優秀賞

評価基準日:2012年12月31日 高利回り債券型 部門(対象ファンド:524本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジあり) ベンチマーク:なし

優秀賞

DWS 欧州ハイ・イールド債券ファンド(円コース)
(毎月分配型)

設定・運用:ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社

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投資方針
当ファンドは、DWS ユーロ・ハイ・イールド・ボンド・マスター・ファンド(円)(以下、投資先ファンド)への投資を通じて、実質的にユーロ建て高利回り社債への投資を行う。投資先ファンドの運用は、ドイツ銀行グループのリテールビジネスを担うDWSインベストメントGmbH(以下、同社)が行う。原則として、ユーロ建資産を対円で為替ヘッジする。毎月(24日)決算。なお、当ファンドは6本のコースで構成される通貨選択型ファンドの1本である。

選考ポイント

2012年は類似ファンド分類内で第1位の運用成績

 2012年のトータルリターンは28.18%となり、類似ファンド分類平均を11.49%上回った。同期間、欧州ハイイールド債券市場は、欧州債務問題の悲観的な見通しが後退したことに加えて、先進国の金融緩和政策が続く状況で高利回り資産に対する需要が継続し、大幅に上昇した。当ファンドでは、欧州ハイイールド債券市場が過度に割安な状況にあるという相場観に基づき、信用リスクを取った運用を行ったことが奏功した。
 同期間、類似ファンド分類内では、米国やアジアのハイイールド債券に投資するファンドに対して優位となったのみならず、欧州ハイイールド債券を主要投資対象とするファンド7本(以下、参考類似ファンド分類)のトータルリターンも上回り、第1位の運用成績となった。特に、上昇局面の運用成績は相対的に優れており、1月、2月、12月の月次トータルリターンは類似ファンド分類内でいずれも第1位となった。

好調な運用成績を背景に2012年後半に純資金流入加速

 当ファンドでは、相場の見通しに基づいて信用力の低い銘柄にも投資を行う。2012年末の格付別構成比率をみると、CCC格以下の債券を10.9%保有しており、参考類似ファンド分類内のファンドと比較してその比率は高めとなる。信用リスクの高い銘柄に対しても、高い運用・調査能力を背景に積極的な投資を行うことで、優れた運用成績を上げることを可能にしている。
 2012年の年間の純資金流入額は45億円と、参考類似ファンド分類内で第1位となった。特に、12月には月次では設定来で最高となる25億円の純資金流入を記録した。その結果、2012年末の純資産額は79億円となり、2011年末の30億円から約2.6倍の規模にまで拡大。参考類似ファンド分類内では当ファンドの純資産額は第1位となった。

欧州ハイイールド債券市場で長期の運用実績

 同社は、欧州最大の金融機関であるドイツ銀行グループの資産運用会社で、欧州ハイイールド債券市場が発展し始めた1990年代前半から欧州ハイイールド債券の運用を開始した。投資先ファンドは、同社の欧州ハイ・イールド・チームが運用する。同チームに所属するファンドマネジャーは設定来(2010年6月)から当ファンドを担当し、アナリストはファンドマネジャーを含めて5名が在籍している。同チームの平均経験年数は10年を超え、欧州ハイイールド債券市場の80%をカバーする。同社では、株式・債券といった資産区分に関わらず調査情報をグローバルに共有することで幅広いリサーチを可能にしており、投資先ファンドの運用においても、グローバルな運用・調査体制を十分に活用している。
 ドイチェ・アセット・マネジメントが運用する国内公募追加型株式投信の欧州ハイイールド債券ファンドの純資産額は合計で1,420億円と、国内の運用会社では最大。加えて、通貨選択型ファンドの中には同社が運用するファンドを主要投資対象とするファンドもあり、国内投信市場における欧州ハイイールド債券運用では、ドイチェ・アセット・マネジメントの存在感は大きい。

過去のFund of the Year 受賞ファンド

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当賞は、国内追加型株式投資信託を選考対象として独自の定量分析、定性分析に基づき、2012年において各部門別に総合的に優秀であるとモーニングスターが判断したものです。投資信託は、販売会社がお申込みの取扱いを行い、委託会社が運用を行います。投資信託は株式や債券などの価格変動性のある有価証券に投資するため、元本割れの恐れや価格変動の要因となる様々なリスクがあるほか、購入・運用・解約時に所定の手数料や費用などがかかります。これらのリスクや手数料・費用は各投資信託によって異なりますので、商品の購入をご検討の際は当該商品の投資信託説明書(交付目論見書)、契約締結前交付書面等(目論見書補完書面を含む)を十分にご理解し、ご自身の判断でご購入ください。