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FUND OF THE YEAR 2019 MORNINGSTAR AWARD

ファンド オブ ザ イヤー 2019

ESG型 部門

★★★★★

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優秀ファンド賞

優秀ファンド賞

シュローダー・アジアパシフィック・エクセレント・カンパニーズ

評価基準日:2019年12月31日 ESG型 部門(対象ファンド:103本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国際株式・グローバル・含む日本(F) ベンチマーク:なし

投資方針

 当ファンドは、実質的には日本を含めたアジアパシフィックの企業の中から、アナリストによる定性評価におけるESG(環境・社会・ガバナンス)の観点を加味し、持続的に利益の成長が期待される企業に選別投資を行うアクティブファンドである。日本を対象とするマザーファンド(以下、日本株マザー)はシュローダー・インベストメント・マネジメント(以下、同社)が、日本を除くアジアパシフィックを対象とするマザーファンド(以下、アジア株マザー)はシュローダー・インベストメント・マネージメント(香港)リミテッド(以下、シュローダー・香港)が運用を行う。MSCI オールカントリー・アジア・パシフィック・インデックス(円ベース)を参考指数とする。年1回(6月20日)決算。

選定ポイント

2019年は日本とアジアで2割を超えるリターンを確保、レーティングは4ツ星を獲得

 2019年のトータルリターンは20.20%となった。日本株マザーは23.60%となり、業績の改善余地がまだ織り込まれてない企業や業績に対する短期的な悲観により割安感が強まっている銘柄に注目した結果、同期間のTOPIX(配当込み)を3.08%上回った。アジア株マザーは21.20%となり、構造的な成長が見込まれる企業や業界内で競争優位性を持つ企業への投資を継続したことがプラスに寄与した。
 当ファンドは2019年6月からモーニングスターレーティングの付与対象となっているが、2019年12月末時点を含めた4カ月では4ツ星、3カ月で3ツ星となっており、相対的な運用の効率性では優位な傾向を示している。

唯一のアジアパシフィックのESG株式ファンド、3年保有では7カ月連続でプラス

 2019年12月末時点でESG型 部門に属するファンドは百本以上あるが、アジアパシフィック株式に限定して投資を行うのは当ファンドのみとなっている。当ファンドがアジアパシフィックのESG株式に注目するのは、同地域そのものが持続的な経済成長が期待されることに加え、ESG評価の改善余地が大きいと考えているためである。当ファンドの2019年12月末時点の国別組入比率の上位は、日本が36.1%、中国が17.8%、豪州が13.3%などとなっており、参考指数との比較では、香港や韓国をオーバーウェイトする一方で、台湾や中国などをアンダーウェイトしている。
 設定(2016年6月)来の3年トータルリターンの推移(年率、ローリングリターン)をみると、2019年12月までの過去7カ月の全てで8%以上のプラスとなり、かつ類似ファンド分類平均を上回った。同期間は類似ファンド分類平均がいずれも7%以上上昇しており、株式市場の上昇局面で優位性を発揮している。

日本株はベテランを中心とした調査体制、アジアパシフィック株は6拠点で調査

 日本株マザーの運用は、同社の豊田 一弘氏が行う。豊田氏は、国内の複数の金融機関にて、アナリスト、ファンドマネジャーとして従事した後、2008年にシュローダーに入社。以降は、小型株のファンドマネジャー兼アナリストとして従事し、日本株マザーも設定来一貫して担当しており、17年の運用・調査経験を有する。同社には、アナリストが11名在籍しており、平均在籍年数は14年、平均運用・調査経験年数は21年と、経験豊富なメンバーを中心に構成されている。
 アジア株マザーの運用は、シュローダー・香港に属するアジア株式運用チームが行う。主担当であるJay Luong氏とManish Bhatia氏は、いずれも在籍期間が12年、運用調査経験年数は20年、25年となっており、アジア株マザーの運用は設定来一貫して担当している。アジア株式運用チームには、Luong氏を含めて37名のアナリストが、香港、シンガポールなどの6拠点に配置されており、充実した陣容となっている。
 なお、当ファンドは2017年の「ファンド オブ ザ イヤー」で優秀ファンド賞を受賞しており、今回で2度目の受賞となる。

主催
MORNINGSTAR

過去のFund of the Year 受賞ファンド

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