MORNINGSTAR

FUND OF THE YEAR 2020 MORNINGSTAR AWARD

国際株式型(グローバル) 部門

★★★★★

最優秀ファンド賞

最優秀ファンド賞

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド『愛称:ロイヤル・マイル』

評価基準日:2020年12月31日 国際株式型(グローバル) 部門(対象ファンド:579本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国際株式・グローバル・除く日本(F) ベンチマーク:なし

投資方針

 当ファンドは、日本を含む世界各国の株式を投資対象として中長期的な値上がり益の獲得を目指すアクティブファンドである。投資対象は、独自の調査に基づく長期の視点で高い成長が期待される企業で国や地域、業種、時価総額等には捉われない。参考指数は、MSCI オールカントリー・ワールド インデックス(配当込み、円ベース)とする。投資先ファンドの運用は、ベイリー・ギフォード・インベストメント・マネジメント(ヨーロッパ)リミテッド(以下、ベイリー・ギフォード)が運用を行う。年1回(1月25日)決算。なお、過去の運用報告書によると、当ファンドは日本の組入が低い傾向にあることから、モーニングスターでは「国際株式・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」に分類している。

選定ポイント

2020年のトータルリターン・運用の効率性はいずれも実質第1位

 2020年のトータルリターンは83.47%と、類似ファンド分類平均を80.17%上回った。類似ファンド分類内では、資源株や高配当株等に注目したファンドなどに対して優位となり上位2%(112本中第2位)と極めて優れた成績を獲得した。第1位は当ファンドと同じ投資先ファンドに投資を行う確定拠出年金専用ファンド(以下、DC専用ファンド)となっており、実質的には当ファンドが第1位となっている。四半期ごとのトータルリターンは、4四半期の全てにおいて類似ファンド分類平均を上回った。特に、類似ファンド分類平均が20%以上下落した1−3月期に上位2%となっただけでなく、同平均が18%以上上昇した4−6月期も上位3%となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で投資環境が急変した局面においても、柔軟性があり競合優位性の高い 企業に着目する運用方針が功を奏した。
 2020年のシャープレシオは3.19と、類似ファンド分類平均を3.08上回り、類似ファンド分類内で上位2%(112本中第2位)、トータルリターンと同様に第1位はDC専用ファンドとなっており、実質的には当ファンドが第1位となった。

設定来の累積リターンは参考指数を93%上回る、6カ月リターンでは13カ月連続で上位10%以内

 投資先ファンドは、2020年12月時点の業種別比率では5割弱を「一般消費財・サービス」が占めており、参考指数の13%を大きく上回る。また、国別にみると約5割を米国、次いで約3割の中国、オランダ、フランスなどとなっており、参考指数と比較すると、中国や欧州諸国の一角が高い特徴的なポートフォリオとなっている。
 2020年12月末時点での設定(2019年1月)来の累積リターンは121.65%となっており、参考指数を93.17%上回っている。設定来の6カ月トータルリターンの推移(ローリングリターン)は、2020年12月までの過去18カ月間のうち、15カ月間でプラスとなり、14カ月で類似ファンド分類平均を上回った。特に、2019年12月以降は13カ月連続で類似ファンド分類内では上位10%以内となっており、運用成績の向上が目立つ。

長期視点の投資とメンバーの定着率の高さが強み、海外籍ファンドは5ツ星

 投資先ファンドの運用は、スコットランドに拠点を持つ、ベイリー・ギフォードのグローバル株式運用戦略である「ロングターム・グローバル・グロース戦略(LTGG戦略)」を活用し、10年先を見据えた長期の視点で銘柄を選定する。一定の数値基準でスクリーニングをするようなことはせず、メンバー各人の好奇心と熱意の対象となる分野や企業リサーチを奨励する方針が特徴的である。
 運用 はチーム運用制をとっており、ファンドマネジャー4名、5名のアナリストの計9名が所属する。主担当は運用・調査経験年数24年のマーク・アーカート氏と同20年のトム・スレーター氏が共同で行う。アーカート氏は大学院を卒業後、1996年にベイリー・ギフォードに入社し、以降は一貫してベイリー・ギフォードに在籍している。ベイリー・ギフォードではアーカート氏と同様に、大学卒業から一貫して在籍するメンバーも少なくなく、離職率は5%以下にとどまっている。参考として、アーカート氏とスレーター氏が共同で運用を行う海外籍のグローバル株式ファンド(※ )の運用成績をみると、2020年12月末時点では3年トータルリターンが欧州モーニングスターカテゴリー内では上位1%、モーニングスターレーティングは5ツ星となっている。

※ 海外籍のグローバル株式ファンド=「Baillie Gifford Worldwide Long Term Global Growth Fund」、運用成績はオールデストシェアクラス、純資産額は各シェアクラスの合計値、カテゴリーは「EAA Fund Global Large−Cap Growth Equity」内での評価

主催
MORNINGSTAR

過去のFund of the Year 受賞ファンド

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当賞は、国内追加型株式投資信託を選考対象として独自の定量分析、定性分析に基づき、各部門別において総合的に優秀であるとモーニングスターが判断したものです。投資信託は、販売会社がお申込みの取扱いを行い、委託会社が運用を行います。投資信託は株式や債券など、価格変動性のある有価証券に投資するため、元本割れの恐れや価格変動の要因となる様々なリスクがあるほか、購入・運用・解約時に所定の手数料や費用などがかかります。これらのリスクや手数料・費用は各投資信託によって異なりますので、商品の購入をご検討の際は当該商品の投資信託説明書(交付目論見書)、契約締結前交付書面等(目論見書補完書面を含む)を十分にご理解し、ご自身の判断でご購入ください。

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