モーニングスターアワード2014

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受賞ファンドインタビュー

バランス型 部門(対象ファンド:581本)

優秀ファンド賞
モーニングスター アワード2014

フィデリティ・世界インカム株式・ファンド(資産成長型)

設定・運用:フィデリティ投信株式会社

世界の「通信株」「公益株」「リート」の3 業種に分散投資する『フィデリティ・世界インカム株式・ファンド(資産成長型)』。
低金利環境が続き、債券価格の値上がり期待やインカム収入が限定的となる中、当ファンドが組み入れる3 業種は高いインカム収入と成長性を兼ね備えた魅力的な資産クラスだ。
設定来、全業種への分散投資よりもリスクを抑えた運用を実現し、モーニングスターレーティングは全ての月で5ツ星を維持してきた。当ファンドの特徴と魅力、運用・調査体制について、商品マーケティング部の青木康氏に話を聞いた。

インカム投資の新潮流、他に類をみない組み合わせが特徴

債券から成長インカム資産へ高配当3業種は相性抜群
ファンドへの資金動向をみると、インカム収入に対するニーズは一層強まっていますが、世界的に債券利回りは低い水準です。また、今後米国の利上げが想定されるなど、債券価格の大きな値上がりも期待できません。こうした中、『フィデリティ・世界インカム株式・ファンド(資産成長型)』(以下、当ファンド)は、債券以外のインカム資産で、より高い利回りのある世界インカム株式(「通信株」、「公益株」、「リート」)に分散投資します。これらの資産は高いインカム収入に加えて、値上がり益も期待できる成長性を兼ね備えた「成長インカム資産」と言えます。

「成長インカム資産」である世界インカム株式は、長期的に世界社債同等のインカム収入の積み上げと世界株式並みの値上がりを実現しています。結果、総合収益は世界株式も、世界社債も上回っています。これは通信株、公益株にリートを加えた効果が大きいと言えます。

さらに通信株や公益株とリートの相性はとても良く、過去約20年間では、5年間の騰落率がマイナスとなった比率は13%と、世界株式の30%と比較して安定しています。また同期間の最大下落率はリートの34%に対して15%と下落率が抑制されています。通信株、公益株、リートという日本の投資信託でもめずらしい組み合わせは、安定性、高利回り、成長性を併せ持った、まさに長期資産形成に適した資産と言えます。

フィデリティ投信株式会社
商品マーケティング部
アソシエイト・ディレクター
青木 康 氏


強力な運用基盤が強み徹底的な調査で銘柄を厳選
当ファンドの運用は、グローバルに展開した200名以上の株式アナリストに加え、各拠点のファンドマネジャーや、不動産の専門家、債券のアナリストからの情報も活用して徹底的に企業を調査し、銘柄選別します。インカム資産と言ってもリスクのある株式投資であるため、銘柄選別は重要です。こうしたフィデリティグループの強力な運用基盤があるからこそ、当ファンドは良好なパフォーマンスを維持しているのだと思います。

年内にもFRB(米連邦準備制度理事会)は利上げするとみられており、金融市場は一時混乱するかもしれません。しかし、過去、景気が拡大し、市場金利が上昇した局面で「世界インカム株式」はより強く上昇してきたことを考えると、当ファンドは投資妙味が増していると言えるでしょう。リートは不動産の賃料、通信株や公益株は利用料を収益の源泉とする社会インフラ関連資産です。世界的な人口増加、都市化、IT化の恩恵を受けて、インカム収入は安定的に成長を続けると期待されます。

したがって、長期の視点からの投資に向いており、NISA用口座での投資にも適しています。当ファンドを資産形成のコア資産として、ご活用いただければ幸いです。

(取材・作成:モーニングスター)

フィデリティ・世界インカム株式・ファンド(資産成長型)の設定来の運用成績
(期間:2010年12月16日〜2015年1月30日)

※基準価額は運用管理費用控除後のものです。
※当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
(出所)フィデリティ投信

選定ポイント

2014年のトータルリターンは29.75%と、類似ファンド分類平均(ただし、フレキシブル・アロケーションファンド型部門に属するファンドは除く)を11.60%上回った。同分類内では、幅広い資産に分散投資するファンドなどに対して優位となり、トップクラスの運用成績となった。モーニングスターレーティングはレーティングが付与された2013年12月から2014年12月までの13カ月間のうち、全ての月で5ツ星を獲得している。

モーニングスターによる評価は、過去の一定期間の実績を分析したものであり、将来の運用成果などを保証するものではありません。