Fund of the Year 2011
オルタナティブ型部門の傾向

リートの運用成績は低調も、高分配金利回りで資金純流入は継続

オルタナティブ型部門は、「国内REIT」、「国際REIT・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」、「国際REIT・北米(為替ヘッジなし)」などの国内外REITの12の類似ファンド分類に加え、ヘッジファンドの3分類、コモディティの4分類の計19分類で構成されます。オルタナティブ型部門のパフォーマンスは総じて優れませんでした。中でも国内REITの下落が目立ちました。国内REIT市場のインデックスである「東証REIT指数(配当込み)」の2011年の騰落率は▲22.18%となりました。海外のREIT市場も北米地域以外は軟調に推移し、代表的なインデックスである「S&PグローバルREIT指数(配当込み、ドルベース)」の騰落率は1.70%と小幅な上昇となりました。一方、コモディティ市場も、原油、金を除いて総じて下げ、「CRB指数」は▲8.26%となりました。

こうした環境の中、類似ファンド分類の2011年のトータルリターンは、「国内REIT」が▲22.82%、円高・ユーロ安の影響を受けた「国際REIT・欧州(為替ヘッジなし)」は▲33.05%なる一方で、唯一「国際REIT・北米(為替ヘッジあり)」が8.18%となりました。資金純流入をみると、オルタナティブ型部門に属するファンドのうち、国内REITの2011年の年間の資金純流出入額は1,638億円の純流入、国際REITは同2兆112億円の純流入となり、高い分配金利回りなどに注目が高まり2010年に引き続きREITファンドは投資家の支持を集めました。オルタナティブ型部門の国内外のREITは、景気に対する先行きの見通しなどにより、地域間格差が大きくなったことに加え、為替レートの変動も大きく、国(地域)別配分でパフォーマンスに大きな差がでました。また、大幅に下落した日本や欧州地域においては、銘柄選択でパフォーマンスに大きな差がつきました。273本の候補ファンドの中から選択された2本のファンドは、2011年のみならず、中長期的に安定したパフォーマンスを維持し、ファンドのコンセプトに沿った安定的、かつ、継続的な分配金が支払われており、投資家の支持を集めています。

オルタナティブ型部門 受賞ファンドのご紹介