fund_beginer fund_search fund_look



投資信託への資金流出入速報(月一回更新)

3カ月連続の流入超過、「国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」は前月比4.3倍−2017年8月推計資金流出入

2017-9-4

 モーニングスターの独自推計によると、2017年8月の国内追加型株式投信(ETF除く)の資金フローは5,224億円の純資金流入となり、3カ月連続の流入となった。流入額は前月に比べて33.7%増加した。

 大分類別では、「国際株式型」が2,628億円の純資金流入と、12カ月連続の流入となり、10カ月連続でトップとなった。第2位は前月に続いて「バランス型」で1,584億円の流入となった。ただ、前月比ではほぼ横ばいだった。第3位は「国際債券型」で前月比2.5倍の1,355億円の流入となった。第4位の「国内株式型」も前月比3.1倍の641億円の流入となり、ともに流入額が前月から大幅に増加した。半面、「国際REIT型」は800億円の純資金流出と、10カ月連続で流出し、流出額でトップ。「国内REIT型」も34億円の流出と5カ月連続の流出となった。

 「国際株式型」をカテゴリー別にみると、全体でトップとなった「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」の流入額が前月比6.2%増の1,012億円と2カ月ぶりに増加した一方、「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」は同3位となったものの、流入額は同17.3%減の650億円と6カ月ぶりに減少した。また、「国際債券型」では、同2位の「国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」への流入額が前月比4.3倍の653億円と急増した。8月は、北朝鮮の核・ミサイル開発を巡る米朝間の緊張の高まりや、米トランプ政権の先行きに対する懸念の広がりから、世界の金融市場では、リスク回避の動きが優勢となる場面が目立った。この流れを背景に、「国際債券型」へ資金が向かうと同時に、「国際株式型」では、北米市場の底堅さもあって先進国株に投資するファンドに買い戻しが入った一方、直近強含んでいたインド株式市場など新興国株式を投資対象とするファンドでは一旦利益を確定する動きが強まったとみられる。

図表:流入額上位3カテゴリーの年初からの推移

図表:流入額上位3カテゴリーの年初からの推移

出所:モーニングスター
※期間:2017年1月から8月まで(2017年8月は推計値)
※国内追加型株式投信(ETF除く)

「野村 PIMCO・世界インカム戦略ファンドAコース」が個別第3位、「野村 インド株投資」は6カ月ぶり減少

 個別ファンドでは、カテゴリー「国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」に属する「(野村FW)債券プレミア」が466億円の流入。3カ月ぶりに流入超過に転じ、全体でもトップとなった。3位には「野村 PIMCO・世界インカム戦略ファンドAコース」が前月比13.9%増の281億円で入り、「(野村FW)債券プレミア」と合わせて「国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」急増のけん引役となった。「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」では、「グローバル・ハイクオリティ成長株式F(H無)」が前月比33.1%増の170億円と4カ月ぶりに増加した。そのほかには、カテゴリー「国内小型グロース」に属する「ひふみプラス」が前月比2.3%増の250億円の流入となり、全体で5位となった。半面、カテゴリー「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」に属する「野村 インド株投資」は前月比10.2%減の368億円と6カ月ぶりに減少した。

※資金流出入の詳細は以下のPDFをご覧ください