モーニングスターアワード2014

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モーニングスター アワード2014

評価基準日:2014年12月31日 債券型 部門(対象ファンド:892本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国際債券・グローバル・含む日本(F) ベンチマーク:なし

優秀ファンド賞

DWS グローバル公益債券ファンド(毎月分配型)Bコース(為替ヘッジなし)

設定・運用:ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社

投資方針

 当ファンドはファミリーファンド方式で運用され、マザーファンドを通じて世界の公益債券に投資する。投資対象は取得時の格付けがBBB格相当以上の債券。マザーファンドの運用はドイチェ・アセット&ウェルス・マネジメント・インベストメントGmbHが行う。毎月20日決算。

選定ポイント

リターン、シャープレシオともに類似ファンド分類上回る、資金流入は過去最高
 2014年のトータルリターンは18.08%となり、類似ファンド分類平均を4.84%上回った。米国やドイツなど主要先進国の金利が低下基調となる中、相対的に利回りの高い公益債の需要が高まり、当ファンドのパフォーマンスにプラスに寄与した。類似ファンド分類内では、資源国や新興国を多めに組み入れるファンドが原油急落の影響で低迷する一方、先進国を中心に信用力が高い公益債に投資する当ファンドは優位となり、上位23%の運用成績となった。
 同期間のシャープレシオは2.19と、類似ファンド分類平均を0.23上回った。2014年12月末時点のモーニングスターレーティングは4ツ星となっており、「安定運用を目指す」という当ファンドのコンセプト通り、リスクを抑えながら良好なリターンを達成。過去1年間の純資金流入額は92億円と、暦年では設定来で過去最高となり、優れた運用成績により投資家の支持を集めている。
4年連続で類似ファンド分類上回る、金利上昇・下落に対応
 暦年のトータルリターンをみると、2014年までの過去5年間のうち、4年間で類似ファンド分類平均を上回った。当ファンドは国別組入比率で米国が約4割と最も高いが、米金利が低下した2014年のみならず、上昇した2013年においてもリターンは類似ファンド分類平均を上回っており、米金利の上昇・下落局面に関わらず良好な運用成績を残している。国債の先物の売り建てにより米金利上昇による債券価格下落の影響を軽減しており、金利上昇局面に備えた運用を行っている。
 また、2011年は欧州危機で類似ファンド分類平均がマイナスとなる中でも当ファンドは1.08%とプラスのリターンを確保した。同年の標準偏差も6.81%と、類似ファンド分類平均より3.57%低い。ディフェンシブな公益債に投資する当ファンドの強みが発揮されたと言え、下落リスクを抑えた運用は評価される。
債券運用で存在感、欧州籍ファンドは2年連続トップ3の資金流入
 欧州籍オープンエンドファンドのうち、債券ファンドの運用会社別純資金流入額において、ドイチェ・アセット&ウェルス・マネジメントは2014年、2013年と2年連続でトップ3に入っており、債券運用において存在感を発揮している。当ファンドのマザーファンドは、ドイチェ・アセット&ウェルス・マネジメントのドイツ拠点であるドイチェ・アセット&ウェルス・マネジメント・インベストメントGmbHが運用する。チーム運用制を採用しており、10年以上の運用・調査経験年数を有する3人のファンドマネジャーによって運用される。アナリストは、欧州5名、米国3名、アジア3名、新興国2名の計13名と、世界各国を幅広くカバーする体制となっており、運用・調査経験年数は平均14年と、十分な経験を有する。
 なお、当ファンドは2013 年に「ファンド オブ ザ イヤー」の優秀ファンド賞を受賞しており、2年連続の受賞となる。また、同じマザーファンドに投資する為替ヘッジありの「DWSグローバル公益債券ファンド(毎月分配型)Aコース(為替ヘッジあり)」は2011年、2012年に優秀ファンド賞を受賞している。