MORNINGSTAR

FUND OF THE YEAR 2019 MORNINGSTAR AWARD

ファンド オブ ザ イヤー 2019

バランス(成長)型 部門

★★★★★

優秀ファンド賞

優秀ファンド賞

GCI エンダウメントファンド(成長型)

評価基準日:2019年12月31日 バランス(成長)型 部門(対象ファンド:814本)
モーニングスター・類似ファンド分類:成長 ベンチマーク:なし

投資方針

 当ファンドは、複数の投資先ファンドを通じて、伝統的な6資産(国内外株式及び債券)とオルタナティブ3資産(国内外REIT<不動産投資信託>、ヘッジファンド)に分散投資を行うバランス型ファンドである。伝統的資産と国内外REITの計8資産への投資では他社運用の低コストETF(上場投資信託)を活用しながら、ヘッジファンド等の運用と資産配分比率の変更はGCIアセット・マネジメント(以下、同社)が行う。基本資産配分比率は、オルタナティブが36.5%、株式が35.0%、債券が15.5%、REITが10.0%など。外貨建て資産については為替ヘッジを行う場合がある。年1回(9月25日)決算。

選定ポイント

2019年の運用の効率性は上位13%、リターンは2四半期で上位6%以内

 2019年のシャープレシオは2.61と、類似ファンド分類平均を0.30上回った。類似ファンド分類内に属する全てのファンドのシャープレシオがプラスとなる中、欧州REITや好配当株への投資比率を高めていたファンドなどに対して優位となり、上位13%(118本中第15位)となった。
 2019年のトータルリターンは11.48%となった。主要組入れ対象であるヘッジファンド「GCIシステマティック・マクロファンド Vol 10 Class A」(以下「GSM」)」が1.80%となったほか、他の8資産がいずれもプラスに寄与し、特に先進国株(米国)が大きくプラスに寄与した。9月には基本資産配分比率の見直しを検討したが、新興国の成長鈍化懸念やあらゆる資産価格が上昇する局面への継続性に対する警戒などにより、今後の調整局面の到来も考慮し、現状維持とした。四半期ごとのトータルリターンでは、4四半期の全てでプラスとなり、2四半期では類似ファンド分類内で上位6%以内の優れた運用成績となった。

コンセプトどおりにリスクをコントロール、3年保有では全ての月で3%以上のプラス

 運用にあたっては、米国の大学がエンダウメント(寄付金)の運用において実践してきた(1)長期投資、(2)分散投資、(3)オルタナティブ投資の活用、(4)個別戦略の運用は外部委託といった手法を模範とし、リスク水準は年率8%程度を目標とする。暦年の標準偏差をみると、2019年までの過去4年間のうち、3年間で6%以下にとどまり、かつ類似ファンド分類内ではリスクが低い方から上位30%以内となっており、概ねファンドのコンセプトどおりの運用結果を示している。
 設定(2015年9月)来の3年トータルリターンの推移(年率、ローリングリターン)をみると、2019年12月までの過去16カ月の全てで3%以上のプラスとなっており、投資家は投資タイミングを問わず一定水準以上のリターンを確保できた点は評価される。

調査体制を一段と強化、実質4年連続の受賞

 当ファンドの運用は、GCIエンダウメントファンド運用チーム(以下、同チーム)が行う。同社の創設者であり、運用責任者である山内 英貴氏は、当ファンドを設定来担当しており、28年の運用・調査経験を有する。同チームには、他社運用のETF及びオルタナティブ資産を調査するアナリストが3名、GSMのクオンツリサーチアナリスト(ファンドマネジャー兼任含む)の計3名が属する。ETF等の調査アナリストは、2016年と2018年に1名ずつ新たに加入しており、順次調査体制を強化してきた。GSMの投資戦略は、株価、債券、為替の3つの先物市場を横断的にモニタリングし、上昇・下落のトレンドが顕著な局面を資産クラスに資産配分を傾注させることで、絶対収益の獲得を目指しており、より良い計量モデルへの改善も適宜行われている。
 なお、当ファンドは「ファンド オブ ザ イヤー」では、2017年は最優秀ファンド賞、2016年は優秀ファンド賞を受賞しており、今回で3度目の受賞となる。また、当ファンドと同一の運用戦略をとり、資産配分比率が異なる「GCIエンダウメントファンド(安定型)」は、2018年に優秀ファンド賞を受賞している。

主催
MORNINGSTAR

過去のFund of the Year 受賞ファンド

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当賞は、国内追加型株式投資信託を選考対象として独自の定量分析、定性分析に基づき、各部門別において総合的に優秀であるとモーニングスターが判断したものです。投資信託は、販売会社がお申込みの取扱いを行い、委託会社が運用を行います。投資信託は株式や債券など、価格変動性のある有価証券に投資するため、元本割れの恐れや価格変動の要因となる様々なリスクがあるほか、購入・運用・解約時に所定の手数料や費用などがかかります。これらのリスクや手数料・費用は各投資信託によって異なりますので、商品の購入をご検討の際は当該商品の投資信託説明書(交付目論見書)、契約締結前交付書面等(目論見書補完書面を含む)を十分にご理解し、ご自身の判断でご購入ください。

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