Fund of the Year 2011
国際債券型(為替ヘッジあり)部門の傾向

円高が進むも、為替ヘッジのため概ね堅調なパフォーマンス

国際債券型(為替ヘッジあり)部門は、類似ファンド分類「国際債券・グローバル・除く日本(為替ヘッジあり)」、「国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジあり)」と先進国を中心に幅広く債券に投資する2の分類に加え、先進国の特定地域に投資する2の分類や、短期債に投資する分類など計5の分類で構成されています。国際債券型(為替ヘッジあり)部門のパフォーマンスは外国為替市場では対主要通貨で円高が進む中、為替ヘッジを行わないファンドのパフォーマンスに大きなマイナスとなった一方で、為替ヘッジを行う当部門のファンドのパフォーマンスに響かず、一部のファンドを除いては堅調なパフォーマンスとなりました。投資対象資産でみると、地域別では欧州財務問題の深刻化から相対的にリスクが低いとみられる米独の利回りが低下する(債券価格は上昇)一方で、財政悪化が懸念される一部の欧州国の利回りは上昇(債券価格は下落)しました。

こうした環境の中、類似ファンド分類の2011年のトータルリターンの平均をみると、為替ヘッジありの類似ファンド分類平均では「国際債券・物価連動債(為替ヘッジあり)」のトータルリターンは9.08%とプラスとなり、「国際債券・グローバル・除く日本(為替ヘッジあり)」が5.49%、「国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジあり)」が3.88%となるなど、一部の類似ファンド分類を除いてプラスとなりました。また、当部門に属するファンドは、円高の進行によって為替ヘッジが注目される中、総じて資金の純流入となりました。また、通貨選択型ファンドの設定とともに、円で為替ヘッジを行うファンドも設定されるケースが多いことから、当部門に属するファンドの本数も増えてきています。

96本の候補ファンドの中から選出された3本のファンドは、幅広く世界の債券に投資するファンドのほか、公益債券といった特定のテーマに基づき投資対象を選別するファンド、高格付けの債券を組み入れるファンドなど、多彩なファンドとなっています。

国際債券型(為替ヘッジあり)部門 受賞ファンドのご紹介