Fund of the Year 2011
国際株式型部門の傾向

新興国を中心に全体的に低迷、為替ヘッジありは下落率を小規模にとどめる

国際株式型部門は、「国際株式・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」、「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」などの先進国株式を主要投資対象とする10分類と、「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」、「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」などの新興国株式を主要投資対象とする12分類、および「MSCIコクサイ(円ベース)連動型」など指数連動型4分類の、類似ファンド分類平均の合計26の類似ファンド分類で構成されています。国際株式型部門のパフォーマンスは、主要通貨に対し円高が進行したことや、欧州債務問題の再燃により投資家のリスク回避姿勢が高まり、一部の新興国株式でも投資意欲の減退がみられたことから、全体で見れば低調な運用成績となりました。先進国株式市場、新興国株式市場の代表的なインデックスである「MSCIコクサイ指数(配当込み、ドルベース)」、「MSCIエマージング指数(配当込み、ドルベース)」の2011年の騰落率は、それぞれ▲3.99%、▲18.17%となりました。地域別では北米や欧州など先進国の下落率が低かった一方で、インド、ロシアなどの下落率の高さが目立ちました。

こうした環境の中、2011年の年間のトータルリターンは、「国際株式・エマージング・単一国(為替ヘッジあり)」のみが1.78%とプラスとなり、次いで「国際株式・北米(為替ヘッジあり)」が▲3.28%と為替ヘッジありのファンドが相対的に堅調でした。一方、「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」が▲40.03%、「国際株式・ロシア(為替ヘッジなし)」が▲30.25%と、下落率が高くなりました。また、国際株式型部門に属するファンドの2011年の年間の純資金流出入額は4,114億円の純流出となり、特に「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」や「国際株式・ブラジル(為替ヘッジなし)」などからの純流出が目立ちました。

779本の候補ファンドの中から選出された3本のファンドは、相対的なパフォーマンスが良好だったファンドのうち、世界の好配当株に投資するものや、特定地域の株式を主要投資対象とするものなどです。

国際株式型部門 受賞ファンドのご紹介