優秀賞

評価基準日:2012年12月31日 高利回り債券型 部門(対象ファンド:524本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国際債券・エマージング・単一国(為替ヘッジなし) ベンチマーク:なし

優秀ファンド賞

トルコ・ボンド・オープン(毎月決算型)

設定・運用:大和証券投資信託委託株式会社

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投資方針
当ファンドはマザーファンド(実質的な運用を行うファンド)を通じて、実質的にはトルコ政府や政府関係機関ならびに国際機関等が発行するトルコ・リラ建て債券を主要投資対象とする。金利や物価の動向、経済情勢や市場環境等を勘案し、ポートフォリオを構築する。債券運用の一部は、ダイワ・アセット・マネジメント(ヨーロッパ)リミテッドが担当する。原則として為替ヘッジは行わない。毎月(22日)決算。

選考ポイント

2012年のトータルリターン、シャープレシオは類似ファンド分類内で第1位

 2012年のトータルリターンは43.89%となり、類似ファンド分類平均を25.67%上回った。同期間、大手格付け会社によるトルコの格上げやインフレ懸念の後退を受けた債券利回りの低下(債券価格の上昇)に加えて、外国為替市場でリラ高・円安で推移したことから、トルコ債券ファンドはブラジル債券や人民元建て債券に投資する他の新興国債券ファンドを大きく上回った。
 同期間、類似ファンド分類内では、トルコ以外の単一国へ投資するファンドに対して優位となったのみならず、類似ファンド分類内で1年以上の運用期間を有するトルコ債券ファンド(1本)のトータルリターンも上回り、第1位の運用成績となった。同期間のシャープレシオは2.96と、類似ファンド分類内で第1位となり、相対的な運用効率も高い。

トルコ債券ファンドで最も人気の高いファンド

 当ファンドではデュレーションのコントロールを軸に、市場平均を上回る収益を上げることを目標としている。2012年はトルコ債利回りが低下基調で推移する中、年初から1年程度のデュレーションの長期化を進めたことが、相対的に良好な運用成績を上げる要因の一つとなった。同年12月末には当ファンドのデュレーションは3.2年と、他のトルコ債券ファンドよりも長期化しており、積極的な運用でより高い収益獲得を狙っている。
 投資家のトルコへの関心が高まる中、2012年にはトルコ債券を主要投資対象とするファンドが類似ファンド分類内で3本設定され、計5本まで増加している。その中でも当ファンドの純資産額は88億円と、最大規模となる。

グローバルな情報網をトルコ債券運用に活用

 当ファンドの運用は大和証券投資信託委託(以下、同社)の新興国チームが行う。新興国チームのファンドマネジャーは、トルコ債券市場の割安割高分析、国債の入札動向、物価連動債のイールドカーブ等について調査をし、ポートフォリオの構築を行う。ロンドンに拠点を持つダイワ・アセット・マネジメント(ヨーロッパ)リミテッドからは、トルコを含む新興国全般についてのマクロ情報や債券市場動向に関する情報提供を受けて、当ファンドの運用に活用される。同社では新興国債券運用の陣容拡大のため、人員増や投資対象市場の拡大など、運用・調査体制を強化してきた。加えて、現地金融機関や政府機関との人脈構築を図るなど、積極的に情報収集を行っている点も評価できる。
 同社はトルコ債券ファンドに限らず様々な新興国債券の運用を手掛ける。同社の新興国債券ファンドの純資産額は9,883億円と、新興国債券運用では国内の運用会社で最大級の規模を誇る。

過去のFund of the Year 受賞ファンド

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当賞は、国内追加型株式投資信託を選考対象として独自の定量分析、定性分析に基づき、2012年において各部門別に総合的に優秀であるとモーニングスターが判断したものです。投資信託は、販売会社がお申込みの取扱いを行い、委託会社が運用を行います。投資信託は株式や債券などの価格変動性のある有価証券に投資するため、元本割れの恐れや価格変動の要因となる様々なリスクがあるほか、購入・運用・解約時に所定の手数料や費用などがかかります。これらのリスクや手数料・費用は各投資信託によって異なりますので、商品の購入をご検討の際は当該商品の投資信託説明書(交付目論見書)、契約締結前交付書面等(目論見書補完書面を含む)を十分にご理解し、ご自身の判断でご購入ください。