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FUND OF THE YEAR 2020 MORNINGSTAR AWARD

ESG型 部門

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優秀ファンド賞

優秀ファンド賞

ベイリー・ギフォードインパクト投資ファンド『愛称:ポジティブ・チェンジ』

評価基準日:2020年12月31日 ESG型 部門(対象ファンド:129本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国際株式・グローバル・含む日本(F) ベンチマーク:なし

投資方針

 当ファンドは、日本を含めた世界の株式等の中から、好ましい社会的インパクトをもたらす事業によって、長期の視点から成長が期待される企業の株式に選別投資を行うアクティブファンドである。銘柄選定にあたっては、ESGの投資手法の一つで、社会的利益と経済的利益の双方の獲得を目指すインパクト投資と、成長株への長期投資を組み合わせる「ポジティブ・チェンジ戦略」を採用する。MSCI オールカントリー・ワールド インデックス(配当込み、円ベース)を参考指数とする。投資先ファンドの運用は、ベイリー・ギフォード・インベストメント・マネジメント(ヨーロッパ)リミテッド(以下、ベイリー・ギフォード)が行う。年1回(6月25日)決算。

選定ポイント

2020年は運用の効率性とリターンがESG型でトップ、グローバル株式内でもいずれも上位4%以内

 2020年のシャープレシオは2.46となり、類似ファンド分類平均を1.92上回った。類似ファンド分類内では、好配当株式ファンドやSRI指数連動型などに対して優位となり、上位4%(282本中第9位)の優れた運用の効率性となった。また、類似ファンド分類内に属するESG型ファンド29本の中でも第1位となっている。
 2020年のトータルリターンは74.05%となり、参考指数を65.00%、類似ファンド分類平均を60.25%上回った。類似ファンド分類内に属する7割弱のファンドのトータルリターンがプラスとなる中、上位3%(282本中第8位)となり、ESG型ファンドの中でも第1位となっている。対参考指数では、個別銘柄では米国の『テスラ』、日本の『エムスリー』などがプラスに寄与した。2020年の月次のトータルリターンをみると、12カ月中9カ月でプラスとなり、11カ月で類似ファンド分類平均を上回っている。

ESGの視点で独自性の高いポートフォリオを構築、株式市場の上昇・下落いずれの局面でも優位

 当ファンドの2020年12月末時点におけるテーマ別投資比率は、「医療・生活の質向上」が 38.3% 、「環境・資源の保護」が31.5%、「平等な社会・教育の実現」が25.1%などとなっている。例えば、新型コロナの感染拡大により、オンライン授業を受けられた若者の比率が高所得国よりも低所得国の方が低かったことから、今後の「平等な社会・教育の実現」のために、半導体製造メーカ―などに注目している。同月末時点における国別構成比率の上位は、米国が45.6%、デンマークが7.3%、日本が6.7%などで、参考指数との比較では米国などをアンダーウェイトする一方で、デンマークなどをオーバーウェイトしており、特徴的なポートフォリオが構築されている。
 設定(2019年6月)来の3カ月トータルリターンの推移(ローリングリターン)をみると、2020年12月までの過去16カ月のうち、13カ月でプラスとなり、15カ月で類似ファンド分類平均を上回った。類似ファンド分類平均がプラスとなった11カ月の全てで同平均を上回っただけでなく、マイナスとなった5カ月中4カ月でも同平均を上回っており、株式市場の上昇・下落のいずれの局面においても優位な運用成績を維持している。

チーム運用で株価が5年で2倍になる潜在力を評価、米国籍ファンドは5ツ星でリターンが上位1%

 ベイリー・ギフォードではスターファンドマネジャーはつくらないという方針のもと、投資先ファンドもファンドマネジャー2名、アナリスト5名の計7名によるチーム運用制となっている。ファンドマネジャーであるケイト・フォックス氏は運用・調査経験と在籍年数がいずれも18年、リー・チャン氏は同8年となっている。従前は他戦略と兼任するメンバーが含まれていたものの、2020年には専任担当者7名で構成される体制に変更を行っている。調査にあたっては、平等な社会・教育の実現、環境と資源の保護、医療・生活の質の向上、貧困層の課題解決という4つのテーマに焦点をあて、株価が5年間で2倍になる潜在成長力とその後の成長余地などを評価する。
 モーニングスターの調べでは、海外籍で投資先ファンドと類似の「ポジティブ・チェンジ」戦略を採用するファンドとしては米国籍のグローバル株式ファンド(※)があり、フォックス氏とチャン氏は2017年の設定来担当しており、2020年12月末時点における過去3年間のトータルリターンは米モーニングスターカテゴリー内で上位1%の極めて優れた運用成績となり、モーニングスターレーティングでも5ツ星を獲得している。

(※)米国籍のグローバル株式ファンド=「Baillie Gifford Positive Change Equities Fund」、運用成績はオールデストシェアクラス、純資産額は各シェアクラスの合計値、カテゴリーは「US Fund World Large Stock」内での評価

主催
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過去のFund of the Year 受賞ファンド

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