高利回り債券型部門の動向

「為替ヘッジあり」が投資家の支持を集める

高利回り債券型部門は、ハイイールド債券(高利回り事業債券)に投資する「国際債券・ハイイールド(為替ヘッジなし)」、単一の新興国の債券に投資する「国際債券・エマージング・単一国(為替ヘッジなし)」、複数の新興国の債券に分散投資する「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」など、計5つの類似ファンド分類で構成されています。

高利回り債券型部門の運用成績は、世界的に金融緩和が進んだことでハイイールド債券市場や新興国債券市場へ資金流入が続き、堅調に推移しました。ハイイールド債券の地域別では、欧州やアジアが大きく上昇しました。新興国債券は、社債などより利回りの高い債券が選考される傾向が強まりました。外国為替市場では一部の新興国では利下げなどの影響から円高が進んだものの、多くの通貨に対する円安が進む中、為替ヘッジなしのファンドが優位な展開となりました。新興国債券の代表的なインデックスである「JPMorgan EMBI Global Diversified(米ドルベース)」の2012年の年間の騰落率は17.44%となりました。

こうした環境の中、2012年の年間のトータルリターンは、高利回り債券型部門に属する全ての類似ファンド分類がプラスとなりました。上昇率でみると、「国際債券・ハイイールド(為替ヘッジなし)」が30.45%と最も高く、次いで「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」が26.02%となりました。国別では、トルコやロシアの利回りの低下(債券価格の上昇)が目立ちました。高利回り債券型部門の年間の純資金流出入額は、1兆2,009億円の純流入となりました。「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」を除く全ての分類で純流入となり、特に「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジあり)」への資金流入が目立ちました。

524本の候補ファンドの中から選出されたファンドは、トルコ債券ファンド1本、ハイイールド債券ファンド3本、複数の新興国債券に分散投資するファンド3本の計7本となっており、うち5本は為替ヘッジを行うファンドです。

受賞ファンドのご紹介

過去のFund of the Year 受賞ファンド

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当賞は、国内追加型株式投資信託を選考対象として独自の定量分析、定性分析に基づき、2012年において各部門別に総合的に優秀であるとモーニングスターが判断したものです。投資信託は、販売会社がお申込みの取扱いを行い、委託会社が運用を行います。投資信託は株式や債券などの価格変動性のある有価証券に投資するため、元本割れの恐れや価格変動の要因となる様々なリスクがあるほか、購入・運用・解約時に所定の手数料や費用などがかかります。これらのリスクや手数料・費用は各投資信託によって異なりますので、商品の購入をご検討の際は当該商品の投資信託説明書(交付目論見書)、契約締結前交付書面等(目論見書補完書面を含む)を十分にご理解し、ご自身の判断でご購入ください。