MORNINGSTAR

FUND OF THE YEAR 2020 MORNINGSTAR AWARD

国際株式型(特定地域) 部門

★★★★★

優秀ファンド賞

優秀ファンド賞

グローバル・プロスペクティブ・ファンド『愛称:イノベーティブ・フューチャー』

評価基準日:2020年12月31日 国際株式型(特定地域) 部門(対象ファンド:718本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国際株式・北米(F) ベンチマーク:なし

投資方針

 当ファンドは、日本を含めた世界の株式の中から、「破壊的イノベーション」を起こし得る企業の株式に厳選して投資を行うアクティブファンドである。「破壊的イノベーション」とは、劇的な生産性の向上、急激なコスト低下、イノベーション・プラットフォーム(他との融合・創出を促す共通基盤となりやすい性質をもつイノベーション)であることの3つの条件を満たすものと定義する。具体的には、ブロック・チェーン、ゲノム解析、ロボティクス、エネルギー貯蔵、人工知能などに注目している。投資先ファンドの運用は、米国のアーク・インベストメント・マネジメント・エルエルシー(以下、アーク社)の助言に基づいて、日興アセットマネジメント アメリカズ・インクが行う。年1回(5月20日)決算。なお、過去の運用報告書によると、当ファンドは米国の組入比率が高い傾向にあることから、モーニングスターでは「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」に分類している。

選定ポイント

2020年のリターンは全ファンド中トップ、運用の効率性は分類内で上位1%

 2020年のトータルリターンは125.85%となり、類似ファンド分類平均を116.27%上回った。類似ファンド分類内に属する221本の中では、当ファンドだけが100%を超えるトータルリターンとなり、極めて優れた運用成績となった。また、5千本を超える全ファンドの中でも第1位となっている。個別銘柄では、遺伝子診断などを手掛ける『インビテ』や世界有数の電気自動車メーカーである『テスラ』などが寄与した。2020年の月次のトータルリターンをみると、10カ月でプラスとなり、全ての月で類似ファンド分類平均を上回った。類似ファンド分類平均が16%以上下落した3月に同平均を上回っただけでなく、類似ファンド分類平均が急反発した4月には同分類内で第1位となるなど、相対的に優れた運用成績を一貫して維持した。
 2020年のシャープレシオは3.56となり、類似ファンド分類平均を3.21上回った。類似ファンド分類内ではスタイル別では中小型、業種別ではヘルスケアなどの比率を高めていたファンドなどに対して優位となり、上位1%(221本中第2位)の極めて優れた運用の効率性となった。

株式市場の上昇局面で優位性を発揮、設定から1年半で純資産額は全ファンド中第3位に躍進

 設定(2019年6月)来の3カ月トータルリターンの推移(ローリングリターン)をみると、2020年12月末までの過去16カ月のうち、13カ月でプラスとなり、14カ月で類似ファンド分類平均を上回った。特に、類似ファンド分類平均がプラスとなった10カ月の全てで同平均を上回っており、株式市場の上昇局面で一貫して優位性を発揮している。
 設定来の月次の純資金流出入額では、2020年12月までの過去19カ月のうち、15カ月で流入超過となり、累計では3,703億円の流入超過となった。当ファンドの純資産残高は2020年12月末時点では8,191億円と、継続的な資金流入と良好な運用成績で純資産残高は急増しており、ETFを除いた全ファンドの中では第3位となっている。

アーク社の米国籍ファンドは5年で8百倍弱に、海外アクティブは3本の5年リターンがトップ

 アーク社の調査チームは、創業者であるキャサリン・D・ウッド氏、10名のアナリストで構成される。アナリストの3分の2がシリコンバレーの企業などの出身者であり、足元の企業業績だけに過度にとらわれることなく、イノベーションによる将来の爆発的な成長を予測し、市場が無視または過小評価している3~5年先の成長機会に注目する。実際に、2020年12月末時点における当ファンドの規模別構成比率をみると、中型株(20億米ドル以上100億米ドル未満)が34.5%、小型株(20億米ドル未満)が3.8%などとなっており、3分の1以上は中小型株を保有している。
 アーク社が運用を行う米国籍ETF7本の合計純資産残高は、2020年12月末時点では344億ドル(約3.6兆円)と、過去5年間で788倍に急増している。7本中5本がアクティブ運用で、同月末時点で5年以上の運用実績有する4本(※)のうち、3本が米モーニングスターカテゴリー内で第1位、1本が上位9%と、いずれも優れた運用実績となっている。ウッド氏は7本の全てに自己資金(4ファンドは開示最高額となる百万ドル超)を投入しており、投資家との利害の一致に努めている。

(※)「ARK Genomic Revolution ETF」は米モーニングスターカテゴリー「US Fund Health」、「ARK Innovation ETF」は同「US Fund Mid−Cap Growth」、「ARK Next Generation Internet ETF」と「ARK Autonomous Technology & Robotics ETF」は同「US Fund Technology」内における評価

主催
MORNINGSTAR

過去のFund of the Year 受賞ファンド

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当賞は、国内追加型株式投資信託を選考対象として独自の定量分析、定性分析に基づき、各部門別において総合的に優秀であるとモーニングスターが判断したものです。投資信託は、販売会社がお申込みの取扱いを行い、委託会社が運用を行います。投資信託は株式や債券など、価格変動性のある有価証券に投資するため、元本割れの恐れや価格変動の要因となる様々なリスクがあるほか、購入・運用・解約時に所定の手数料や費用などがかかります。これらのリスクや手数料・費用は各投資信託によって異なりますので、商品の購入をご検討の際は当該商品の投資信託説明書(交付目論見書)、契約締結前交付書面等(目論見書補完書面を含む)を十分にご理解し、ご自身の判断でご購入ください。

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