Fund of the Year 2011
バランス型部門の傾向

債券は堅調に推移するも、株式・REITの低迷や円高の影響から総じて低調なパフォーマンスに

バランス型部門は、「安定」、「安定成長」、「バランス」、「成長」及び、「ターゲットイヤー〜2020」、「ターゲットイヤー2021〜2030」、「ターゲットイヤー2031〜」の計7つの類似ファンド分類で構成されています。

バランス型部門のパフォーマンスは、概ね低調でした。2011年は、欧州財政問題を背景とした先進国経済の減速懸念からリスク回避の動きが強まり、株式・REIT(不動産投資信託)などのリスク資産から安全資産としての債券に資金がシフトしました。外国為替市場では、円に対して主要通貨が大きく下落し、米ドルが4.60%、ユーロが6.66%下落しました。そのため、株式・REITや外貨建て資産の組入比率が高いファンドは相対的にパフォーマンスが悪化し、債券や円建て資産の組入比率の高いファンドが相対的に良好なパフォーマンスとなりました。

2011年の年間トータルリターンは、債券や円建て資産の組入比率が相対的に高い「安定」が▲2.63%となったほか、「安定成長」が▲7.00%の下落率に留まりました。一方で、株式・REITや外貨建て資産の組入比率が相対的に高い「バランス」や「成長」が、それぞれ▲8.71%、▲11.37%と大きく下落しました。また、バランス型部門に属するファンドの2011年の年間の純資金流出入額は6,388億円の純流出となり、特に「バランス」や「安定」などからの純流出が目立ちました。

547本の候補ファンドの中から選出された3本のファンドは、国内債券を中心にバランスよく分散投資を行うファンドや、外国の債券、株式、REITの3資産に投資を行うファンドなど、2011年だけでなく中長期的に安定して相対パフォーマンスをあげたファンドです。

バランス型部門 受賞ファンドのご紹介