モーニングスターアワード2014

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モーニングスター アワード2014

評価基準日:2014年12月31日 バランス型 部門(対象ファンド:581本)
モーニングスター・類似ファンド分類:安定成長 ベンチマーク:なし

最優秀ファンド賞

タフ・アメリカ(為替ヘッジなし 毎月決算型)

設定・運用:大和住銀投信投資顧問株式会社

投資方針

 当ファンドは、ファンド・オブ・ファンズ方式で運用され、投資先ファンドを通じて、ドル建ての幅広い債券資産クラスに投資するほか、世界の高配当株式やREIT(不動産投資信託)に分散投資を行う。市場環境に応じて、「債券」と「高配当株式・REIT」の組入比率を20%〜80%の範囲内で機動的に変更できる。実質的な運用はニューバーガー・バーマン・グループが行う。毎月(22日)決算。

選定ポイント

運用成績、効率性ともにトップクラス、投資家の支持を集める
 2014年のトータルリターンは21.45%と、類似ファンド分類平均(ただし、フレキシブル・アロケーション型部門に属するファンドは除く。以下、同一条件)を9.76%上回った。主要先進国で長期金利が低下する中、投資適格社債の投資がプラスに寄与したほか、高配当株式の銘柄選択がプラスに寄与した。類似ファンド分類内では、エマージング地域の資産に特化したファンドのほか、国内外の株式・債券の伝統的4資産を組入れるファンド、伝統的な資産に加え、国内外のREITなど非伝統的資産も組入れるファンドなど多くのファンドに対して優位となり、同分類内%ランクは2%と、トップクラスの運用成績となった。
 また、同期間のシャープレシオは2.47と、類似ファンド分類平均を0.89上回り、同分類内%ランクは7%と、運用の効率性もトップクラスとなった。2014年の資金流出入をみると、月間では9カ月で流入超過と、継続的に資金流入が続いており、年間で65億円の流入超過と、類似ファンド分類内で第3位の純資金流入額となった。
3カ月ローリング・リターンは全てプラスを維持、相対リターンも11勝3敗
 2013年11月末から2014年12月末までの3カ月トータルリターンの推移をみると、マイナスとなったのは14カ月中1度もなく、最大13%弱のプラスになった月もあった。インカム資産に投資することで、株式市場の下落局面でも一定の収益を確保でき、為替変動の影響を受けながらも、下落リスクが回避されている。
 また、同期間、類似ファンド分類平均に対しては14カ月中11カ月で上回り、最大で5%強の優位となる月もあるなど、相対的なパフォーマンスも優位に推移している。
ニューバーガー・バーマンの公募投信の運用規模は世界で約7兆円、類似運用戦略は海外で高評価
 当ファンドの投資先ファンドである「トータルリターン・ファンド」「エクイティ・インカム・ファンド」はニューバーガー・バーマン・グループが運用を行う。同社は、1939年に創業し、75年以上の運用実績を有する米国発祥の独立系運用会社である。同社が運用する全世界の公募投信の純資産総額(ETF、ファンド・オブ・ファンズ、フィーダー・ファンド除く、MMF含む)は、2014年12月末時点で596億ドル(約7兆円規模)となっており、運用会社3,006社中第87位の資産規模を誇る。
 投資先ファンドと類似の運用戦略である「ニューバーガー・バーマン・エクイティ・インカム・インスティトゥーショナル」は、良好な運用成績、経験豊富な運用チーム、ファンドマネジャーによるファンドへの多額の自己資金の投入などが評価され、2014年12月末時点でモーニングスターアナリストレーティング(※)は「Silver」(5段階の中で上から2番目)を獲得している。

(※)米国モーニングスターでは、主要なファンドについて、アナリストによる将来的な長期のパフォーマンスに対する相対的な優劣の判断項目として、運用プロセス、運用成績、運用・調査体制、会社全体、コストの5項目について3段階、総合評価として5段階の評価を公開している。