優秀賞

評価基準日:2012年12月31日 国際株式型 部門(対象ファンド:836本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国際株式・中国(為替ヘッジなし) ベンチマーク:なし

優秀賞

三井住友・ニュー・チャイナ・ファンド

設定・運用:三井住友アセットマネジメント株式会社

  • 販売会社
  • ファンド情報
  • 運用会社
投資方針
当ファンドは、マザーファンド(実質的な運用を行うファンド)への投資を通じて、中国国内で事業展開している企業の中から、中長期的な運用視点に基づき、業種ごとに競争力の強いエクセレント・カンパニーに厳選投資する。また、中国を代表する企業の新規公開にも着目し、選別投資によってより高い収益確保を狙う。原則として為替ヘッジは行わない。年1回(10月)決算。

選考ポイント

リターン、効率性ともに類似ファンド分類平均を上回る

 2012年のトータルリターンは31.64%となり、類似ファンド分類平均を4.41%上回った。同期間、前半は中国の成長支援に向けた政策期待などから香港市場、上海市場ともに上昇したものの、その後は景気悪化懸念から下落に転じた。後半は欧米の追加金融緩和を背景に香港市場は上昇し、景気底打ちへの期待が強まった上海市場も12月には急反発。年末にかけて進んだ円安も基準価額の大幅な上昇に寄与した。類似ファンド分類内では、香港市場を主要投資対象とするファンドなどに対して劣後したものの、A株を主要投資対象とするファンドなどに対して優位となり、一般的な中国株式ファンドで上位の運用成績となった。同期間のシャープレシオは1.41となり、類似ファンド分類平均を0.19上回り、相対的に高い運用の効率性となった。

様々な市場から収益確保し、過去10年間でトップ

 当ファンドの設定は2001年10月であり、類似ファンド分類内では4番目に長い運用実績を有する。また、2012年12月末時点の純資産額は427億円と、類似ファンド分類第1位の規模を誇っており、当ファンドは代表的な中国株式ファンドの一つである。
 2012年12月末時点のポートフォリオをみると、H株43.2%、レッドチップ20.6%、上海・深センA株16.4%などとなっている。類似ファンド分類内には、香港や上海など特定の市場のみを投資対象とするファンドも少なくないものの、当ファンドは様々な市場を投資対象とすることで、多様な局面で収益を獲得できる点に強みがある。過去10年間のトータルリターンは、類似ファンド分類内で第1位となっている。暦年のトータルリターンをみると、2012年までの過去10年間のうち、7年間で類似ファンド分類平均を上回っており、中国株式市場の上昇・下落のいずれの局面においても相対的に優れた運用成績を維持している。

現地採用の積極化により、充実した運用・調査体制を構築

 当ファンドでは、東京、香港、上海の三位一体の体制で運用・調査にあたっており、中国株式運用を行う上で充実した調査・運用体制が構築されている。当ファンドの運用には3拠点合計で14名が携わっており、アナリスト、エコノミストの平均経験年数は11年と、経験豊富な人員で構成されている。特に、香港、上海拠点には、現地採用の積極化により、現地中国経済に詳しいメンバーが多数在籍している。また、当ファンドでは現地に根差した調査活動を重視しており、3拠点合計で年間2,000件以上の企業訪問を実施し、綿密なリサーチを重ねている。加えて、現地情報だけに留まらず、インドや韓国、ASEAN(東南アジア諸国連合)などをカバーするアナリストとも連携をとり、周辺各国の情報も有効に活用している。
 また、当ファンドを運用する三井住友アセットマネジメントはQFII(適格国外機関投資家)の資格を国内の運用会社で2番目に取得しており、いち早くA株を組入対象とするなど中国株式運用に注力してきた。

過去のFund of the Year 受賞ファンド

当資料は、モーニングスターが作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。

Morningstar Award "Fund of the Year 2012"は過去の情報に基づくものであり、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。また、モーニングスターが信頼できると判断したデータにより評価しましたが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。著作権等の知的所有権その他一切の権利はモーニングスター株式会社並びにMorningstar,Inc.に帰属し、許可なく複製、転載、引用することを禁じます。

当賞は、国内追加型株式投資信託を選考対象として独自の定量分析、定性分析に基づき、2012年において各部門別に総合的に優秀であるとモーニングスターが判断したものです。投資信託は、販売会社がお申込みの取扱いを行い、委託会社が運用を行います。投資信託は株式や債券などの価格変動性のある有価証券に投資するため、元本割れの恐れや価格変動の要因となる様々なリスクがあるほか、購入・運用・解約時に所定の手数料や費用などがかかります。これらのリスクや手数料・費用は各投資信託によって異なりますので、商品の購入をご検討の際は当該商品の投資信託説明書(交付目論見書)、契約締結前交付書面等(目論見書補完書面を含む)を十分にご理解し、ご自身の判断でご購入ください。