モーニングスターアワード2014

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受賞ファンドインタビュー

フレキシブル・アロケーション型 部門(対象ファンド:98本)

優秀ファンド賞
モーニングスター アワード2014

インカムビルダー(毎月決算型)為替ヘッジなし

設定・運用:みずほ投信投資顧問株式会社

株式や債券の利子・配当収入(インカム収入)に着目し、長期にわたり安定したトータルリターンの提供を目指すのが『インカムビルダー(毎月決算型)為替ヘッジなし』である。
実質的に運用する米ルーミス・セイレス社は、組織的な調査力と機動的な資産配分変更による運用戦略で知られる。
同ファンドの目指す運用スタイルと特徴について、国際運用部チーフファンドマネジャーの三宅裕司氏と、シニアファンドマネジャーの齊木由起子氏に聞いた。

ルーミス社の組織的な調査力で利子・配当収入を積み上げる

株式や債券などの投資比率を市況に応じて機動的に変更
刻一刻と投資環境が変化する中、投資家の皆さまに安定的な運用成果を提供したいというコンセプトをもとに開発したのが『インカムビルダー』です。株式や債券の利子・配当収入(インカム収入)は、投資環境の変化に関わらず、保有期間に応じて安定的に積み上がるため、長期投資の力強い味方になることが期待できます。当ファンドはこの「インカムのチカラ」に着目し、世界のさまざまな資産に分散投資します。

運用プロセスでは3つの特徴があります。第1に、当ファンドでは債券をベースとした運用を行い、安定したインカム収入を収益の基盤とします。株式への投資にあたっても、インカム収入の積み上げが期待できるように配当利回りを考慮した銘柄を選択します。

第2が機動的な資産配分です。バランス型ファンドに見られる株式や債券などの組入比率を固定した仕組みでは、市場の大きな動きについていけず、収益機会を逃したり、反対にリスクを取り過ぎたりする可能性があります。

当ファンドは、景気拡大局面では、株式などへの投資比率を引き上げて値上がり益の獲得も狙います。一方、景気後退局面では、信用リスクの低い投資適格債の投資比率を引き上げて価格変動リスクを抑えます。市況に応じた機動的な運用を行い、長期安定したトータルリターンの提供を目指します。

2014年を振り返ると、米国の景気回復が期待される市場環境下、年間を通じハイイールド社債の投資比率を高く維持したことが奏功し、基準価額の上昇に貢献しました。

みずほ投信投資顧問株式会社
国際運用部 チーフファンドマネジャー
三宅 裕司 氏(左)

みずほ投信投資顧問株式会社
国際運用部 シニアファンドマネジャー
齊木 由起子 氏(右)

20年の安定運用ノウハウをフル活用する商品設計
第3の特徴が実質的な運用を行うルーミス・セイレス社の組織的な調査力です。同社は1926年設立の米国で最も歴史ある資産運用会社の一つで、約24・5兆円の資産を運用しています(2014年9月末時点)。同社は社債市場のほぼ全域を網羅しており、独自の格付けシステムに基づく格付け変更予測などを活用して魅力的な銘柄を発掘します。資産配分比率を機動的に変更する運用手法を得意とし、同社が1995年から運用する代表的なファンドは、幾多の金融危機などを乗り越えてきました。

当ファンドは、同社の運用ファンドを通じて世界の債券や株式などに分散投資します。同社の20年におよぶ安定運用ノウハウをフルに活用する商品設計といえるでしょう。『インカムビルダー』には分配頻度を抑えて資産の大きな成長を目標とする「1年決算型」もありますので、運用プランに合わせてご活用いただきたいと思います。

(取材・作成:モーニングスター)

基準価額と純資産総額の推移(期間:2013年12月17日〜2014年12月30日)

・基準価額および分配金再投資基準価額は、運用管理費用(信託報酬)控除後の値です。 ・分配金再投資基準価額は、決算時に収益分配があった場合にその分配金(税引前)を再投資したものとして算出した収益率に基づきます。 ・基準価額、分配金再投資基準価額は、設定日前営業日(2013年12月17日)における値を10,000円として指数化しております。
※上記グラフは、当ファンドの過去の一定期間における実績を示したものであり、将来の運用成果を示唆、保証するものではありません。
(出所)みずほ投信投資顧問

選定ポイント

2014年のトータルリターンは15.54%と、フレキシブル・アロケーション型部門に属するファンドの平均を7.31%上回った。投資先ファンドの運用は経験豊富なメンバーで構成されている。主担当ファンドマネジャーのダニエル・ファス氏は56年の経験を有し、1995年、2009年に米国モーニングスターの「ファンドマネジャー オブ ザ イヤー」の債券部門を受賞(各年1名のみ)した業界で“レジェンド”と呼ばれる存在である。

モーニングスターによる評価は、過去の一定期間の実績を分析したものであり、将来の運用成果などを保証するものではありません。