モーニングスターアワード2014

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モーニングスター アワード2014

評価基準日:2014年12月31日 国内株式型 部門(対象ファンド:782本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国内大型バリュー ベンチマーク:なし

優秀ファンド賞

ストラテジック・バリュー・オープン『愛称:真価論』

設定・運用:野村アセットマネジメント株式会社

投資方針

 当ファンドはマザーファンドを通じて、全上場企業の中から、「安くて」「強い」企業を厳選して投資を行うアクティブファンドである。「安さ」についてはPERなどの株価指標に基づいて、「強さ」について個別企業の調査に基づいて判断し、最終的には100〜200銘柄程度でポートフォリオを構築する。年1回(7月24日)決算。

選定ポイント

リターン、効率性ともに平均以上、投資家の支持も継続
 2014年のトータルリターンは9.05%と、類似ファンド分類平均を0.18%上回った。類似ファンド分類内では、好配当株ファンドの一角やSRI関連ファンドなどに対して優位となったのみならず、一般的なアクティブファンドの中でも、情報・通信の比率を高めていたファンドなどに対して優位となった。同期間のシャープレシオは0.74と、同分類平均を0.02上回り、運用の効率性でも優れた。年間の純資金流出入額は13億円の流入超過と、日本株ファンド全体では流出超過となるファンドが目立つ中でも投資家の支持を集めた。
 参考として、同期間のTOPIXの騰落率と比較すると、当ファンドが0.97%上回った。個別銘柄では、ダイセルやTDKのオーバーウェイト、ソフトバンクの非保有などがプラスに寄与した。
年間リターンは10戦9勝、54分の53で5ツ星を獲得
 暦年のトータルリターンをみると、2014年までの過去10年間のうち、2012年を除く9年間で類似ファンド分類平均を上回った。2008年は類似ファンド分類平均が40%以上下落する中、相対的に下落率を低くとどめ、同平均を上回った。一方、2003年、2006年、2010年には類似ファンド分類内で上位10%の運用成績となっており、株式市場の上昇・下落のいずれの局面においても優れた運用成績を示した。
 モーニングスターレーティングは2014年12月までの54カ月間の全てで4ツ星以上を維持し、うち53カ月で5ツ星を獲得しており、相対的な運用の効率性でも極めて高い水準を維持している。
日本株の充実した調査体制、欧州でも5ツ星を獲得
 マザーファンドの運用は、野村アセットマネジメントの運用部株式グループ バリューチーム(以下、同チーム)が担当する。同チームの高柳 健太郎氏は約21年の運用・調査経験を有し、設定(2000年7月)来、マザーファンドを担当している。同チームには、エコノミスト5名、アナリスト25名が属している。アナリストは素材、加工、インフラ、消費、小型株、ガバナンスの各セクターについて複数名が配置されており、かつ、全てのセクターの平均運用・調査経験年数が10年以上と充実した調査体制が構築されている。
 高柳氏は、アイルランド籍の「Nomura Funds Ireland - Japan Strategic Value Fund」の運用も行っており、同ファンドのモーニングスターレーティングは2014年12月末時点では5ツ星と、海外からも高い評価を受けている。
 なお、当ファンドは2010年の「ファンド オブ ザ イヤー」で最優秀賞を受賞しているほか、2003年、2011年にも優秀賞を受賞しており、今回で4回目の受賞となる。