モーニングスターアワード2014

Fund of the Year 2014トップページ高利回り債券型部門DWS ユーロ・ハイ・イールド債券ファンド(毎月分配型)Aコース(円ヘッジあり) > DWS ユーロ・ハイ・イールド債券ファンド(毎月分配型)Aコース(円ヘッジあり) 受賞ファンドインタビュー

受賞ファンドインタビュー

高利回り債券型 部門(対象ファンド:661本)

優秀ファンド賞
モーニングスター アワード2014

DWS ユーロ・ハイ・イールド債券ファンド(毎月分配型)Aコース(円ヘッジあり)

設定・運用:ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社

歴史的低金利の環境下、利回りを求める投資家からの注目が高まった『DWS ユーロ・ハイ・イールド債券ファンド(毎月分配型)Aコース(円ヘッジあり)』。厳格なリスクコントロールに基づいた欧州の高利回り社債への投資で、安定的なパフォーマンスを実現している。
ドイチェ・アセット・マネジメントの運用部ポートフォリオ マネージャーの吉田一貴氏に、欧州中央銀行(ECB)の量的金融緩和を背景に魅力度が増したユーロ・ハイ・イールド債券市場の今後と、当ファンドの特徴や運用コンセプトについて聞いた。

欧州の高利回り社債で収益を追求、リスクコントロール体制が強み

“低金利環境下”において“利回りの高さ”がより鮮明に
2014年、ECBは6月と9月の2度にわたり大規模な追加の金融緩和策を発表しました。2015年1月には国債買入れを含む量的緩和(QE)の実施を決定し、今後もユーロ圏における低金利環境は継続することが予想されます。ECBによる強力な金融緩和策のもと、金利水準が低下する中、相対的に高い利回りを求める投資資金の流れは継続しており、今後さらに拍車がかかることも考えられます。

実際に昨年、地政学的リスクに対する懸念の高まりや、世界景気の先行き不透明感、急速な原油価格の下落などを受けて、リスク資産が売られる局面もありましたが、相対的な利回りの高さが着目され、ユーロ・ハイ・イールド債券市場は堅調に推移しました。

こうした背景のもと、『DWS ユーロ・ハイ・イールド債券ファンド(毎月分配型)Aコース(円ヘッジあり)』の資金流入は拡大しています。当ファンドはユーロ建の高利回り社債(以下「ハイ・イールド債券」)を主な投資対象としています。ハイ・イールド債券は、先進国国債や投資適格債券と比べて信用力の面で低く債務不履行(デフォルト)に陥る可能性が高いと評価をされていますが、その分相対的に高い利回りを享受出来るのが魅力のひとつです。

今後は、緩和策の強化が長期にわたってユーロ安要因となり、欧州の輸出関連企業の収益改善がユーロ圏景気を下支えするとみられることや、原油安に伴う個人消費の伸びと企業業績の拡大という展開も想定出来るため、ユーロ・ハイ・イールド債券市場の価格水準がさらに上昇する可能性もあると考えています。

ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社
運用部 ポートフォリオ マネージャー
吉田 一貴 氏


経験豊富な運用チームによる銘柄選定と厳格なリスク管理
当ファンドの強みは豊富な経験を有する運用チームの存在です。グローバルなプラットフォームを活用し、徹底したファンダメンタルズ分析により銘柄選定を行っています。

具体的には、グローバルに展開する企業の多いサービスセクターのほか、ディフェンシブ性の高い電気通信サービスなどのセクターの配分を高めに維持しています。

また、景気動向に左右されやすい金融セクターや自動車セクターの割合を抑えるなどのリスク調整も行っています。これらの戦略によって、結果的にポルトガル大手銀行の破たんの影響を回避し、またエネルギーセクターの割合を1%未満にしたことで、原油価格下落の影響を軽微にとどめることが出来ました。

金融政策の下支えなどによって、欧州経済は今後も緩やかな回復が続くと考えられます。投資家のみなさまには、リスクをご理解いただいた上で、ポートフォリオの“旨味”を享受する意味でも、是非当ファンドをご活用いただければと思います。

(取材・作成:モーニングスター)

基準価額と純資産総額の推移(2011年1月6日(設定日)〜2015年2月27日)

※分配金込基準価額は、分配金(税引前)を再投資したものとして計算しております。
※基準価額の推移は、信託報酬控除後の価額を表示しております。
※過去の運用実績は、将来の運用成果等を保証もしくは示唆するものではありません。
(出所)ドイチェ・アセット・マネジメント

選定ポイント

2014年のトータルリターンは2.64%と、類似ファンド分類平均を1.99%上回った。欧州のハイ・イールド債券は米国と比較し、エネルギーセクターの比率が低いことから、原油安の影響は少ないことも要因だ。シャープレシオは0.85と、類似ファンド分類平均を0.68上回り、同分類内で上位17%とリスクを抑えながら良好なリターンを達成。2014年の純資金流入額は460億円と、類似ファンド分類内でトップになった。

モーニングスターによる評価は、過去の一定期間の実績を分析したものであり、将来の運用成果などを保証するものではありません。