要投資対象とするファンドを除き、総じて良好でした。欧州の財政不安が深刻化することで投資家のリスク回避志向が強まったため、国内債券に資金が逃避し、利回りが低下(債券価格は上昇)基調で推移したためです。10年国債の利回りは、前半は概ね1.1〜1.2%台での推移が続いたものの、後半に入ると徐々に利回りは低下していき、年末には1.0%台の大台を割り込みました。結局、10年国債利回りは2010年12月末の1.11%から、2011年12月末には0.98%まで低下しました。

こうした環境の中、2011年の年間のトータルリターンは、「国内債券・物価連動債」が3.35%、「国内債券・中長期債」が1.66%となり、「国内債券・転換社債」を除いて国内債券型に属する全ての類似ファンド分類のトータルリターンがプラスとなりました。また、国内債券型部門に属するファンドの2011年の年間の純資金流出入額は1,718億円の純流入となり、年後半にかけて純資金流入額が拡大しました。国内債券型部門では、国内債券の利回りが低下基調で推移する中、「国内債券・中長期債」に属するファンドの中でもデュレーションの調整や銘柄選択などによって、パフォーマンスに大きな差がつきました。104本の候補ファンドの中から選出された4本のファンドは、海外債券を一部に組入れたファンドや残存期間ごとの投資金額がほぼ同程度となるように運用するファンドなど、それぞれ特徴のあるファンドとなっています。

国内債券型部門 受賞ファンドのご紹介