Fund of the Year 2011
高利回り債券型部門の傾向

投資対象資産別でパフォーマンス差が出るも、資金流入傾向は続く

高利回り債券型部門は、世界の高利回り債券に投資する「国際債券・ハイイールド(為替ヘッジなし)」や、複数の新興国の債券に投資する「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」など5の類似ファンド分類で構成されています。高利回り債券型部門のパフォーマンスは外国為替市場では対主要通貨で円高が進む中、為替ヘッジを行うファンドのパフォーマンスが良好となりました。このほか、インドネシア債券に投資するファンドのパフォーマンスが堅調となったほか、相対的に景況感が良好となった米国の高利回り債券に投資するファンドのパフォーマンスも相対的に良好となりました。

こうした環境の中、類似ファンド分類の2011年のトータルリターンの平均をみると、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジあり)」のトータルリターンは2.80%とプラスとなり、「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジあり)」が1.02%となりました。一方、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」は▲4.13%となり、「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」は▲5.44%とマイナスとなりました。また、当部門に属するファンドは、高利回り債券部門に属するファンドは、高い分配金利回りが投資家から支持され、純資金流入傾向が続いています。ただ、米国の高利回り債券に投資するファンドには投資家の関心が続いているようですが、ブラジル債券に投資するファンドについては一時のレアルの急落などが影響して、純資金流出となっているところも出ているようです。

453本の候補ファンドの中から選出された4本のファンドは、資源国の債券に注目するファンドのほか、米国の高利回り債券に投資するファンド、為替ヘッジを行いつつ幅広く新興国債券に投資するファンドなどとなっています。

高利回り債券型部門 受賞ファンドのご紹介