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FUND OF THE YEAR 2021 MORNINGSTAR AWARD

オルタナティブ型 部門

★★★★★

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2021年の傾向

世界経済の回復を受け、部門内全ての類似ファンド分類平均がプラスのリターン

 オルタナティブ型 部門は、ヘッジファンドである「ロング/ショート」などの3分類、コモディティに投資する「ブルームバーグ商品指数連動型」などの4分類、複数国のREIT(不動産投資信託)に分散投資を行う「国際REIT・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」などの4分類、北米など海外の特定地域のREITに投資を行う「国際REIT・北米(為替ヘッジなし)」などの5分類、国内のREITに投資を行う「国内REIT」などの2分類の計18の類似ファンド分類によって構成されています。

 各市場は新型コロナウイルスの感染状況や新たな変異株の影響を受けつつ、経済活動の正常化や経済対策への期待から強弱まちまちの展開となりました。コモディティでは、代表的な指数であるS&P GSCI商品指数(配当込、米ドルベース)が40.35%の大幅上昇となりました。WTI原油先物(米ドルベース)は、脱炭素化の動きから大規模油田やシェールオイルの開発が難しい中、世界経済の回復によるエネルギー需要が高まり、55.01%の大幅上昇となりました。金先物(米ドルベース)は、節目となる1トロイオンス1,900ドルを超える場面があったものの、米国による利上げ前倒し観測などの影響を受け、金利のつかない資産として投資妙味が薄れるとの見方から売りが優勢となり、3.51%下落しました。REITでは、欧米やオーストラリアなどでコロナショック前の水準に向けた回復基調がみられ、グローバルREITの代表的な指数であるS&P グローバルREITインデックス(配当込、米ドルベース)は32.50%の大幅上昇となりました。国内は東証REIT指数(配当込み)が11月末にオミクロン株の発生によりやや値を下げたものの、年央にかけて新型コロナウイルスの感染拡大前の高値水準に概ね回復していたことから、19.98%上昇となりました。

 2021年のトータルリターンは、ヘッジファンド、コモディティ、REITの全てがプラスのリターンとなりました。類似ファンド分類別の上位をみると、ヘッジファンドでは「マルチ・ストラテジー」が3.34%の上昇にとどまった一方で、コモディティでは構成銘柄の5割をエネルギーセクターが占める「S&P GSCI商品数連動型」が58.04%、REITでは「国際REIT・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」が46.36%と、それぞれ大幅上昇となりました。

 年間の純資金流出入額(ETF除く)は、部門全体で1,178億円の流出超過となりました。類似ファンド分類においては、「ロング/ショート」が1,616億円、「東証REIT指数連動型」が474億円の流入超過となる一方で、「国際REIT・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」が1,473億円、「国際REIT・北米(為替ヘッジなし)」が1,377億円の流出超過となりました。

 合計560本の候補ファンドの中から選出された5本の内訳は、ヘッジファンドが1本、REITが4本となっています。リスクコントロールなどを行うヘッジファンドや、投資対象地域を日本、北米及び日本を含むグローバルとしたREITが選ばれました。

受賞ファンド対象ファンド560本

主催
MORNINGSTAR

過去のFund of the Year 受賞ファンド

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