MORNINGSTAR

FUND OF THE YEAR 2020 MORNINGSTAR AWARD

国際株式型(特定地域) 部門

★★★★★

優秀ファンド賞

優秀ファンド賞

明治安田米国中小型成長株式ファンド

評価基準日:2020年12月31日 国際株式型(特定地域) 部門(対象ファンド:718本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国際株式・北米(F) ベンチマーク:なし

投資方針

 当ファンドは、米国の中小型株を投資対象とするアクティブファンドである。高い利益成長を追求し、ニーズの変化に素早く対応が可能で、技術革新を促進することで、成長拡大期に入ろうとする中型成長株をいち早く発掘することを目指す。原則として米国中小型株の代表的なインデックスの一つであるRussell2500グロース指数(以下、参考指数)採用銘柄の中から、時価総額で7億ドル以上の約1,600銘柄をユニバースとして、最終的には60~90銘柄程度でポートフォリオを構築する。マザーファンドの運用はアライアンス・バーンスタイン・エル・ピー(以下、アライアンス)が行う。年2回(1、7月の各31日)決算。

選定ポイント

2020年は米国中小型株内では運用の効率性がトップ、リターンも第2位

 2020年のシャープレシオは1.63となり、類似ファンド分類平均を1.29上回った。類似ファンド分類内では好配当株ファンドやS&P500指数連動型などに対して優位となり、上位10%(221本中第20位)の優れた運用の効率性となった。また、類似ファンド分類内に属する米国中小型株ファンド(※1)の中では、32本中第1位となっている。
 2020年のトータルリターンは40.20%となり、類似ファンド分類平均を30.61%上回った。類似ファンド分類内では上位10%(221本中第21位)となり、同分類内に属する中小型株ファンドの中でも第2位となった。マザーファンドベースでは、銘柄選択、業種配分がいずれもプラスに寄与し、参考指数を12%以上上回っている。2020年の四半期ごとのトータルリターンをみると、類似ファンド分類平均が23%以上下落した1−3月期を含めて、4四半期連続で同分類平均を上回った。
(※)米モーニングスターのグローバルカテゴリーで「US Equity Mid Cap」、「US Equity Small Cap」、「US Equity mid/Small Cap」のいずれかに属するファンド

3年保有では6年間の全ての月でプラス、14カ月連続の5ツ星を継続中

 当ファンドの2020年12月末時点における組入比率上位銘柄は、第1位が『モンゴDB』の1.9%、第2位が『ユニバーサル・ディスプレイ』の1.8%などとなっているが、参考指数と共通する上位10銘柄は『モンゴDB』などの4銘柄となっている。また、同月末時点の組入銘柄数は95銘柄と、1,300銘柄以上で構成される参考指数と比較してもかなり少なく、ファンドのコンセプトどおりの厳選した銘柄に投資が行われている。
 設定(2012年1月)来の3年トータルリターンの推移(ローリングリターン)をみると、2020年12月までの過去72カ月の全てでプラスとなり、66カ月で類似ファンド分類平均を上回った。投資家は投資タイミングを問わず3年保有すればプラスのリターンを享受できた点は評価される。モーニングスターレーティングは、2015年1月の付与開始以降、2020年12月までの過去71カ月の全てで3ツ星以上となっており、特に直近は14カ月連続で4ツ星を維持している。

主力メンバーはアライアンスに20年以上在籍、米国中小型株ファンドは海外でも4ツ星以上

 マザーファンドの運用は、アライアンスの米国小型/中小型成長株式運用チーム(以下、同チーム)に属するブルース・アルノウ氏、サマンサ・ロウ氏を中心に行う。主担当であるアルノウ氏と副担当であるロウ氏はいずれも1999年からアライアンスに在籍しており、運用・調査経験年数は33年、27年となっている。同チームには、アルノウ氏とロウ氏以外にも3名のファンドマネジャー兼アナリストが属しており、運用・調査経験年数は27年が1名、14年が2名となっており、経験豊富なメンバーを中心に構成されている。
 モーニングスターの調べでは、アルノウ氏は共同で2000年から米国籍の米国株小型グロースファンド(※2)、2008年からは同中型グロースファンド(※3)の運用に携わっており、2020年10月末時点における過去10年間のトータルリターンは米モーニングスターカテゴリー内で上位8%、15%、モーニングスターレーティングは5ツ星、4ツ星となっている。アルノウ氏は両ファンドに自己資金(いずれも開示最高額となる百万ドル以上)を投入しており、投資家との利害の一致に努めている。

(※2)米国籍の米国株小型グロースファンド=「AB Small Cap Growth Portfolio」、カテゴリーは「US Fund Small Growth」
(※3)同中型グロースファンド=「AB Discovery Growth Fund」、カテゴリーは「US Fund Mid−Cap Growth」
いずれも運用成績はオールデストシェアクラス、

主催
MORNINGSTAR

過去のFund of the Year 受賞ファンド

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