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投資信託への資金流出入速報(月一回更新)

国内株式型ファンドが25カ月ぶり第1位獲得、中国株式ファンドの人気も上昇中-2018年3月推計資金流出入

2018-04-03

 モーニングスターの独自推計によると、2018年3月の国内追加型株式投信(ETF除く)の資金フローは6,215億円の純資金流入となり、5カ月連続の流入超過となった。2017年12月以降4カ月連続で6,000億円超の資金が流入している。

大分類別(全10分類)の純資金流入額は、第1位が「国内株式型」で2,920億円となり、25カ月ぶりに第1位になった。年初来3カ月連続で2,500億円以上の資金流入が継続し、勢いを保っている。第2位が「国際株式型」で2,709億円と17カ月ぶりに第1位から順位を下げた。ただし、国内株式・国際株式ともに下落する相場環境の中でも人気を維持した。第3位が「バランス型」の1,511億円となった。一方「国際債券型」は834億円の流出と15カ月ぶりの資金流出規模となったほか、「国際REIT型」も956億円の流出と引き続き資金流出が目立つ。

■「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」が好調、6カ月間で1,200億円超の流入超過

 カテゴリー別に純資金流入額を見ると、第1位が「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」で1,683億円と前月よりも1,054億円減少したものの10カ月連続でトップとなった、第2位が「国内大型グロース」の1,264億円、第3位が「国内債券・中長期債」の900億円となった。「国内債券・中長期債」は先月の155億円の流出から急浮上したが、個別ファンドで流入トップとなった「日興FW・日本債券ファンド」に723億円の資金流入があった影響が大きい。

個別のカテゴリーで注目すべき動きは「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」への流入傾向が半年ほど鮮明になってきていることだ。281億円の流入で第10位となっているが、2017年10月以降の流入額は1,210億円に及んでいる。理由としては上海総合指数のPERは15倍台、香港ハンセン指数のPERは9倍台と比較的割安となっていることや、6%台以上が継続するGDP(国内総生産)成長率の高さなどが挙げられる。

図表 直近12カ月間の「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」の純資金流出入動向

図表直近12カ月間の「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」の純資金流出入動向

出所:モーニングスター
※国内追加型株式投信(ETF除く)
※期間:2017年4月〜2018年3月(2018年3月は推計値)

■情報技術関連や国内小型株ファンドの人気が続く

 個別ファンドで見ると、第2位から第5位は順に、「モビリティ・イノベーション・ファンド」、「未来イノベーション成長株ファンド」、「グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2)」、「ロボット・テクノロジー関連株F-ロボテック-」となった。いずれもカテゴリーが「国際株式・グローバル(為替ヘッジあり/為替ヘッジなし)」に属し、イノベーション、ロボット関連株に投資するテーマ型ファンドで、4ファンド合計で1,270億円の純資金流入額となった。なお第3位となった「未来イノベーション成長株ファンド」は2018年3月に新規設定されたファンドであり、魅力あるテーマとして設定時点では情報通信、ヘルスケア、環境、新素材に関連する企業をボトムアップ・アプローチにより選定する。

 第6位となった「国内小型グロース」に属する「ひふみプラス」は直近の14カ月で4,134億円の資金が流入した結果、2017年2月に初めて純資産残高が1,000億円を超えてから、2018年3月末には5,728億円に達しており資金増加が著しい。同じく「国内小型グロース」に属する第9位の「JPM ザ・ジャパン(年4回決算型)」も2017年10月の設定来で986億円の資金流入となっていて順調に資産規模を拡大している。

※資金流出入の詳細は以下のPDFをご覧ください