投資信託への資金流出入速報(月一回更新)

バランス型に2,000億円以上の流入、4年3カ月ぶりー2019年9月推計資金流出入

2019-10-02

 モーニングスターの独自推計によると、2019年9月の国内投信全体(国内公募追加型株式投信、ETF除く)の資金フローは527億円の純資金流入となり2カ月連続の純資金流入超となった。大分類(全10種)別では、「安定成長」などバランス型に属するカテゴリーが資金を集め、合計で2,196億円と大幅な流入超となった。一方で、月中に日経平均株価が22,000円台を回復し利益確定売りが進んだことなどにより、「国内グロース」など国内株式型のカテゴリーからは軒並み資金が流出し、合計で2,137億円の流出超となった。

 バランス型が流入超となるのは33カ月連続。その中でも2,000億円以上の大規模な流入超となるのは2015年6月以来4年3カ月ぶり。2014年10月以降の過去5年間でも2,000億円以上の流入超となったのは60カ月中、@「2015年3月」、A「2015年6月」、B「2019年9月(推計)」の3カ月のみとなっている。2015年は各資産に分散投資を行うラップ型ファンドが現在と比較して資金を集めていたことなどが影響していると考えられる。

図表:バランス型の純資金流出入額推移

(図表)バランス型の純資金流出入額推移

※期間:2014年10月〜2019年9月(月次、2019年9月は推計値)
※国内公募追加型株式投信(ETF除く)のうち大分類バランス型に属するファンドが対象

 個別ファンドの流入額上位をみると、第1位は「マイバランス50(確定拠出年金)」で497億円の流入超。当ファンドは確定拠出年金専用ファンドで、国内株式30%、外国株式20%、国内債券40%、外国債券10%を基本投資比率とし、3カ月毎にリバランスを行う。4位、8位にも当ファンドと基本投資比率が異なる同シリーズのファンドがランクインしている。これらの3本で合計1,000億円以上の流入超となりバランス型全体の流入に大きく寄与したものの、それ以外のバランス型ファンドにも幅広く資金が流入した。第2位は、先物取引を用いて純資産額の3倍相当額の投資を行い、世界(日本を含む)の資産(株式、REIT、債券)を投資対象とする「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」で431億円の流入超。その他、3つの円資産のみに投資を行う「東京海上・円資産バランスファンド(毎月)」が第10位で187億円の流入超となるなど、投資対象やファンドの特徴が異なるバランス型ファンドが多くランクインした。

※資金流出入の詳細は以下のPDFをご覧ください

投資信託トップページへ

アクセスランキング(過去1週間)

pagetop