優秀賞

評価基準日:2012年12月31日 国内株式型 部門(対象ファンド:678本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国内大型グロース ベンチマーク:TOPIX(東証株価指数)

優秀賞

アバディーン・ジャパン・オープン
『愛称:メガトレンド』

設定・運用:アバディーン投信投資顧問株式会社

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投資方針
当ファンドは国内上場企業に投資を行うアクティブファンドであり、企業の「成長力」、「経営の質」、「株価」を重視する方針から、企業訪問を通して調査を行うボトムアップ・アプローチを重視し、集中投資を行う。財務状況など定量要因に加え、経営陣の資質など定性要因も加味した企業分析を行う。年2回(3月17日、9月17日)決算。

選考ポイント

2012年のトータルリターンは類似ファンド分類内で上位、運用効率も高い

 2012年のトータルリターンは29.78%となり、ベンチマークを11.77%、類似ファンド分類平均を10.16%いずれも上回った。2012年12月末時点での業種別構成比率の上位は、電気機器19.7%、輸送用機器15.6%などで、海外純利益率が比較的高く為替変動の影響を受けにくい銘柄やアジアを含む新興国向け事業に成長ドライブをもつ銘柄などを継続的にポートフォリオに組み入れていたことが運用成績にプラスに寄与した。個別銘柄では、エフ・シー・シーなどがマイナスに寄与した一方、パルコ、三菱地所などがプラスに寄与した。
 同期間、類似ファンド分類内では、アジアの経済成長の恩恵を受ける銘柄に特化した一部のファンドに劣後したものの、社会構造の変化に応じた業種・銘柄に投資するファンドやCSRファンドなどを上回り、通貨選択型ファンドを除く類似ファンド分類内では82本中第5位となった。同期間のシャープレシオは1.65と、類似ファンド分類平均を0.74上回り、同4位と相対的な運用効率も高い。また、通貨選択型を除く類似ファンド分類内では3位までの上位はいずれもアバディーン投信投資顧問(以下、同社)が運用するファンドで占められている。

運用主体がアバディーンに変更、チーム制を採用し、運用成績は改善に

 当ファンドは、アバディーン・グループがクレディ・スイス・グループから資産運用事業の一部を買収し、2009年7月以降は運用主体がクレディ・スイス投信から同社に変更となったが、それ以降運用成績は改善傾向にある。暦年のトータルリターンをみると、2012年までの過去10年間のうち、運用主体の変更前の2003年から2007年、2009年の計6年間で類似ファンド分類平均を下回った。一方、同社が運用主体となってからの2010年以降の3年間は類似ファンド分類平均をいずれも上回っており、相対的に良好な運用成績を継続している。

バイ・アンド・ホールドを基本とし、厳選した銘柄に投資し長期のリターンを追求

 当ファンドは、長期的な視野に立った運用を行うことから、組入れ銘柄についてはバイ・アンド・ホールドを基本としている。2012年12月末時点の組入れ銘柄数は31銘柄と相対的に少なく、厳選した銘柄に投資する。類似ファンド分類内の純資産額上位のポートフォリオ変更に機動性をもたせたファンドでは売買回転率100%を超えるものが多い中、当ファンドは17%(2012年3月22日から2012年9月18日)と低く抑え、売買頻度も少ないことから売買コストの低減につなげている。当ファンドが銘柄選定時に重視するものは、「企業の質」だが、中核事業の利益成長率、財務内容、少数株主への利益還元などの観点で選別し、事業計画の立案・実行できる経営陣の資質を見極めポイントとする。企業調査に裏打ちされた確信度の高い銘柄でポートフォリオ構築。組入れ銘柄については株価上昇時に一部売却、下落時には買い増しを図ることを選好する。

過去のFund of the Year 受賞ファンド

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当賞は、国内追加型株式投資信託を選考対象として独自の定量分析、定性分析に基づき、2012年において各部門別に総合的に優秀であるとモーニングスターが判断したものです。投資信託は、販売会社がお申込みの取扱いを行い、委託会社が運用を行います。投資信託は株式や債券などの価格変動性のある有価証券に投資するため、元本割れの恐れや価格変動の要因となる様々なリスクがあるほか、購入・運用・解約時に所定の手数料や費用などがかかります。これらのリスクや手数料・費用は各投資信託によって異なりますので、商品の購入をご検討の際は当該商品の投資信託説明書(交付目論見書)、契約締結前交付書面等(目論見書補完書面を含む)を十分にご理解し、ご自身の判断でご購入ください。