モーニングスターアワード2014

Fund of the Year 2014トップページ > フレキシブル・アロケーション型部門

2014年の傾向(フレキシブル・アロケーション型 部門)

全ての月で資金流入超過、相場の波に乗り90%以上がプラスのリターン

 フレキシブル・アロケーション型部門は、モーニングスターグローバルカテゴリー「フレキシブル・アロケーション」に分類されるバランス型ファンドで構成されます。同カテゴリーに属するのは、市場環境に応じて資産配分比率を大きく変更するバランス型ファンドで、「株式」と「債券および現金」の比率を2対8から8対2まで変更可能となっています。

 フレキシブル・アロケーション型部門は組入資産や組入比率、運用戦略によって、ファンドのパフォーマンスに差がつきました。2014年は原油価格の急落に伴い、コモディティ(商品)市場やロシアを中心とした資源国の株価が大幅に下落した一方、資源輸入国の株価やREIT(不動産投資信託)が堅調に推移しました。このような投資環境の中、資産クラス別では、債券よりも株式・REITの組入比率が高位のファンドの方がパフォーマンスは良好でした。国別で見ると、先進国では米国、新興国では中国やインドの組入比率を高位に維持していたファンドが相対的に上昇しました。2014年は新興国市場の動揺を受けて国内外の株式などリスク資産の価格が乱高下する場面がありましたが、リスク量を一定水準に保つ「リスク・バジェッティング」運用などを行うファンドはコンセプト通りリスクを抑えた運用がなされました。

 2014年のフレキシブル・アロケーション型部門の年間トータルリターンは8.23%となり、個別ファンドでは1年以上の運用実績を有する74本中67本(90.54%)のファンドがプラスのリターンとなりました。フレキシブル・アロケーション型部門の純資金流出入額は、全ての月で流入超過となり、年間で3,552億円の純資金流入となりました。

 98本の候補ファンドの中から選出されたファンドは、ファンドマネジャーの市場環境の見通しに基づき資産配分の変更や銘柄選択が奏功しリターンを積み上げたファンド4本、基準価額の下落を一定水準までに抑える「フロア・コントロール」型運用のファンド2本の計6本となっています。