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FUND OF THE YEAR 2016 MORNINGSTAR AWARD

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2017年の市況を振り返って

2017年は、先進国の経済が緩和的な金融政策を背景に低インフレと安定成長のいわゆる「ゴルディロックス(適温)」状態となる中、株式市場は上昇基調を強めました。国内では日経平均株価が19.10%、米国ではダウ工業株30種平均が25.08%、ドイツではDAX指数が12.51%上昇。日経平均株価はアベノミクス相場がスタートした2012年以降6年連続で上昇し、26年ぶりの高値を記録。ダウ工業株30種平均は史上初の2万4,000ドル台に到達、DAX指数も初めて1万3,000ポイント台に乗せるなど、高値更新ラッシュとなりました。また、新興国でも代表的な株価指数のMSCIエマージング・マーケット指数(ドルベース)が34.35%上昇と、騰勢を強めました。

一方、債券市場では金利が方向感なく推移しました。各国の10年国債金利を見ると、国内は概ね0.0%〜0.1%の範囲でほぼ横ばいとなり、米国は概ね2%台前半、ドイツは概ね0.2%〜0.6%でいずれもレンジ相場となっています。先進国の国債に収益機会を見出しにくい中で、ハイ・イールド債など相対的に利回りの高い種類の債券や新興国債券などへの注目が高まる格好となりました。なお、外国為替市場では、円相場が概ね1ドル=110円台前半で上下する展開となり、円高への警戒感が低下したことも海外投資を後押ししました。

リターンは小型グロースがトップ、資金流入はロボット関連など良好

 2017年のモーニングスター類似ファンド分類平均に基づき資産別のリターンを見ると、約9割(92分類中82分類)がプラスと、約7割がプラスだった2016年から比率はさらに高くなっており、良好な運用環境となりました。各資産が上昇トレンドとなる中、市場平均を上回ることを目指すアクティブファンドにとっては、「攻め」の運用が求められる1年になりました。

 2017年の類似ファンド分類平均のリターン上位(ブル・ベア型除く)を見ると、第1位が「国内小型グロース」で51.45%、第2位が「国内小型ブレンド」で42.58%などとなり、好調であった国内株式型の中でも小型株のパフォーマンスが特に良好でした。また、第3位が「国際株式・中国(為替ヘッジあり)」で40.98%、第5位が「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」で37.75%となるなど、新興国株式の上昇も目立ちました。

 モーニングスターの調べでは、2017年の国内公募追加型株式投信(ETFは除く)の純資金流出入額は3兆1,719億円の流入超過となり、超過額は前年比約8割増となりました。内訳を類似ファンド分類別に見ると、純資金流入額の第1位は「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」で1兆3,351億円となりました。ロボットやビッグデータ、フィンテックなど成長著しいテクノロジー分野に着目したファンドが資金流入をけん引しました。純資金流入額の第2位は「国内小型グロース」で5,968億円となり、高パフォーマンスを背景に資金流入も良好となっています。

 また、リターンでは株式型に劣後した債券型ですが、資金流入では健闘を見せました。純資金流入額の第3位は「国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」で5,618億円、第6位は「国際債券・エマージング・単一国(為替ヘッジなし)」で3,736億円となるなど、国内の低金利環境が続く中で相対的に利回りが高い海外債券に資金が向かっています。なお、第7位に「安定成長」、第8位に「安定」、第9位に「バランス」と、バランス型の人気も引き続き高くなっています。

 なお、投信協会のデータに基づくと、2017年12月末時点で公募と私募を合わせた株式投信の本数は10,689,本と、前年末比で600本増加し過去最高を更新、また、純資産残高も178兆円と、前年末比で25兆円増加し、過去最高となっています。

株式投信(公募+私募)の純資産残高の推移(2017年12月末現在)

株式投信(公募+私募)の純資産残高の推移(2017年12月末現在)

投資信託協会データより、モーニングスターが作成

10部門、31ファンドが受賞

 モーニングスターでは、評価対象とする国内公募追加型株式投信を対象に独自の定量・定性分析に基づいて2017年の運用成績などが総合的に優秀であると判断されたファンドを『Morningstar Award “Fund of the Year 2017”(ファンド オブ ザ イヤー 2017)』に選定し、2018年1月31日に発表しました。モーニングスターが分析対象とする約5,200本(2017年12月末時点)の中から「国内株式大型」や「国内株式中小型」、「国際株式(グローバル)型」など10部門で計31ファンドを選出しています。

主催
MORNINGSTAR

過去のFund of the Year 受賞ファンド

当資料は、モーニングスターが作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。

Morningstar Award “Fund of the Year 2017”は過去の情報に基づくものであり、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。また、モーニングスターが信頼できると判断したデータにより評価しましたが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。著作権等の知的所有権その他一切の権利はモーニングスター株式会社並びにMorningstar,Inc.に帰属し、許可なく複製、転載、引用することを禁じます。

当賞は、国内追加型株式投資信託を選考対象として独自の定量分析、定性分析に基づき、各部門別において総合的に優秀であるとモーニングスターが判断したものです。投資信託は、販売会社がお申込みの取扱いを行い、委託会社が運用を行います。投資信託は株式や債券など、価格変動性のある有価証券に投資するため、元本割れの恐れや価格変動の要因となる様々なリスクがあるほか、購入・運用・解約時に所定の手数料や費用などがかかります。これらのリスクや手数料・費用は各投資信託によって異なりますので、商品の購入をご検討の際は当該商品の投資信託説明書(交付目論見書)、契約締結前交付書面等(目論見書補完書面を含む)を十分にご理解し、ご自身の判断でご購入ください。

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