モーニングスターアワード2014

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モーニングスター アワード2014

評価基準日:2014年12月31日 国内株式型 部門(対象ファンド:782本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国内大型グロース ベンチマーク:なし

最優秀ファンド賞

スパークス・新・国際優良日本株ファンド『愛称:厳選投資』

設定・運用:スパークス・アセット・マネジメント株式会社

投資方針

 当ファンドは、国内上場企業の中から、「新国際優良企業」として厳選した20銘柄程度に投資を行うアクティブファンドである。「新国際優良企業」とは、国内市場で圧倒的なシェアを持ち、世界的にも高い技術やブランド力を持つ企業を指す。年1回(3月27日)決算。

選定ポイント

リターン、効率性ともに実質トップ
 2014年のトータルリターンは26.13%と、類似ファンド分類平均を15.53%上回った。業種別では、情報・通信や卸売などの比率を高めていたファンドに対して優位となったほか、幅広い銘柄に分散投資を行うファンドに対しても優位となり、同分類内で85本中第2位となった。第1位は通貨選択型ファンド、第3位及び第4位は特定の業種に限定して投資を行うファンドであり、一般的なアクティブファンドの中では実質的には他のファンドを大きく引き離す優れた運用成績となった。同期間のシャープレシオは2.52と、類似ファンド分類平均を1.68上回り、同第1位と、運用の効率性でも極めて優れている。
 参考として、同期間のTOPIX(配当込み)の騰落率と比較すると、当ファンドが15.86%上回った。個別銘柄では、経営者の高い経営手腕が期待される「日本電産」、アジアを中心にグローバルな事業展開が期待される「良品計画」などがプラスに寄与した。
6年中3年でトップ10入り、5ツ星も継続中
 暦年のトータルリターンをみると、2014年までの過去6年間の全ての年で類似ファンド分類平均を上回った。2011年は東日本大震災の発生や欧州債務危機などの影響から類似ファンド分類平均が▲17.51%となったものの、同平均を1.86%上回った。一方、その前後の年で、類似ファンド分類平均がプラスとなった2010年は第2位、2012年も第8位となっており、よほど極端な相場展開とならない限り、株式市場の上昇・下落のいずれの局面においても相対的に優位な運用成績となることが期待される。
 モーニングスターレーティングでは、2012年4月以降は全ての月で4ツ星、もしくは5ツ星を獲得。2014年4月以降は9ヵ月連続で5ツ星を獲得しており、長期にわたり相対的な効率性でも高水準を維持している。
一貫して同一のファンドマネジャーが担当、充実した日本株調査
 当ファンドの運用は、ファンドマネジャーである武田 政和氏が行う。武田氏は外資系金融機関等で勤務した後、1999年にスパークス・アセット・マネジメント(以下、同社)に入社。日本株アナリストを経験した後は、ファンドマネジャーとして従事しており、約13年の運用経験を有する。当ファンドについては、設定(2008年3月)来、一貫して担当している。武田氏が属する運用調査本部には10名のファンドマネジャー兼アナリスト、4名のアナリスト、3名のトレーダーが属する。ファンドマネジャーの平均運用経験年数は約14年、同社の平均在籍経験年数は約10年となっている。
 運用にあたっては、「リサーチは投資における最大のリスクヘッジ」という考えから日本の上場企業の決算書、有価証券報告書やメディア等の情報を多くの時間をかけて読み込み、分析をし、将来にわたってキャッシュフローを産み出すビジネス・企業を見つけだす。その中から、調査対象企業へ複数のファンドマネジャーとアナリストが直接訪問し、経営者や幹部職員との面談をすることで、企業の本質的価値を見極めた上で、「新国際優良企業」と判断される企業にだけ厳選して投資を行う。