Fund of the Year 2011
国際債券型(為替ヘッジなし)部門の傾向

主要通貨に対して円高が進み、全体としては低調な運用成績

国際債券型部門は、類似ファンド分類「国際債券・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」、「国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」といった先進国を中心に幅広い債券に投資する3つの分類に加え、先進国の特定地域に投資する3つの分類や短期債に投資する分類など計9つの分類で構成されています。国際債券型(ヘッジなし)部門の運用成績は特定地域に投資する一部のファンドなどはプラスとなったものの、主要通貨に対して円高が進行したことから先進国を中心に幅広い債券に投資するファンドなど、多くのファンドがマイナスとなりました。国際債券市場の代表的なインデックスである「シティ世界国債(除く日本)インデックス」は、米ドルベースでは5.63%と、上昇しました。特に欧州の財政不安が深刻化する中、米国やドイツの国債の利回りは低下(債券価格は上昇)しました。

こうした環境の中、類似ファンド分類の2011年のトータルリターンの平均をみると、為替ヘッジなしの類似ファンド分類平均では「国際債券・オセアニア(為替ヘッジなし)」は4.09%とプラスとなったものの、「国際債券・短期債(為替ヘッジなし)」が▲7.20%、「国際債券・欧州(為替ヘッジなし)」が▲3.41%、「国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」が▲3.08%となるなど総じてマイナスとなりました。また、国際債券型部門に属するファンドでは、「国際債券・オセアニア(為替ヘッジなし)」や「国際債券・短期債(為替ヘッジなし)」などに属し、高水準の分配金利回りを維持したファンドなどへ資金が流入した一方で、「国際債券・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」、「国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」などに属するファンドからは大きく資金が流出しました。

402本の候補ファンドの中から選出された3本のファンドは、機動的に為替ヘッジをしつつ、先進国各国の債券に分散投資するファンドや、良好なパフォーマンスとなったオーストラリアの債券に投資するファンド、高利回りの主要国債債券に投資するファンドなどとなっています。

国際債券型(為替ヘッジなし)部門 受賞ファンドのご紹介