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DC、SMA、ETF合計607本に新規レーティング、約5割が4ツ星以上

2017-02-17

 2017年1月末時点でモーニングスターレーティング付与対象のファンドは3,716本となった。1月末からレーティング対象が拡充され、従来対象外であったDC(確定拠出型年金)専用ファンド、SMA(ラップ向け)専用ファンド、ETFが対象となった。これに伴い、1月末はDC、SMA、ETF合計607本に新規にレーティングを付与した。レーティングの分布(図1)を見ると、DC、SMA、ETFは5ツ星、4ツ星の占める比率が合計で約5割となっているのに対して、DC、SMA、ETFを除いた国内投信は同比率が約3割に留まる。DC、SMA、ETFは一般的な投信に比べて総じてコストが低く、特に長期のパフォーマンスでプラスに働きやすいことなどから、高レーティングが相対的に多くなっている。

(図1)国内投信のレーティング分布

(図1)国内投信のレーティング分布

出所:モーニングスター作成

 DC、SMA、ETFを除くファンドのうち、同月末時点における純資産残高が10億円以上、かつ前月とカテゴリーが同一のファンドは1,969本で、うちレーティング新規は27本、上昇は132本、維持は1,541本、低下は269本という内訳であった。

「新成長株ファンド」、過去10年のリターン、シャープレシオともにカテゴリー平均上回る

 レーティングが上昇したファンドのうち、5ツ星を獲得したファンドは「新成長株ファンド」など21本。

 モーニングスターカテゴリー「国内小型グロース」に属する同ファンドは、国内上場企業の中から、新たな成長局面に入りつつあると判断される成長企業に厳選して投資する。高い成長余力を有しながら、経営上の課題・困難のために本来の実力を発揮できなかった企業の中で、それらの経営障壁を克服しつつある企業を新成長銘柄(再成長銘柄)とする。

 同ファンドは2017年1月末時点で小売業、サービス業が組入業種の上位を占め、両セクターを合わせた組入比率は35%を超える。2016年11月の米大統領選挙後の世界的な株高を背景にした国内株高の局面だけでなく、年明け以降の円高局面でも優位性を発揮し、足元では堅調なリターンが続いている。

 同ファンドの2017年1月時点の過去10年間のトータルリターン(年率)は6.16%と、モーニングスターカテゴリー「国内小型グロース」平均を1.36%上回った。また、同期間のシャープレシオも0.31と同分類平均を0.08上回っており、相対的な効率性も優れている。

(図2)過去10年間のトータルリターン(年率)の推移

(図2)過去10年間のトータルリターン(年率)の推移

※2017年1月末現在
※ファンド:新成長株ファンド、カテゴリー平均:モーニングスターインデックス 国内小型グロース/類似(単純)
出所:モーニングスター作成

新規5ツ星は2本、マザーファンドを同じくするファンドが79カ月5ツ星獲得中

 新規付与で5ツ星を獲得したファンドは、「J−REITオープン(資産成長型)」と「J−REITオープン(毎月決算型)」の2本。両ファンドはマザーファンドを同じくし、日本の不動産投資信託証券(J―REIT)を主要投資対象とする。

 「J−REITオープン(資産成長型)」の2017年1月末時点の過去3年間のトータルリターン(年率)は12.69%と、同ファンドが属する「国内REIT」カテゴリー平均を1.56%上回った。また、シャープレシオは1.30とカテゴリー平均を0.27上回っており、運用の効率性も優れている。

 なお、同じマザーファンドの「J−REITオープン(年4回決算型)」は、2010年7月以降、79カ月連続で最高位の5ツ星を獲得しており、国内投信では最長となる。

〜モーニングスターレーティングとは〜

 モーニングスターでは、3年以上の運用実績を有するファンド(注1)に対して、定量データに基づき5段階のモーニングスターレーティングを付与している。具体的には、あるファンドが同じモーニングスターカテゴリー(「国内大型ブレンド」など)に属するファンド群と比較して、運用効率(シャープレシオ:注2)が高ければ★の数が多くなる仕組みで、最上位は5ツ星(★★★★★)である。レーティングは、直近3年間、5年間、10年間のほか、それらのより長期のレーティングが重視されるよう加重平均した「総合」を公表している。

注1:国内公募追加型株式投信(確定拠出年金向けファンド及びラップ口座専用ファンド、ETF等は除く)が対象。
注2:リスク調整後のリターンを計る指標。2つのファンドが同じリターンであれば、リスク(リターンのブレ幅)が小さい方がシャープレシオの値が高くなる。同様に、同じリスク(〃)であれば、リターンが高い方がシャープレシオの値が高くなる。厳密には、モーニングスターが独自に算出する「モーニングスターリターン」と「モーニングスターリスク」によってリスク調整後のリターンのスコアを測定し、レーティングを付与している。

参考:ファンド詳細ページで表示されている「モーニングスターレーティング(総合)」
ファンド詳細ページで表示されている「モーニングスターレーティング(総合)」

出所:「DWSユーロ・ハイ・イールド債券ファンド(毎月分配型)Aコース(円ヘッジあり)」のファンド詳細ページより抜粋

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