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FUND OF THE YEAR 2016 MORNINGSTAR AWARD

債券型 部門

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2017年の傾向

2017年 債券型、高利回り債券型の傾向
先進国金利がレンジの中、新興国債券やハイイールド債などが好調

 債券型部門は、「国内債券・中長期債」など国内債券を主要投資対象とする4分類、「国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」など先進国の債券を主要投資対象とする4分類、「国際債券・北米(為替ヘッジなし)」など先進国のうち特定地域の債券を主要投資対象とする6分類、「国際債券・短期債(為替ヘッジなし)」などハイイールド債券を除く特定の種類の海外債券を主要投資対象とする6分類、「NOMURA-BPI(総合)連動型」などパッシブファンドが3分類の計23の類似ファンド分類で構成されます。

また、高利回り債券型部門は「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」など新興国の債券を主要投資対象とする4分類、「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」などハイイールド債券を主要投資対象とする2分類の計6の類似ファンド分類で構成されます。

 2017年の債券市場について、各国の10年国債金利を見ると、国内は概ね0.0%〜0.1%、米国は概ね2%台前半、ドイツは概ね0.2%〜0.6%と、方向感の出にくい展開となりました。国内では、日銀が長期金利を概ねゼロ%程度で推移するよう国債の買い入れを行う「イールドカーブコントロール」政策を継続し、2013年の黒田総裁就任後では初めて金融政策の変更が行われなかった年となりました。米国では、景気拡大が継続する中、FRB(米連邦準備制度理事会)が3回の利上げを決定したものの、今後の利上げペースが緩やかになるとの見方から金利の上昇は限定的となりました。欧州では6月にドラギECB(欧州中央銀行)総裁の発言を受けて量的金融緩和の縮小観測が高まり、10月には実際にECBが2018年1月以降の緩和縮小を決定したものの、低金利政策は長期化するとの見方が根強く、長期金利は抑制された状況が続きました。なお、国内債券の代表的指数「NOMURA-BPI 総合」は2017年に0.18%上昇、海外債券の代表的指数「シティ世界国債インデックス(除く日本、米ドルベース)」は8.45%上昇しました。

 こうした環境下で、類似ファンド分類別に2017年の1年間のトータルリターンを見ると、債券型部門のうち3分類がマイナスリターンとなる一方で25分類がプラスリターンとなりました。上位を見ると、第1位が「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」で10.15%、第5位が「国際債券・エマージング・単一国(為替ヘッジなし)」で7.37%となるなど、高利回りと高成長への期待を背景に新興国債券が良好となりました。また、第4位が「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」で8.22%となり、先進国の金利が低位で推移する中、高水準の金利収入により相対的に良好なパフォーマンスとなりました。

 年間の純資金流出入額(ETF除く)を類似ファンド分類別で見ると、純資金流入額の第1位は「国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」で5,618億円、第2位が「国際債券・エマージング・単一国(為替ヘッジなし)」で3,736億円、第3位が「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」で2,870億円となり、概ね良好なパフォーマンスの類似ファンド分類に属するファンドが資金を集めた格好となりました。

 債券型1,028本、高利回り債券型652本の計1,680本の候補ファンドの中から選出された5ファンドは、先進国債券ファンドが2本、新興国債券ファンドが2本、ハイイールド債券ファンドが1本となっています。先進国の国債に収益機会を見出しにくい中、受賞ファンドの投資対象は公益・金融社債やハイイールド債、ハイブリッド証券、新興国債券と、利回り追求や分散投資の対象として近年注目の資産となっています。

受賞ファンド対象ファンド1028本

主催
MORNINGSTAR

過去のFund of the Year 受賞ファンド

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